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今江克隆のルアーニュースクラブR「今江的フック考!オススメの特殊フックを紹介」の巻 第1216回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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ウェイテッドフックのすぐれもの

「バクソク(爆速)」繋がりで、次に紹介したいとても優れたフックがこれ、「スティーズ ウェイテッドフックSS」だ。

数あるウェイテッドフックのなかでも、圧倒的サイズ&ウェイトバリエーションと、抜群の重心設計とフック形状が光る逸品である。

しかもウェイテッドフックで唯一といってもいい、JB/NBCトーナメントで使えるエコ登録済みのフックだ。

昨年は諸事情で極めて入手困難な幻のフックだったが、ようやく最近、手に入るようになってきた。

昨年は散々悩んでいた「ジャバロン110~150スーパーリアル」の爆速リグ(記事参照)だったが、このフックが手に入るようになって全ての問題が解決した。

このフックの素晴らしいところは、ウェイトの重心位置とフックのバランスだ。

ウェイテッドフックの重心位置が、フックシャンクの真ん中付近にあるモノが多いのに比べ、これはかなり前方に重心点を持ってきてテーパー状に低重心化している。

セットしたワームが頭を下げる姿勢に設計されているため、爆速で引いてもワームがヘッドアップしにくく、水の掴みがよいのが最高なのだ。

このウェイテッドフックには、まさかの#7/0サイズが各ウェイト別にあるのも素晴らしい。

今江的には「ハドルギル5.8インチ」に#7/0の3.5gをセットして「巻き巻きスイムベイト」として使うのが、フェイバリットだ。

立ち木やカバー際をお構いなくに巻きマクれるスイムベイトとして、非常に釣れるので、ぜひ、試してみてほしい。

ワームもフックも、この大きさこそが最強なのだ。

オススメは絶対的にWEBSHOP限定カラーの「ドットギル」と「子バス」。

ぶっちゃけ、この2色あれば、どこでも迷わずOK。

「子バス」という名前だが、何気に別名シャンパンゴールド、ちょっとルートビアって玄人垂涎の爆釣れカラーなのである。

ちょっと変わったトリプルフック

そして今週最後を飾るキワモノフックは、ちょっと変わった形のトリプルフックだ。

これはかなり今江的には待ち望んでいたトリプルフックで、その特徴は圧倒的に短いショートシャンク、ワイドゲーブにある。

さらにポイントにネムリが入っているのがキモ。

実はこのフック、BKKが出したクランクベイト専用のベリーショートシャンク・ワイドゲイプトリプルの「スピアEWG-71 SS」。

今まで、ありそうでなかったクランクベイト専用フック。

なぜか、パッケージにモリゾーの「ワイルドハンチ」っぽい?クランクの絵が入っているのが、らしいといえばらしいね(笑)。

このクランク専用フックの強みは、圧倒的にカバーに強いのに、フッキングは抜群で、掛かるとバレにくいこと。

「超ショートシャンク」、「ネムリポイント」にすることで、フックが大きくスイングして、クランクのリップでカバーできる範囲からフックポイントがはみ出してしまうのを防いでます。

リップでカバーにコンタクトし、ヒラ打って回避した瞬間にフックがボディサイドに大きく振られ、針先がはみ出したらイチコロで根掛かるわけです。

それを防ぐことでカバーを舐めるように攻略し、同時にフッキング率を下げないよう工夫されたクランクベイト専用フックが、コレなんです。

しかもショートシャンクなんで、一旦掛かってしまうとバスにヘッドシェイクで振り回されるボディの慣性モーメントが低くなるため、バレも少なくなるというわけ。

今江的にいろんなクランクベイトに付けてみて、霞水系のカバー周りで試して、その効果を実感したお気に入りの特殊トリプルフックです。

なにより、クランクベイト専用設計フックってのが、なんか使ってるとUSプロっぽくてカッコ良いんですわ(笑)

さて、ということで、フックのお話はまだまだネタが豊富にあるが、この記事が出るころにはオールスター戦の練習で、またまた霞ヶ浦に長期滞在中ですので、続きはまた今度ということで!

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