テイルウォークのティップランエギング専用ロッドのひとつに「ティップバンTZ」がある。
TZとはトルザイトリングガイドを意味し、細かなパーツマテリアルにもこだわったハイエンドモデル。
△トルザイトリングガイド仕様の軽量・高感度設計
ティップバンTZ
ティップバンTZには以下の6機種が揃う。「/SL」が表すのはソリッドティップ。また唯一の「/TSL」であるSH63ML/TISLはチタンソリッドティップを意味している。
エギをシャクり、安定したステイ状態を保つこと・また瞬間的な触りを確実に捉えて掛けていくことが重要なティップランでティップが担う役割は大きい。
全6機種の内、ソリッドティップが5機種に採用されているが、より金属的な感度を求めて掛けられるチタンソリッドのSH63ML/TISLの存在など、状況別に選べるラインナップでその陣容には隙がない。
レングスについても7フィートもあれば、ティップランロッドとしてはショートな5’5″のSN55L/SLまであり幅広い。ちなみにSN55L/SLに関しては、ソフトに誘いわずかなアタリにラグなくフッキングを決められる性能があり、どハマりする状況も少なくない。逆に、長めできわめて繊細な唯一のULのソリッドティップモデル「SH71UL/SL」もある。
MODEL | LENGTH(ft.in) | PIECE | CLOSED LENGTH (cm) | ROD WEIGHT (g) |
LURE WEIGHT (g) | LINE WEIGHT(PE) | L1 (mm) | L2 (mm) | GRIP TYPE | RETAIL PRICE (JPY) |
SH71UL/SL | 7’1″ | 2 | 111 | 95 | max 45 | max 0.6 | 410 | 310 | A | 38,000 |
SH63ML/TISL | 6’3″ | 2 | 99 | 93 | max 50 | max 0.6 | 410 | 310 | A | 38,000 |
SN64ML/SL | 6’4″ | 2(B) | 158 | 92 | max 50 | max 0.6 | 395 | 295 | A | 34,000 |
SH65ML/SL | 6’5″ | 2 | 101 | 90 | max 50 | max 0.6 | 410 | 310 | A | 34,000 |
SH70ML/SL | 7’0″ | 2 | 108 | 95 | max 60 | max 0.6 | 410 | 310 | A | 35,000 |
SN55L/SL | 5’5″ | 2(B) | 134 | 82 | max 45 | max 0.6 | 370 | 275 | A | 33,000 |
タフな時こそ活きる、ティップバンTZ
つまりは、ハイプレッシャーな時やタフな時、ここぞでハマるモデルが選びやすい。
ティップの感度は申し分なしなのだが、そのティップにもモデルごとにちょっとした工夫が。チタンソリッドはもちろん唯一なのだが、同じカーボンソリッドティップでも、ソリッド部の長さを変えている。
例えばSH71UL/SL。
こちらはロングタイプのカーボンソリッドティップを採用。
波やボートの上下でも追従することで、ハイプレッシャー時にエギをしっかりと安定させることが可能。アタリを明確に表現する力はもちろん、エギの姿勢安定という部分で力になる繊細なロングソリッドだ。
一方で先にも触れたSN55L/SLであれば、ショートソリッドを採用している。ソリッドティップを活かした柔らかい誘いを入れつつ、ショートレングスでフッキングパワーをよりリニアに伝えやすい設計に。
ティップバンTZはフラッグシップらしく個性もキラリと光る全6機種。気になるモデル、ありませんか?
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