【九州上陸】ハードルアーのみのオカッパリ大会 2024「Hard Bait MEETING 第4戦 in遠賀川&犬鳴川」を開催!ハードルアーを投げ続けた結果は?
こんにちは‼︎ 水野 浩聡です!
先週は九州遠征ウィークでした。
というのも、僕が去年から地元の東海エリアを中心に開催させていただいているハードルアーのみを使った釣り大会「Hard Bait MEETING」を今回初めて九州は遠賀川&犬鳴川で開催させていただくこととなり、その準備もあって大会3日ほど前から現地入りしました。
この大会は、大会フィールド界隈のお店様にご協力いただくような形をとらせていただいており、直接ご挨拶にもお伺いしました。
水野が遠方ということもあり、この準備段階からたくさんの地元の方々にお世話になり、ホントにありがたい限りです。 改めて、ありがとうございました‼︎
さて、そんなたくさんの方のご協力があって開催することができた「Hard Bait MEETING in遠賀川&犬鳴川」でした…‼︎
ハードルアーのみを使用した釣り大会
「Hard BaitMEETING 2024第4戦 in 遠賀川&犬鳴川」を開催!
大会開催時の遠賀川水系の状況は⁉
さて、大会開催時の遠賀川水系の状況は? と言うと、開催日の11月24日の10日前ほどから急激に水温が落ちたそうで、その頃から4~5度ほど急落。
そして、水質のクリアアップ現象が進み、僕も過去になかなか見たことがないくらいの水質。
長良川や旧吉野川の通常時やそれ以上だと捉えてもらえると多くの方にイメージしていただけるか⁉ と思います。
しかし、そのフィールドと決定的に違うのは、常にそのクリア寄りな水ではなく、遠賀川に関しては通常がステインからマッディーウォーターなことが多いので、水中のバスにとってはかなりイレギュラーな水であることが読み取れました。
こういう場合、やはりバスは、浅いところにはいにくかったり、レンジが下がる、横移動 しにくい、根魚のように光量の強いタイミングはストラクチャーに身を寄せる、といった傾向プラス、ルアーへのジャッジが相当厳しい、というタフな条件に変貌します。
そんなタイミングで、ハードルアーのみを使った大会となりました…。
気になる結果の方ですが…!
上位陣のご紹介の前に…
※今回少しイレギュラーな事態が発生し、素晴らしい魚の写真が持ち込まれましたが、数本の魚が、ほんの数mのエリア外による魚となってしまっていて残念ながらノーコンテストに…。詳しくは後述。
優勝…43cm
新日鉄堰上流右岸の水深のある垂直護岸にて、フルーミー10.5gのリフト&フォールで!
・新日鉄堰上流右岸の水深のある垂直護岸で、フルーミー10.5gをリフト&フォールして、見事な魚をキャッチし、リミットの2本には届かなかったもののタフな今大会を制したコンディションの良い魚でした‼︎
他にもアウトサイドの消波ブロック帯で、シャッドでビッグサイズのバラしがあったそう…。
2位…27cm
カレントが効いた浅いストレッチにてリルビルワイルドのトゥイッチで!
・遠賀川上流、彦山川合流点付近の比較的カレントが効いた浅いストレッチで、リルビルワイルドをトゥイッチさせてキャッチ。水温が上がるタイミングで浮いたバスをリアクションで釣っていたようです。
3位…24cm
水門の入り口付近にて、ダウズビドーで!
・遠賀川下流右岸の”コの字”の水門の入り口付近で、ダウズビドーでキャッチ。ボトムまで巻いて差し込んで、ボトムタッチ後はトゥイッチ。その瞬間にバイトしたそう。
そしてこの方はさらに連発でもう一本素晴らしい魚をダウズビドーでキャッチしましたが、今回は「本流に対して流入する場所は、橋一本までというルール」なので、その水門付近にある橋の内側でキャッチされたこちらのバスは残念ながらノーコンテスト扱いに…。(マップ参照、赤丸のところでヒット)
さらに、同様のカタチで釣られた方がもう一人おみえになりまして、なんとこちらは50cmのキッカーサイズ‼︎ TN38を、水門の角に溜まったゴミの隙間に入れ込んでリフト&フォールさせて釣ったそうです。
もちろんこれらの方は全く故意はなく、普段ここ遠賀川水系で地元のショップさんなどが開催されている釣り大会ではもちろん釣りOK範囲内なので、今大会とエリアが混同してしまったようです(ほんの数mなんですけどね…)。
こちらも、次回開催時は朝のミーティング時に念を押して確認するよう努めます‼︎
でも、ホントに素晴らしい魚をありがとうございます‼︎
参加40名で釣れたバスの総数は5本(ノーコンテスト2本含む)とかなりタフな状況でした
といった具合に、参加40名で釣りをし、バスの総数は5本(ノーコンテスト2本含む)と、タフさを物語る結果となりました。
やはり、水深のある場所や少しでも水に色が付いている場所での釣果や惜しいシーンが目立ち、フィーディングに入る魚をどこで当てるか? というのが一番のポイントに。
さらに今回釣れた5本のバスは、全て11時半〜12時すぎに釣れていて、水温が上昇傾向にあるこの瞬間に川全体に時合が訪れたようですね。
ちなみに、この日はボートでも別の大会が開催されていましたが、こちらもこの時間に魚が集中していたようです。後で聞いてゾッとするくらい、しっかりとしたタイミングがあるんだな…と再確認。
速いイレギュラーな動きのリアクションルアーでの釣果ばかりでした!
これはクリアアップしてストライクゾーンが狭くなっためと考えられます
そして、ルアーに関しては、やはり遅いスピードで見せるよりは、速かったりイレギュラーな動きを出せたりするリアクション効果の高いルアーでの釣果ばかり。
ルアーの種類だけ見ると冬っぽさを感じてしまいますが、僕自身は全くそうとは捉えておらず、まだまだ秋の続きを感じている一方、単純に水質のクリアアップで釣るためのストライクゾーンが狭くなっているだけ…だと個人的には考えてます。
この水質だと、現状釣るためには光量(ローライト)や風などは超重要なファクターとなるので、バスが動きやすいのはどのタイミングか?というのを思い込みでも良いのでしっかり判断して場所をセレクトすると良いかと思います。
薄暗いタイミングや濁りが入れば、バスは岸や浅いレンジに差してきますからね。
さて、このHard Bait MEETINGは、釣って表彰してそれで解散‼︎…ではなく、しっかりと釣果を見て考察し、参加された方の次の釣りに繋げていくことを最重要視しています。
楽しいイベント感はもちろんあり、僕も楽しんでやらせてもらってますが、そこには釣りの本質をしっかり持った大会でありたいなと思ってますので、また機会があればぜひ参加してみてください‼︎
ちなみに、九州は来年も開催する方向で話は進んでいますのでご期待ください‼︎
今回、初の九州開催にあたり、各方面の方々に大変お世話になりました。本当にありがとうございました‼︎
次回の水野・主催大会は、12月8日(日)に岐阜県大江川、ヨット池、牛池を舞台に、ハードルアー限定使用40名&ソフトルアー限定使用40名の「Forty×Forty」大会を開催します‼︎
すでにご予約は早い段階でいっぱいになっております。ありがとうございます‼︎
少しでも皆さんと楽しめる釣りの機会をこれからも作っていきたいなと思っていますので、気になった方はとりあえずご予約を‼︎
悩む前に、まず遊びにきてください‼︎
水野浩聡 公式インスタ↓
https://www.instagram.com/hiroaki_mizuno0902/
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