秋の難関ベイトパターンの一つと言われる、シーバスのサヨリパターン。
秋はサヨリが接岸し、それを偏食するシーバスも多く、夕方の時間帯から表層でボイルする様子が見られます。
今回紹介するのは、そんなサヨリパターンにオススメのルアー、エクリプスの「バロール130」!
「バロール」といえば、2017年に登場して以来、多くのユーザーが支持している不朽の名作。東京湾シーバスのスペシャリスト前田泰久さんが監修した、表層攻略特化型のシンキングペンシルとなります。
また、来年の春には新サイズの65mmサイズが登場することでも話題を呼びました。
今回、ピックアップする130mmサイズは、サヨリパターンをはじめ、カタクチイワシやイナッコ、キビナゴ、落ち鮎など様々なベイトパターンにも対応した万能モデルとなります。
バロール130【エクリプス】
レングス | ウエイト | フック | リング | 価格 |
---|---|---|---|---|
130mm | 20g | がまかつSP-MH#6 | #3 | ¥2,530(税込) |
エクリプス公式「バロール130」詳細ページはコチラ
カタクチイワシ・イナッコ・サヨリなど様々なベイトパターンにマッチ
「バロール130」は前述した通り、サヨリをはじめ定番のイナッコやコノシロ、カタクチイワシ、キビナゴと様々なベイトパターンにマッチしています。
その理由の一つが、ナチュラルに誘えるロールメインのアクションとなります。
操作方法も簡単で基本はタダ巻きでOK。
通常のリトリーブスピードではヨタヨタ~とナチュラルに泳ぎ、巻きのスピードを上げると徐々にテールスライドがプラスされる動きとなります。
ちなみに一回り小さい「バロール90」はスローからミディアムではスローピッチでテールがスイングし、さらにスピードを落とすとロール主体のアクションに変化する動きとなります。つまり、巻きのスピードでの動きの変化が逆になります。
ちなみにリトリーブ中の操作感もよく、流れや潮流の変化もしっかり手元で感じることができます。
水を受けるヘッド部分は「バロール90」よりもあえて小さく設計しているそうで、引き抵抗が少なくなるよう調整。
これにより、巻いていてフッと軽くなる感覚や流れを掴む感覚もとらえることができ、流れへの対応力も上げているとのこと。
サヨリをはじめ表層にベイトが集中しているときは、如何に自然にルアーを流すかがカギとなります。
「バロール130」であれば、レンジのコントロールやアクションなどよりイージーに誘うことができ、流れがあるフィールドでも手元で変化を捉えつつナチュラルに誘うことができます。
シーバスの捕食レンジを完全にカバー
そしてもう一つが水面直下0~40cmという、絶妙なレンジ設計。
実は「バロール130」は“表層をスローに攻められるシンキングペンシル”として開発されました。
実際、シーバスはベイトを捕食する際、逃げられないよう水面付近に追い込む習性があります。その追い込んで捕食する“層”こそが、「バロール130」の泳ぐレンジになります。
特にサヨリパターンで多い表層のボイル狙いであれば、ロッドを立てながらリトリーブスピードを早めた、引き波を立てる超表層で誘うのがオススメ。
ボディも浮き上がり力を高めるための反り返ったデザインに設計されているので、引き波を立てるアクションとも相性抜群です。
秋から初冬にかけてはシャローエリアを回遊しベイトを探す個体も多く、通常のルアーであれば根掛かりしてしまうようなエリアや牡蠣瀬の多いシャローでも臆せず攻めることができます。
細身ながら遠投性能もバツグン!
実は「バロール130」は遠投性能も優秀。
ウエイとも後方の固定重心なので、飛行姿勢も安定し広範囲を攻めることができます。
特に沖目のシャローでボイルしているのに届かない…、上げ潮で後退を余儀なくされた…なんて時にも活躍してくれます。
港湾エリアをはじめ、中~大河川や外洋系、干潟など大場所での使用にもオススメです!
以上、「バロール130」のご紹介でした。
ぜひチェックしてみてください。