11月に入り、いよいよ秋エギングも大型が混じる晩秋のフェーズに入ると思いきや、今年は水温もまだまだ高く。
全国各地が11月の平均水温よりも若干高く推移し、東北、北海道方面では平年よりも4~6度も高い状態。富士山の「初冠雪」も統計開始以来最も遅い観測と、今年は気温、海水温共に暖かい秋。私自身、9月下旬に居残りの個体とは言い難いコンディションの良いパンパンの㎏クラスをキャッチできた今年の傾向。
2024 秋~冬の傾向と対策
海水温は高めながらも、アオリイカの成長は順調で10月に㎏アップの釣果が各地で聞かれたり、ティップランの釣果でも平均サイズが良かったりと好調なエリアも多い様子。
これから気温はぐんぐん下がり、冬の気配と共に潮も澄んで、型も良くなるにつれ、難易度も高まる晩秋~冬エギングのシーズンが本格化していきます。
水温が高い状態で良型が数出ている今年の傾向であれば、通常マヅメ~ナイトの回遊待ちで狙い撃つ、難易度の高い価値ある1パイと同サイズが例年よりもイージーに狙える確率も高いと感じます。
例年秋の中盤までがメインシーズンで、晩秋からのマヅメ~ナイトの回遊待ちが苦手な方も、苦手意識を克服して自分のレベルを高めるチャンス。冬のエギングにも繋がる狙い方のため、是非楽しんでチャレンジしていただきたい今年の秋であると思います。
初めての夜の回遊待ち、もしくは回遊待ちを苦手と感じる方に共通する事は、アタリや反応を感じるまでの同じ場所での「無」の時間が辛いということ。今年は例年ほど感じないかもしれませんが、初めての方にはやはり辛い時間であると思います。
しかし、ある程度条件が揃うタイミングを狙えば、意外に簡単に釣果に出会えるのも事実。晩秋から冬のエギングで回遊待ちの際に狙うべきポイント・タイミングは朝・夕・夜の光量が少ない時間に水深のある潮通しの良いポイントで潮の動く時間帯が理想。より詳細なポイントの特徴と条件は以下の動画をご参照ください。
出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」
よりストレスのないエギ選び
条件が揃えば、あとはアタリが来るのを待つだけ。ここで使用するエギのタイプによって、よりストレスなく回遊待ちのエギングが可能となります。高水温の傾向からもまだまだ強い釣りが成立する今時期、夜の回遊待ちにおススメしたいエギが「エギ王SEARCH」。
回遊待ちで釣れる条件でもある、水深の深いポイントで潮が効く時間ともなれば、着底まで時間が掛かり、底取りが苦手な場合、着底までの不安とストレス・根掛かりによってモチベーションが維持できなくなるケースも予想されます。エギ王SEARCHは若干フォール速度の速い「ちょい速いフォール」。同サイズでエギ王シリーズの他のタイプよりも着底が取りやすく、飛距離も稼げるため探れる範囲を広げてくれます。
そしてエギ王シリーズ内No.1のアピール機能を搭載しているため、エサを求めて回遊してきた比較的活性の高いアオリイカに対し、いち早くエギを見つけてもらえる有効なエギ。
不安になった際に迷いやすい夜の回遊待ちでのカラー選びも、全身夜光でイカ類から見やすい490グローを搭載した「エギ王SEARCH490グロー」が追加され、夜の回遊待ちにも完璧なカラーラインナップの布陣となりました。
エギ王SEARCHデビュー時の定番6色は青・緑・赤の紫外線発光ボディ“ネオンブライト”がクローズアップされています。紫外線発光と聞けば、太陽光のある日中のイメージが強いのですが、その実、夜に効果的のカラーもあります。
ネオンブライトブルーでは、ピンクのフラッシングの「ブルームピンキー」。
ネオンブライトグリーンでは、赤のフラッシングの「ワイルドハウル」。
そしてネオンブライトレッドは赤のフラッシングに夜間に強いブラウンバックの「ショコラブラウン」。
エギ王SEARCHはそれぞれボディの発光色ごとに各2色ラインナップされており、潮色に加えてフラッシングの色で日中と夜間の時間軸でもローテーションできるカラーの組み合わせがあります。
沈下速度・アピール性能・カラーラインナップとマヅメ~夜の回遊待ちでストレスなく勝負できるエギ王SEARCH。回遊待ちに不安を感じる方には是非試していただきたい1本です。
まだまだ楽しめる秋エギングシーズン。今年の条件であれば「初めてのor苦手克服の」回遊待ちへのチャレンジもおススメです。是非お試しください。