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【狙いすまして短時間勝負】冬の一杯をモノにする/川上英佑の釣行レポート

寄稿:川上 英佑
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12月に入り、気温も先月よりもグンと下がり冬らしい季節となりました。

高水温の影響があり11月まではデイゲームで狙いやすかったアオリイカも、12月ともなればほとんどのエリアが“マヅメ~夜間の回遊待ち”となります。

水温が下がってきたとはいえど、太平洋側は関東でもようやく20℃を切った状態で、ナイトゲームの回遊待ちであれば釣りやすい水温。私もイベントの合間を縫って、ホームの三浦半島の冬イカを狙ってきました。

川上 英佑(KAWAKAMI EISUKE) プロフィール

ショアをメインにオフショアからのエギングにも精通するYAMASHITAエギングマイスター。 エギング歴は20年に及ぶ。エギングが認知されてまだ間もない頃からYAMASHITAのプロスタッフとして活動、その活動範囲は国内外問わず幅広く、東南アジアからオセアニア、ヨーロッパ、南アメリカと世界中に及ぶ。また世界各国でエギングを行い、またエギングセミナーを開催。ロジカルなセミナーは海外でも人気が高い。

冬イカ狙いの釣行

狙った時間帯に高確率で釣れるのも高めの水温で推移する年の傾向。今回はマヅメ~日没後2時間まで、と決めて明るさの残る時間帯にポイントに入り、コースを撃ち分けて潮の流れの強さと水深、沈み根の位置を把握したら、通しやすいコースを集中して狙います。

高活性なイカと地形を素早く探るため沈下速度が速くアピール力の高いエギ王 SERCHで扇状に探った後、エギ王 LIVEのダートアクションで表層と中層を探っていきます。

太陽が完全に沈み、ほぼ夜になった状態でエギ王 Kの3.5号、カラーはボルカノロックにローテーション。

エギ王K3.5号/080 ボルカノロック

潮が僅かに効き始め、暗がりの向こうに潮目らしきヨレが見えたと思ったタイミングで、フォール時に「トン」と今まで無反応だったレンジとコースで生命反応。

アワセを入れても針に何かが触れる手応えが無いため、エギの後ろに居るとイメージしながら、ゆっくりとしたフォローのシャクリを2~3回。再びフォール時に引っ張るまでいかないような、ラインに若干のダルさとも言えるような重さの違和感。

アワセを入れるとしっかりとロッドが弧を描き、高水温期特有のパワーのある手応え。ギャフを撃って取り込んだのは、1㎏には届きませんでしたが、スタミナのある良型の冬イカ。

高水温期の晩秋から初冬のアオリイカは他のシーズンの同サイズと比較しても、ボディのコンディションが良く肉厚で良く引きます。

日没後の1時間以内と、イメージよりも早い時間に良型に出会えたので満足して納竿。非常に幸先の良い冬シーズンのエギングを堪能できました。

皆さんも是非、1パイの価値が高い冬イカにチャレンジしてみてください。驚くほどパワフルなファイトを見せてくれるイカが回遊してきます。

関連情報

釣れるタイミング「マヅメ」について、より詳しく解説している動画がこちら。ぜひ合わせてチェックしてみてください。

エギングのチャンスタイム“マヅメ” 一体どの状態までがマヅメなのか!?有効な時間帯を光量を例に解説!【エギングレッスン】

出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」

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ヤマシタ

「ヤマシタ(YAMASHITA)」は、神奈川県横浜市の老舗釣具漁具メーカー「ヤマリア」のエギング、イカ釣り、タイラバ、タコ釣りなど、海釣り用品に特化したブランド。特にエギングへの造詣は深く、エギのスタンダートである「エギ王」シリーズや、「ケイムラ」カラー、「490グロー」カラーなどを送り出し、最新のテクノロジーでエギングの世界を変え続けている。

 

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