「小型はイージー、大型は苦戦」
※小型の数釣りについては前回記事に掲載
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一方で、50㌢クラスの大型サイズはなかなか手強い。小型サイズのように越冬モードに入る気配もなく、水温18度前後のレベルではむしろ快適なようで、ベイトを追いかけてフィーディングモードで釣る方法が有効だ。そのため、ベイトフィッシュの多い場所であり、フィーディングに入りやすい地形というのが鍵となってくる。
ゆえに、ギル、ハスなど大型の個体が好むベイトフィッシュが入っており、なおかつ、それらが追い詰めやすいシャロー、浚渫の壁、岬の先端など地形的要因が重なる地点で、ベイトが入る時間帯の朝、夕、あるいは水温上昇からの風の吹きはじめなど、ベイトと場所と時間の3要素が絡んだ時だけ釣れるという難易度が高い展開となってくる。
それらが一致する条件を理解できるアングラーはこの大型が難しい条件でも確実に釣ってきている。
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