【2025年3月登場予定！ダイワのNEWタイラバ】紅牙カレントブレイカートリニティβが狙ったコトは!?

2024年12月25日

今、ダイワの公式webサイトが見ていて楽しい。

ズバリ、2025年のNEWアイテムたちが続々と顔見せし始めているからだ。

衝撃的な「25 SALTIGA」は、間違いなく話題の中心。来年の主役になるだろう。

もちろん全カテゴリーを網羅するダイワだけに、25SALTIGA以外にも続々と多彩なNEWアイテムが公開されている。そして、まだ情報公開がなされていない隠し玉も多く存在するはずだ。だから、見ていてワクワクする（笑）。

■ダイワ公式webサイト新製品一覧ページ
https://www.daiwa.com/jp/product/newproductlist/

なるほど、そうきたか「紅牙」

そんな〝NEW〟な顔ぶれををニヤニヤしながら拝見している中、初見では「ん？なぜコレが新製品？」と思ったアイテムが。

それがこちら。

ご存じダイワのタイラバブランド「紅牙」が2025年に繰り出す提案のひとつがコレだ。さて、先にも触れた通り、なぜこれが新製品？と思ったのだ。パッと見では。読者の中にもそう感じられた方がいるのではないだろうか？

恐らく既視感を覚えるのは、紅牙カレントブレイカートリニティαの存在があるからではないだろうか。

△こちらは紅牙カレントブレイカートリニティα

しかし、似ているが異なる。よく見ると細部が異なるのがビジュアル的にも分かってくるが、公式webサイトの解説を読むと「ナルホド」であり、コンセプトが面白い。紅牙カレントブレイカートリニティαをベースにしながらも、また違う役割を軸においた「β」の特徴を駆け足でご紹介！

改めて25NEWアイテムである紅牙カレントブレイカートリニティβを見ていこう。

トリニティβの最も特徴的な部分がヘッドに対するユニットが出てくる位置。

ヘッドへのバイトを確実に獲るために

ヘッド中央部寄り、オフセットされた位置からユニットが出ることになる。これはヘッドを噛んでくるターゲットに対してのさらなるアドバンテージを得るためのチューンナップ。

タイラバのメインターゲットとなるマダイは、時としてヘッドそのものを目掛けてバイトしてくるケースも多いという。これは以前から実際のフィールドで紅牙テスター陣、開発陣が発信してきたこと。例えば、同じく紅牙の「玉神」シリーズも玉（ヘッド）を噛むことから、玉噛み→玉神というネーミングになったと聞く。

つまりはヘッドアタックをしてくるターゲットに対し、であるならばヘッドとユニットの距離を近くしてバイトに至らせる…そんな狙いがあるのだ。

△ユニットの出る位置がヘッド中央部に近い

フックには言わずと知れたSaqSas。紅牙フックサクサスのSサイズを標準搭載。

ドテラ流しに最適！ツインカーリーRネクタイ

また、標準搭載となるユニットのネクタイには、紅牙シリコンネクタイツインカーリーRを採用。水流をつかみ、異なる2つの波動でターゲットを魅了するツインカーリーはドテラ流しにもバッチリで、複雑な波動で魚を寄せる。

トリプルタングステンボトムセンサー

そしてトリニティの名を冠するだけに、そのアイデンティティともいえるタングステン製の3つのボールが搭載されている。このトリプルタングステンセンサーがアングラーにボトム着底を高い感度で伝える。

さらに、3つボールを配置することで着底時のヘッド角度が変わっても着底感度を高レベルで維持する。

ヘッドは鉛製でありながら、タングステンボールを配することで非常に感度の高いヘッドとなっているのもアングラーにはうれしいところだ。

当然「β」が付く通りβシステムに対応しており、ユニット交換はメチャ楽！

タイラバは手軽に始められる。けれども突き詰めていくと無限大といえるほどに、その日その時のパターンが存在したりするから面白い。ヘッドを噛みにくるターゲットもいれば、ユニットだけをついばむようなバイトを出すこともあるだろう。

紅牙は、フィールドから得た経験を反映させる。紅牙カレントブレイカートリニティβも、数多くあるタイラバの正解のひとつとなるだろう。

ウエイトは60～250ｇとドテラ・ディープ攻略までを視野に入れたラインナップ。また、当然ながらヘッド単体での販売（紅牙カレントブレイカートリニティβヘッド）もあり、セットと同様のウエイトラインナップ＆カラーが用意されている。