①かさばる。②なくてもどうにかなる。③持っていくと釣れないジンクス。
それが理由で…釣りにタモ、あまり持って行かないんです。所有はしているんですが、バス、エギング、アジ・メバ、ロックフィッシュ…基本、持って行かない。実際なくて困ったことも多々あるし、バラした魚も数多く。
いやーそれよりも上記の理由が勝る。いや勝っていた。すみません、少し考えを改めさせていただきます。
YBズームシャフト150を使ってみて
ヤマガブランクス公式「YBズームシャフト150」詳細ページはこちら
魚は釣れなかったものの率直に「タモ、ありだなぁ」と思ったんです。ヤマガブランクスの「YBズームシャフト150」を現場に持ち込んでみて。
仕舞寸法45cmとあって、かなりコンパクト。
全長:1500mm 仕舞寸法:450mm 自重:147g
継数:4pcs(振出式)先端ネジ規格:W 1/2
先端径:17.5mm 元径:23.1mm ※店頭販売のみ
現場には青物を想定して大き目のタモをセットして持ち込んだのですが、それでもかなりコンパクト。それでいて軽い。今回は嬉しくなっちゃってアリモノで間に合わせたのですが、ステーを付けたり、ショルダーベルトを付けたり、タモを適切なサイズにしたり、接続部分をカスタムすれば…もっと軽く、コンパクトになるはず。
これ、かさばるのが億劫だった記者にとって、かなりアドバンテージ。
全長1500mmと、やや短めのシャフトではあるんですが、ヤマガブランクスのロッド同様にかなりシャキッとした印象で“たわみ”が少ない。言い換えれば、かなり操作性が良い。
魚の動きに合わせてサッとタモを持っていけるし、なんならこっちから掬いにもいける。
「足場が高いと、どうするんだ?」そう、ここが結構ポイントな気もするんですが、長年タモなし生活を送ってきた記者は知っていて。
足場が高くても意外と近くまで寄れたりする。
もちろん安全面に考慮することが大前提ですが、少し歩けばちょっとした階段があったり、ちょっと下まで降りられるポイントがあったりして、そこでタモ入れすればいいじゃないかと。もし魚が獲れなくても、そもそもタモを持ち歩いていなければ絶対に獲れていない魚なので諦めもつく。
そう考えると、この1500mmというサイズって絶妙に必要最低限、いわば最小公約数ではないかと。
…イメージ的には、万が一の時にガッチリ入っておく貯蓄型の生命保険と、掛け捨てタイプのライトな生命保険。3匹の魚を掛けたとして。3匹すべてではないにせよ、0よりは1匹獲れれば…という考え方。ましてや勝手知ったるホームでは、その1匹が2匹に、あるいは3匹すべてになることもあるでしょう。
身軽さは時に武器になる。あくまで最小限の荷物しか持ち歩きたくない“ミニマリズム”なアングラーの皆様、いかがでしょうか。
ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)