皆さん、こんにちは!YAMAGABlanks広報部です!
短い秋が終わり、冬の気配が日に日に増していく今日この頃ですが、皆様はどんな釣行を楽しまれておりますでしょうか?気温は一気にグッと下がったものの、海水温はそこまで下がり切っておらず、海の中はもうしばらくは賑やかな秋の名残が続きそうな予感がしております!
さて、今回は近海のオフショアゲームにて、水深20mまでのシャローエリアを1本で楽しみ尽くせるロッドをスタッフの釣行記を通じてご紹介させて頂きます。
地元エリアへ欲張り釣行
今回釣行するのは、ヤマガブランクスの地元である熊本県は天草上島エリアと八代エリア。
近況としては有明海側では水深20m以内の浅場にベイトが大挙して押し寄せ、サワラ・ブリ・ヤズ・鯛にヒラメが好調!更に、八代海側では10m以内のシャローエリアで太刀魚やシーバスが好調!という、ものすごく景気の良い状況です。
折角であれば全部狙いたいし、狙い通りに釣れなくても“行けばどれかには当たるだろう”という考えで釣行に臨んでみました!
そうなると、準備するのはシャローエリアなので大体60gまでのジグとブレードジグにミノーとバイブレーション…更には太刀魚ワインド用のワームまでと考えるとけっこう道具が膨れ上がります。
ただ、今回釣行する船が小型のプレジャーボートという事もあり、全て専用タックルで揃えるとなるとロッド本数が増えてしまうのが悩みの種…できればコンパクト済ませたいと思い、各ロッドの特性を吟味したうえで、1本に絞った結果、「シーウォーク・ライトジギング64L」1本に絞りました。
まずは「小型ボートでの取り回しが良く、広範囲を探るためのキャスト能力が高い」ということを前提として。
① 20m程度の浅場のSLJでは、しなやかなティップの追従性により、ジグを跳ねさせ過ぎないナチュラルなアクションが行いやすく、ブレードジグも安定した引き心地で使用できる。
② ジグを使用した縦の釣りに対応できるのは勿論のこと、専用モデル程ではないが、ミノーやバイブレーションをキャストする横の釣りにもそれなりに対応できる高い汎用性。
③ 浅場でのワインドゲームではキャストと操作の取り回しが良く、特に操作性が良好!
④ Lクラスながらも良型青物や鯛と十分に渡り合えるバットパワーがある。
以上が“シーウォーク・ライトジギング64L”を選定した理由となります。そして、合わせるリールは青物などを想定したパワー重視でC4000番クラスのハイギアに、ラインはPE1号をセッティングしました。
欲張り釣行開始!先発は青物とマダイ狙い!
釣行は11月の下旬の小潮。遅めの出船でポイントに到着すると、鳥山が多数あり魚探もところどころで上ずったベイトが魚探にも映り、雰囲気は上々です。
水深は20m前後と浅いポイントですが、北東の風がやや強く船の流れる速度がそれなりに速いので、ブレードジグ50gを風下側へ遠投せず軽くアンダーでキャストし、素早く沈めて巻いてくるアプローチで、こまめに打ち直しながらベイト反応の周りを丁寧に探ると幸先良くヒットしてくれたのはかわいいサイズのヤズでした。
このサイズでもロッドを曲げてファイトを存分に楽しめるのも64Lの魅力でもあります!
ロッド:シーウォーク・ライトジギング64L
リール:ヴァンキッシュ4000MHG
ライン:PE1号
ジグ:ブレードショーテル50g
数匹追加したところで潮が緩み、同時にアタリが止んだので移動すると沢山の船団と大量のベイト!
しかし!濃いベイト反応やフィッシュイーターらしき影は魚探に映るものの、ジグやルアーに全く反応せず、周りの船の「落とし込み」仕掛けにはヒットが集中しているようなルアー組には難しい条件…
タックル準備時のイメージ通りに釣果が出ないことも釣りの醍醐味!こんなことはよくある事で、潮のタイミングの問題なので粘らずにここは潔く見切りをつけ移動!
シャローエリアの太刀魚ワインドゲームが一番熱かった
今度は八代海側へ大きく移動し、太刀魚を狙うことに。
水深8~10mの浅場を広く探る狙い方となるので、遠投できるキャスト性能は必須。まずは30gのジグヘッド+ワームをしっかりと遠投し、広範囲をワインドで探って行きます。
ヒットレンジとパターンを探りながら、キャストを続けると「ガツン!!」というアタリと同時に、タチウオならではの力強いキックバックによる独特の重量感!
ヒットレンジは、意外にも水深2~3mほどとかなり浅く、ジグヘッドを軽くすると連発。手返しを上げようとミノーのジャーキングでアプローチでも高活性なのか好反応を示します!
ロッド:シーウォーク・ライトジギング64L
リール:ヴァンキッシュ4000MHG(シマノ)
ライン:PE1号
ジグヘッド:スイミングテンヤ30g(エコギア)
ワーム:スナッチバイトシュリンプ 4inch(マグバイト)
アシストフック:ワインドタチフック(フィッシュアロー)
ルアー:X-80 MAGNUM(メガバス)
太刀魚はなんとか期待通りに釣れてくれたので、今回は満足して帰路につく事ができました。
64Lの太刀魚ワインドでの使用感
リアグリップの長さも操作の妨げにならず、ファイト時には脇に軽く当てられるで、肘への負担が少なく釣りに集中できます。
そして、特筆するのは太刀魚の「ガツン」という衝撃的なアタリをティップが一旦吸収するのでバイトをほぼ弾かず、また張りが出てくるベリーでカウンター的にフッキングしてくれます。
まとめ
シーウォーク・ライトジギング64Lはコンパクトで取り回しが良く、キャストに関しては、小型プレジャーボートではアンダー・オーバーの両方でストレスなく投げる事ができる1本。
また、アンダーキャストがメインとなる乗合船でもストレスなくお使いいただけるので、シャローエリアを主体とするオフショアゲームで、まずはこの1本となるロッドです。今釣行のような多魚種狙いのスタンスで臨む際にもマッチし、シャローエリアの太刀魚ワインド便の専用機としてもスタッフおススメの1本です。
これからは、シャローエリアの釣りは一般的には水温が下がり厳しくなってくる時期にもあたりますが、地域によっては冬~春にかけてシャローエリアにベイトが差して状況が良くなる場合もあります。
皆様もシャローエリアならではの高いゲーム性を楽しみながら、これから美味しくなる旬の魚を求めて、ご釣行をお楽みください!!
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