欲しいが見つかるトラウティア フェリーク
テイルウォークのトラウトロッド「トラウティア フェリーク」をご紹介したい。
トラウトロッドといっても実のところ使うフィールドの特徴、使用するルアーなどによっても細かく分かれるところで幅が広い。
ところがこの「トラウティア・フェリーク」のナイスな点というと、ラインナップのボリュームが豊富であるところ。硬さや長さ、ベイト・スピニングといったところはもちろんなんだけれど、2ピース、マルチピース、さらにはテレスコピックまでバリエーションが豊富な全14機種が揃う!
MODEL | LENGTH(ft.in) | PIECE | CLOSED LENGTH(cm) | ROD WEIGHT(g) | LURE WEIGHT(g) | LINE WEIGHT(lb) | RETAIL PRICE(JPY) |
S411L/G | 4’11” | 2 | 78 | 84 | max 7 | max 6 | 20,000 |
S50L | 5’0″ | 2 | 79 | 80 | max 7 | max 6 | 20,000 |
C43L | 4’3″ | 2 | 68 | 82 | max 7 | max 6 | 19,000 |
C46L/FSL | 4’6″ | 2(B) | 118 | 84 | max 7 | max 6 | 24,000 |
C49L/G | 4’9″ | 2 | 76 | 83 | max 7 | max 6 | 20,000 |
C52L | 5’2″ | 2 | 82 | 85 | max 7 | max 6 | 20,000 |
S50L/G-P4 | 5’0″ | 4 | 42 | 80 | max 7 | max 6 | 23,000 |
S51L-P4 | 5’1″ | 4 | 43 | 78 | max 7 | max 6 | 22,000 |
S56ML-P5 | 5’6″ | 5 | 38 | 90 | max 10 | max 8 | 23,000 |
C49L/G-P4 | 4’9″ | 4 | 41 | 80 | max 7 | max 6 | 23,000 |
S38UL-T | 3’8″ | 6 | 32 | 77 | max 5 | max 5 | 21,000 |
S50L-T | 5’0″ | 6 | 40 | 82 | max 7 | max 6 | 22,000 |
C43L-T | 4’3″ | 6 | 38 | 81 | max 7 | max 6 | 22,000 |
C50L-T | 5’0″ | 7 | 41 | 85 | max 7 | max 6 | 23,000 |
2ピースモデル
オーソドックスなセンターカット2ピースモデル(C46L/FSLはバットジョイント)にはS:スピニング、C:ベイトキャスティング共に充実。ブランクスにグラスマテリアルを採用したモデルにはGが付く。またカーボンフルソリッドにはFSLが付く、つまりC46L/FSLはフルソリッドモデルだ。
モデル | 全長(ft.in) | 継数 | 仕舞(cm) | ロッド自重(g) | ルアーウエイト(g) | 適合ライン(lb) | 本体価格(税別) |
S411L/G | 4.11 | 2 | 78 | 84 | max 7 | max 6 | 23,000円 |
S50L | 5.0 | 2 | 79 | 80 | max 7 | max 6 | 20,000円 |
C43L | 4.3 | 2 | 68 | 82 | max 7 | max 6 | 19,000円 |
C46L/FSL | 4.6 | 2(B) | 118 | 84 | max 7 | max 6 | 24,000円 |
C49L/G | 4.9 | 2 | 76 | 83 | max 7 | max 6 | 20,000円 |
C52L | 5.2 | 2 | 82 | 85 | max 7 | max 6 | 20,000円 |
スピニングではS50LとS411L/G。S50Lはどこでも、何にでも対応する非常にバーサタイル性の高いモデル。S411L/Gはグラスならではの乗せ感、バイトの弾きがたさを堪能できるモデルだろう。
ベイトモデルは全体的にキャストアキュラシーを重視したモデルが目立つ。軽量ルアーを思い描いた場所へと打ち込めるショートモデルのC43L。中流域までをフィールドとするならバーサタイル性も高いC52Lも選択肢だ。
ベイトモデルにも個性溢れる機種たちが。グラスのベイトモデルとしてC49L/G。こちらも軽量ルアーのウエイトを乗せて狙ったピンを撃て、絡めとるようにバイトを乗せることができるモデルだ。
そしてC46L/FSL。フルソリッドを活かした、乗せ感良しなモデルで釣り味も面白いモデルだ。もちろん、そのしなりを活かして絶妙な反発力でルアーを飛ばすことが可能で、場所的に大きく振りかぶれないような場所でも重宝する。
テレスコピック(振出)モデル
テレスコピックモデルも面白い存在。テレスコピック(振り出し)が採用されるモデルは機種名末尾に「-T」が付く。
スピニング2機種、ベイト2機種のラインナップで、とにかくこの傾向性は渓流を移動する際にも引っ掛かることもなく非常に便利。パっと振り出してすぐにロッドとして使えるのもメリットだ。
モデル | 全長(ft.in) | 継数 | 仕舞(cm) | ロッド自重(g) | ルアーウエイト(g) | 適合ライン(lb) | 本体価格(税別) |
S38UL-T | 3.8 | 6 | 32 | 77 | max 5 | max 6 | 21,000円 |
S50L-T | 5.0 | 6 | 40 | 82 | max 7 | max 6 | 22,000円 |
C43L-T | 4.3 | 6 | 38 | 81 | max 7 | max 6 | 22,000円 |
C50L-T | 5.0 | 7 | 41 | 85 | max 7 | max 6 | 23,000円 |
いずれも、ワンピースロッドとそん色ないベンディングカーブを求めて試行錯誤したアイテムたちで、その曲がりは極めてスムーズ。
S38UL-Tといった3.8フィートの超コンパクトモデル。いつでもどこでも持ち運べる、メインロッドとしてもサブロッドとしても重宝するULモデル。
S50L-Tというスピニングの5フィートは、2ピースモデルにもあるようにスピニングのバーサタイルモデルといえるだろう。
ベイトモデルにはC43L-T、C50L-Tと、ショートのC43L-T、バーサタイル性高いC50L-Tと選択肢があるのもうれしいところだ。
マルチピースモデル
そしてマルチピースモデル。マルチピースモデルには「P〇」という表記。例えばP4なら4本継、P5なら5本継を表す。こちらもマルチピースということを感じさせない違和感のない曲がりを意識して作られた。
モデル | 全長(ft.in) | 継数 | 仕舞(cm) | ロッド自重(g) | ルアーウエイト(g) | 適合ライン(lb) | 本体価格(税別) |
S50L/G-P4 | 5.0 | 4 | 42 | 80 | max 7 | max 6 | 23,000 |
S51L-P4 | 5.1 | 5 | 43 | 78 | max 7 | max 6 | 20,000円 |
S56ML-P5 | 5.6 | 5 | 38 | 90 | max 10 | max 8 | 23,000円 |
C49L/G-P4 | 4.9 | 4 | 41 | 80 | max 7 | max 6 | 23,000円 |
非常に汎用性の高いスピニングモデルならS51L-P4。S56ML-P5は「ML」とパワだ。5フィート6インチのレングスもあり、ずばり大型トラウト類を狙うためのモデルで、なおかつ仕舞寸38cmということで、あの大物が潜む地までのトレッキングを楽にしてくれるモデルといえるのでは?
そしてS50L/G-P4およびC49L/G-P4はマルチピースの利点を活かしたハイブリッド型。Gというのがグラスを表しており、ティップからベリーセクションにグラスマテリアル、バットセクションにはカーボンマテリアルを採用。キャストとファイトで、それぞれの素材が強みを発揮するモデル。
まだ少し気が早いけれど、早いモノで2024年も間もなく終わり。2025年も早春には各地の渓流フィールドも楽しみなところですし、チェックしてみてはいかがでしょうか?
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