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大江川水系でハードルアー縛り40名・ソフトルアー縛り40名の大会「Forty×Forty」を開催! 気になる結果は?【水野浩聡のワンモアフィッシュ】

連載:水野浩聡のOne more fish
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水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

こんにちは‼︎ 水野 浩聡です!

あっという間に12月ももう中旬へと差し掛かってきてますね。ホント時間があまりにも早く過ぎてしまって、まだまだ年内にやりたいこといっぱいあるし、当然冬の釣りにもガッツリ時間割きたいし…で、毎日大事にしないと…と活動している日々。

今回の大会「Forty×Forty」は参加者がハードルアーか? ソフトルアーか?を選択! そしてほぼ同じ人数で同じ日に釣りをしたらどんな結果が出るのか?という企画!

ゲストプロアングラーを含めると総勢93名が参加

今週は、主催させていただいているハードルアーのみを使った釣り大会「Hard Bait MEETING」ではなく、ちょっとルールを変えて、フィールドの傾向がより読み取れるようにと、参加してくださった方にハードルアーかソフトルアーかを選択していただき、ほぼ同じ人数で同じ日に釣りをしたらどんな結果が出るのか?という企画、その名「Forty×Forty」という釣り大会を開催。
ハードルアー40名、ソフトルアー40名という人数枠でしたが、毎度この中部水系での大会はありがたいことにものの一時間足らずで定員いっぱいとなり、今回は少し増枠して、ゲストプロアングラー様を含めると総勢93名という規模で大会をさせていただきました。

スペシャルゲストとして佐藤信治プロ、まーもプロなども参加してくれました

今回は、スペシャルゲストとして、中部の大先輩でもあり、業界屈指のハードベイターでもあるサトシンさんこと佐藤信治プロの他、ジャッカルTEAMからはまーもプロ、若手の松田プロ、徳田プロも大会を盛り上げに足を運んでくれました。
忙しいところ、皆様本当にありがとうございます‼︎

 

2尾長寸! 競技エリアは岐阜県・海津漁協をスタート拠点に、大江川本流、同水系にあるヨット池と牛池

そして、競技エリアは岐阜県・海津漁協をスタート拠点に、大江川本流、同水系にあるヨット池と牛池も入れ、使用ルアーだけでなく、場所のセレクトも戦略に入れていただけるように設定。(釣ったバス2尾の合計長寸)。

果たして結果は…。

優勝…44.5cm+34.5cm=79cm
ヨット池の風の当たるハードボトムにてイモケムシ40エラストマーのリアクションダウンショットで連発、5本キャッチ

ヨット池にて、強い北西風の当たるハードボトムエリアでイモケムシ40エラストマーのリアクションダウンショットを使用し、朝イチに44.5cmをキャッチした後、10時すぎくらいから怒涛の連発をしたそうで計5本キャッチし見事優勝。

2位…47.5cm+29cm=76.5cm
東大江でアラバマでキッカー! 西大江のカバーをパワーフィネスで!

東大江川にて、アラバマ+フィッシュローラー3〜5インチ のセッティングでキッカーとなる47.5cmをキャッチ。その後、西大江川のカバーでパワーフィネスの”吊るし”にて追加をし、見事リミットメイク

3位…28cm+31.5cm=59.5cm
西・東大江の中上流の足元・沈みモノをヴィローラマイクロとブレーバーマイクロのダウンショットで!

西、東大江の上流から中流付近にある足元の杭沿いや沈みモノに、ヴィローラマイクロ1.5inchブレーバーマイクロ3inchをそれぞれダウンショットで使用。計4本のバスをキャッチ)

 

キッズ賞…37.5cm
東大江川のカバーをビーク∔ジミーヘンジのパワーフィネスで!

東大江川のカバーで、朝イチにビーク3.3g+ジミーヘンジのパワーフィネスセッティングにてグッドコンディションをキャッチ。

レディース賞…23.5cm+27cm=50.5cm
ヨット池のウィンディーサイドをヤマタヌキのノーシンカーで連続キャッチ

ヨット池のウィンディーサイドにフィーディングで差してくるバスを、ヤマタヌキのノーシンカーで丁寧なブレイク攻めで連続キャッチ。優勝者と同様に、ヨット池の回遊傾向のあるバスを立て続けに釣っていけたそう。

 

クリアアップの大江川ではハードルアー枠の釣り人は苦戦!
風が吹くと威力を増す大穴ヨット池の存在

多くの参加者の皆さんが大江川をメインにしていましたが、数日前からの水質のクリアアップが影響し、ハードルアー枠の皆さんはかなり苦戦されていた様子。
TN38やレベルバイブブースト、ソウルシャッド58SPなどの、この時期のド定番の釣りでもキャッチされていたアングラーさんはみえましたが、どれも単発だったようで、2本のリミットを揃えてこられた方はおらず…。
そんなクリアアップした大江川では、バスのレンジや目線が下がり、身を隠せるストラクチャーにタイトについていたようで、そこを移動距離を抑えたリグやアラバマ系で釣果を出された方がかなり多かったです。
しかしながら、唯一と言ってもいいくらい、水に色が付いていた東と西大江川のそれぞれ競技エリア上流部での釣果が目立っていました。

深さと広さのあるヨット池は季節進行が遅く、風が吹いた時にブレイク回遊バスが連続ヒット

また、大江川よりも全体的な深さと広さのあるヨット池は、季節の進行が少し遅く、ブレイクを回遊するバスがまだまだ多くいて、その魚とリンクしやすいウィンディーサイドで釣りをしていた方にバイトが集中‼︎
時合的な釣れ方をしていて、良い場所でしっかりと時間を使って釣りをしていると、突然連発する‼︎という傾向だったようです。

この結果だけでも、すぐお隣りのフィールドで同じ水系なのに、大江川とヨット池とで季節感が若干違うのがよく読み取れますね。

いよいよ初冬に入った感じもするけど、一発狙いのストロングパターンには「もうひと冷え」必要かも⁉

現状としては、初冬にいよいよ突入した感は否めませんが、ビッグベイトやアラバマ径で一発デカいのを狩る‼︎というにはまだ少し早い気もしていて、これらの釣りで30cm台のバスも持ち込まれていたことからも、デカい個体だけを狙うストロングパターンと呼ぶには、”もう一冷え”あっても良いかと。
まだまだアベレージサイズからのバイトも多く、単純に魚だけを釣ることだけにフォーカスを当てた場合、真冬よりもその釣り方のバリエーションはまだまだ多いので、それが、完全に冬‼︎とは言い切れない理由でもあります。

しかしながら週間予報を見ると12月中旬にはさらなる寒波がやってくる予報で、小さめの雪マークなども付いているので、ここから冬モードに向かって徐々に季節が進んでいくのか?
はたまた、一気に冬突入!という感じになるのか?
その辺は、当たり前のことですが、今後の天候に大きく左右されそうなところです。

ということで、これだけたくさんの方々にご参加いただき、寒波が襲来した荒れた天候となった大会当日ですが、皆さんが最後まで釣りをしてくださったおかげで、今の季節感や傾向を明確に知ることができました。
本当にありがとうございました‼︎
また、ハードルアーについての話しや、今後の展望などの話しをしていただきましたゲストプロアングラーの方々、改めてありがとうございました‼︎

サトシンさんのハードベイト理論は、やっぱり思わず聞き入ってしまったし、皆さんにもっともっとバスフィッシングを深く知って、もっともっと楽しんでもらいたい‼︎という熱い気持ちも大会後の話しでヒシヒシと伝わってきて、ホントに勉強になったし、共感できる部分も多く、またすくまにでもサトシンさんを呼びたいくらいですw

また、大会開催にあたり、ご協力ご協賛いただきました海津漁協様、メーカー様、ショップ様、本当にありがとうございました‼︎

年内の水野・主催大会は終了!
年明けは1月4日土曜日から一発目の大会「BIG FISH BATTLE」を開催予定‼︎

水野の主催大会は、年内はこれで終了ですが、年明け1/4(土)から一発目の大会「BIG FISH BATTLE」を開催予定‼︎
僕のInstagramにて、後日告知させていただきます‼︎

水野浩聡  公式インスタ↓
https://www.instagram.com/hiroaki_mizuno0902/

 

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