ご存じ久保田剛之(くぼた・よしゆき)さん。写真は先日配信した記事でもご紹介した「シーバスパーティー」での一発、92cmのランカーシーバスだ。
このシーバスを持ってしても大会では第4位というのだから、上記にあるシーバスパーティーのポテンシャルはすさまじい…。
さてさて、そんな久保田さんが当日使用したロッドはもちろんSWAT(スワット)。
品名 | タイプ | 全長 ( m [ft]) |
継数 (本) |
調子 | 仕舞寸法 (cm) |
ルアーウェイト (g) |
ライン (lb) |
ライン (PE/号) |
リアグリップ (mm) |
先径 (mm) |
自重 (g) |
使用繊維 カーボン/グラス (%) |
本体価格 |
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SW842S-LML | S | 2.54[8’4″] | 2 | R | 131 | MAX 30 | MAX 16 | MAX 1.2 | 335 | 1.7 | 130 | 97/3 | ¥52,500 |
SW922S-M | S | 2.79[9’2″] | 2 | F | 143 | MAX 45 | MAX 20 | MAX 1.5 | 395 | 1.8 | 170 | 96/4 | ¥57,500 |
SW932S-LML | S | 2.82[9’3″] | 2 | RF | 144 | MAX 35 | MAX 16 | MAX 1.2 | 355 | 1.5 | 140 | 96/4 | ¥55,000 |
SW972S-ML | S | 2.92[9’7″] | 2 | RF | 150 | MAX 40 | MAX 16 | MAX 1.5 | 395 | 1.8 | 171 | 96/4 | ¥57,000 |
SW1072S-ML | S | 3.23[10’7″] | 2 | RF | 166 | MAX 45 | MAX 16 | MAX 1.5 | 405 | 1.7 | 175 | 99/1 | ¥62,500 |
SW1163S-M | S | 3.51[11’6″] | 3 | RF | 121 | MAX 50 | MAX 25 | MAX 2.0 | 430 | 1.9 | 225 | 97/3 | ¥72,000 |
SW1253S-MMH | S | 3.78[12’5″] | 3 | RF | 131 | MAX 55 | MAX 30 | MAX 2.0 | 430 | 2.1 | 266 | 99/1 | ¥74,500 |
SW842B-ML/M | B | 2.54[8’4″] | 2 | R | 131 | MAX 60 | MAX 25 | MAX 2.5 | 300 | 1.7 | 129 | 96/4 | ¥53,500 |
SW932B-ML/MH | B | 2.82[9’3″] | 2 | RF | 145 | MAX 70 | MAX 30 | MAX 3.0 | 325 | 1.6 | 152 | 96/4 | ¥57,000 |
スピニング7機種・ベイト2機種と今や隙のない陣容となったスワットだが、先に触れたシーバスパーティーで久保田さんがメインとしたのはSW1072S-ML、SW972S-ML。
SW1072S-MLとSW972S-ML
アクションとしてはいずれもMLのRF。レングスが10.7か、9.7か…というセレクト。
この両者、もちろん違いはあるのだけれど、扱うルアーの範囲が実は非常に広いというのが似ている。
遠近対応ロングモデル
広大なサーフエリア、大規模河川の河口エリア等で顕著な遠投性能を実現するレングスと、波打ち際など近距離でのバイトを拾うソフトなティップを持たせ、遠近両方のターゲットを攻略するロングモデル。シャープなキャストフィールの中に、大型シーバスをいなす柔軟で力強いパワーを併せ持たせました。出典:テンリュウ公式
SW972S-ML
都市近郊の中・大規模河川や、サーフ、干潟などで求められる飛距離と汎用性を高めたモデル。数々の大物と対峙し鍛え上げたブランクは、ターゲットサイズに応じて曲がるしなやかなアクションとし、負荷を分散しファイト時にフックアウトのリスクを軽減。ブレを抑え強化されたバットと、新たに設定したガイドバランスにより更なる遠投性能を実現。
出典:テンリュウ公式
SW1072S-MLにしても、もちろん遠投性という意味ではメリットがあるのだが、かといってバチバチに硬めの竿かというとそうでもなく、しなやかさを併せ持つロッドで小技が利く。かつ、このしなやかさが最後のランディングでも仕事をしてくれバラしがたい。そのあたりはSWATらしさだ。
12cmミノープラグを基準に、距離的にも十分届く範囲で軽めのルアーの出番も多そうであればSW972S-ML。逆に、遠投性が必要で、例えばだが40gほどのプラグ類まで必要だというならばSW1072S-MLが活躍するだろう。
久保田さんは、実際にシーバスパーティーではシーバスが居そうな座標を把握してロッドをセレクトしていたという。
SWAT選びに悩んでいる方は、以下のショートムービーも参考になるかと!
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リアルにランカーを捉えたSWAT。気になる方はぜひぜひチェックしてみてください!
テンリュウ公式「スワット」詳細ページはこちら
天龍(TENRYU)
1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。