池内 修次 直伝!「ez-Qキャスト 喰わせ」のアクションを徹底解説!
皆さん、こんにちは〜!デュエルの池内修次です。
今週も、アオリイカ情報はもちろんのこと、デュエル&ヨーヅリの最新情報をお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いします!
池内 修次 (Shuji Ikeuchi) プロフィール
さて、今週のイカ曜日は…!!!
今週は「ez-Qキャスト 喰わせ」のアクションを解説!
先週に続きDUELの「ez-Qキャスト 喰わせ」通称“パタパタ”のアクションの付け方などを紹介します。
前回はパタパタの特徴やシャクリの強弱などを紹介しましたが、今週は実際にフィールドに行ったときに活躍するテクニックについて解説していきたいと思います。
実は勘違い!?沈下速度は早め!
まず、注目してほしいのが「ez-Qキャスト 喰わせ」のウエイト。
皆さん、シンカー(オモリ)がボディ内部に搭載されているので軽いと思っていませんか?それゆえ、沈下速度も遅いと勘違いされている方も多いのではないでしょうか?
実はそれ、大間違いです!!
むしろ少し早いくらいなんですよ!
「ez-Qキャスト 喰わせ」は自重が17gで1m沈むのに3.2秒で沈下していくので、「LQダーター」よりも0.1秒速くアオリーQやフィンエースと同じ速度で沈下していきます。
ですので、あまりゆっくり待ち過ぎると根掛かりのリスクを伴いますのでご注意くださいね。
DUEL公式「ez-Qキャスト 喰わせ」詳細ページはコチラ
なので、私が推奨しているのがV字でポイントを探っていく方法になります。
「ez-Qキャスト 喰わせ」はダートを得意としないので、およその水深の半分くらいから3回くらいのシャクリを入れてフォール時間を少し長めに取ります。
3回シャクって3秒待てばおよそ同じ水深まで沈下してきます。逆に3秒ではなく5秒待ってあげると2秒分沈下するので、約60cm先程より沈むことになり、少しずつ底付近を探ることができます。
それを、キャストした着水点から約真ん中くらいまで徐々に沈めていき、中間地点より手前は逆にシャクった回数より早めに次のシャクリに入ると、徐々にエギは浮いてきます。
その様にして、エギを水中で横から見たときにV字にさぐってきた時のどこでアタリがあったか、アオリイカが好んでいる水深を把握して攻めると効率良く釣ることが出来るって事です。
この「ez-Qキャスト 喰わせ」ですが、基本的に大きくシャクル事は厳禁って事は前回もお話ししましたが、実際にどのくらいのシャクリをすればいいのか?
おおよそですが、手首のスナップと腕の肘までの稼働範囲内でOK!なので、範囲でいえば30cmも腕は動かしてはいません。
肘から肩まではほぼ動かさないイメージで、硬くならずにコンニャクを「ポヨンポヨン!」と上下させるイメージで竿の穂先を動かしてもらえればバッチリです!
それ程強くシャクル事が要らないってことなんです。
エギングではPEというほぼ伸びのないラインがメインとなってきていますので、小さな動きでもエギはしっかりと水中で動いてます。
なので、竿先を必要以上に(シャクリ以外に)に動かしてしまうと余計な操作がエギに伝わってしまいます。エギが安定フォールせずに頭を上げたり下げたりしてしまうと、アオリイカに違和感や警戒心を抱かせてエギを抱かない…ってことになってしまいます。
必ずシャクった後のラインは少し緩めにしておき、そのラインの動きを集中して見て違和感があれば全てアワセてください。
合わさなければ釣れない釣りですので違和感があれば合わせるをして、もし違ってもシャクリの延長になりますから全然大丈夫です!
必ず、アタリがわかるようになってきますので集中して頑張って見てくださいね。
まとめ
最後に簡単にまとめます。
まず、キャスト後中層まで沈めてコンニャクを上下させるように竿を動かし、その時に一回シャクルのに対し一回リールを一回転させを3回し、中間地点まで5秒くらい待ち中間地点過ぎから3回シャクリ2秒でまた3回シャクルをして手前まで探ってくることをして見てください。
もちろん、深いエリアや逆に浅いエリア、流れのキツいエリア手前にシモリが多いエリアなど状況がいろいろなので一概にはこの方法で100%ってことではありませんが、このことを応用して試して見てくださいね。
この内容は、まずパタパタで釣果が出ない方や使った事がない方に向けての情報になりますので、中級者のパタパタアングラーさんにはまたとっておきのパタパタ使用方法がありますの、ぜひ今後の各地で行われますフィッシングショーや店舗イベントで個々に聞いてくださいね。その地域での特別な使い方もありますので必見ですよ!
では、また来週の毎日がイカ曜日をお楽しみに〜!