ショア遊びお任せのパワーマスター
テンリュウのショアゲーム用ロッドの一大シリーズが「パワーマスター」。
ショアからのゲームフィッシングといってもライトからヘビールアーまで、使用するルアーもフィールド・状況によって異なってくる。
パワーマスターは、例えばショアジギング、あるいはショアプラッギング、そのあたりのライトからヘビーまでをカバーするラインナップが揃っています。
出典:テンリュウ公式
元々パワーマスターは「パワーマスター・ライトコア」や「パワーマスター・ヘビーコア」、「パワーマスター・プラッギング」と別れていたが、それらを統合して「パワーマスター」となった経緯があるだけに、ラインナップも全11機種とボリューム溢れる展開だ。
品名 | タイプ | 全長 ( m [ft]) |
継数 (本) |
調子 | 仕舞寸法 (cm) |
ルアーウェイト (g) |
ライン (PE/号) |
最大ドラグ (kg) |
リアグリップ (mm) |
先径 (mm) |
自重 (g) |
使用繊維 カーボン/グラス (%) |
本体価格 |
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PM972S-M | S | 2.92[9’7″] | 2 | RF | 150 | MAX60 (Best Plug 30 , JIG 40) | MAX 3 | 4 | 410 | 2.1 | 204 | 99/1 | ¥46,500 |
PM972S-MH | S | 2.92[9’7″] | 2 | RF | 150 | MAX80 (Best Plug 50 , JIG 60 ) | MAX 3 | 4.5 | 410 | 2.3 | 215 | 99/1 | ¥48,000 |
PM1022S-M | S | 3.10[10’2″] | 2 | RF | 159 | MAX60 (Best Plug 30 , JIG 40) | MAX 3 | 4 | 455 | 2.0 | 214 | 99/1 | ¥48,500 |
PM1022S-MH | S | 3.10[10’2″] | 2 | RF | 159 | MAX80 (Best Plug 50 , JIG 60 ) | MAX 3 | 4.5 | 455 | 2.3 | 233 | 99/1 | ¥50,000 |
PM1102S-MH | S | 3.35[11’0″] | 2 | RF | 171 | MAX80 (Best Plug 50 , JIG 60) | MAX 3 | 4.5 | 465 | 2.4 | 298 | 99/1 | ¥56,500 |
PM1072S-MH | S | 3.23[10’7″] | 2 | RF | 166 | MAX100 (Best Plug 50 , JIG 80) | MAX 3 | 4.5 | 425 | 2.5 | 271 | 99/1 | ¥54,000 |
PM1263S-MH | S | 3.81[12’6″] | 3 | RF | 133 | MAX100 (Best Plug 50 , JIG 80 , FloatRig 60) | MAX 3 | 4.5 | 510 | 2.6 | 345 | 97/3 | ¥62,000 |
PM1002S-HP | S | 3.05[10’0″] | 2 | RF | 156 | MAX100 (Best Plug 70 , JIG 80) | MAX 5 | 7.5 | 495 | 2.4 | 380 | 97/3 | ¥57,500 |
PM1002S-HH | S | 3.05[10’0″] | 2 | RF | 156 | MAX120 (Best Plug 90 , JIG 100) | MAX 6 | 9 | 495 | 2.6 | 385 | 98/2 | ¥58,500 |
PM1002S-X | S | 3.05[10’0″] | 2 | RF | 156 | MAX150 (Best Plug 120 , JIG 130) | MAX 6 | 9 | 495 | 2.7 | 395 | 99/1 | ¥59,500 |
PM9102S-XX | S | 3.00[9’10”] | 2 | RF | 154 | MAX180 (Best Plug 140 , JIG 150) | MAX 8 | 10 | 495 | 2.8 | 432 | 99/1 | ¥60,500 |
ルアーウエイトにMAXウエイトと共にBestがジグとプラグに記されていることからも分かるように、ジグでプラグでその範疇で扱えるバーサタイル性を持つロッドでもある。
パワーマスターの特徴
そのため、ショアでどんなゲームで遊ぶかによって選べる範囲は広い。まずシリーズ全11機種全体で、大きく分けるとするならば上記スペックの適応PEをご覧頂きたい。7機種に関してはPE3号がMAXに、残るPM1002S-HP、PM1002S-HH、PM1002S-X、PM9102S-XXに関してはPE5~8号MAXとなっており4号以上のPEの使用を前提としている。前者7機種がいわゆるライト、後者4機種がヘビーになるだろう。
そのため、ガイド径などが異なる。ヘビーモデルとなる4機種の内、M1002S-HP、PM1002S-HH、PM1002S-Xに関してはトップリング径は#12、シリーズ最もパワーのあるPM9102S-XXに関しては#16と大口径リングとなっているのが特徴で、ライトモデルと比較し太糸を使用した際もスムーズなライン放出が可能。
また、ヘビーモデルについてはロングフォアグリップを採用し、ファイト時のアドバンテージとなる仕様に。
全機種ともにC・N・Tをコンポジット。ある程度張りがあり、ルアーをしっかりと飛ばせるのは共通のコンセプトであるが、粘り要素をアップさせるC・N・Tの存在。
キャスト時にはティップの収束速くしっかりと飛んでいくのだが、ファイト時には負荷なりに曲がっていく頼りになるロッドだ。
ブランクスはアンサンド仕様とし、軽量化にも成功。
リールシートはダウンロック式。不意に緩んで重心バランスが崩れたり、トラブルに見舞われることも少ない仕様だ。
もちろんテンリュウらしさの西陣織使用のカーボンシートも。リールシート部やジョイント部に〝らしさ〟を感じることができるはずだ。
また、大型との対峙を想定した機種にはソフトギンバルキャップ・BRCがセットに。
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