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【大阪湾】週4で沖堤防のショアジギングを満喫している若手アングラー“金井光輝”が考える「カラーセレクト」に注目!/ジャッカル

連載:ジャッカルソルト
寄稿:金井 光輝
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皆様こんにちは!

大阪湾でショアジギングをメインに活動している“金井光輝”です。秋のショアジギングシーズンも遂に中盤に差し掛かり、以前のような日中の暑さも無くなり、最低気温も10℃近くまで落ち込む日もあり、朝マズメはすっかり冬まで感じさせる気温に。しかし、水温は21℃前後あり、適水温が18℃〜22℃程度と言われる青物には最適。朝マズメは少し寒いですが、海の中の青物はまだまだHOT。という訳で今回は、ルアーチョイスの中の1つ“カラーセレクト”について解説させていただきます。最近僕がメインにしている「ビッグバッカー」(107)と「ビッグバッカー E-ブレード」の2軸でお届け。

金井 光輝(KOUKI KANAI) プロフィール

JACKALLモニター。ホームフィールドである大阪湾での年間釣行数は300日以上で、SNSにアップされる釣果も桁違いの実力者。大阪湾で日々青物を狙い続ける新世代アングラー。

近視0.38…青物は実は近視?

さて、カラーセレクト解説の前に、まずは青物の視力について解説します。ブリの視力は成長と共に少しずつ上がるそうです。ただ、ブリサイズになっても視力は0.38程度…そうです、カナリ近視と言われています。なので、ルアーローテーションにはまず“波動”の出し方を考えることが最適なのですが、少なからず“カラー”も関係しています。

朝マズメはとにかく目立つカラー/ビッグバッカー 107

まず、ショアジギングの大本命であるゴールデンタイム“朝マズメ”について。ブリなどの青物は、1日の捕食の約7割を朝マズメに行うと言われています。青物の活性が最も高いと言われる理由も納得しますよね。活性の上がりきっている青物はルアーに反応する個体が多く、とにかく目立たせることが大切。

そんな朝マズメで比較的出番の多い「ビッグバッカー」(107)の使用するカラーとしては、まだ薄暗く光量の少ない時間にシルエットが出やすく人間からの視認性も良いグローの入っているカラー。“トロピカルグロー”を筆頭に“グローストライプ系”がオススメ。また、日中のボトム攻めにも有効です。

トロピカルグロー

イワシグローストライプ

キャンディグローストライプ

ブルピングローストライプ

グリキングローストライプ

太陽が昇りはじめると2つのパターンから色を選ぶ/ビッグバッカー 107

また、太陽が昇りはじめると、個人的には2つのパターンから色を選んでいます。1つ目は水が濁っている時、ゴールド系や蛍光色、チャートなどがオススメ。具体的なカラー名で言えば“スーパーチャート”や“超サゴシスパーク”です。

スーパーチャート

超サゴシスパーク

シーズン序盤のような、夏の茶色い濁りが残っている時や大雨後の濁りなどなど、水に色が付いている時は基本的にこれらのカラーをセレクトします。シーズン終盤になればなるほど、水温も下がり海もクリアアップしていくので、出番が少なくはなってきますが、とはいえ大阪湾はそもそもが濁りのある水質なので、チョットしたことで濁りが戻ることも。シーズン終盤も持っておいて損はないカラーだと思います。

ボイル時や食いの渋い時はフラッシング系カラーを

また、ボイルをしている時や、食い渋いっている時などはフラッシングの強いカラーがオススメ。

ボイルしていても中々食わないような時でも、フラッシング系カラーによる強烈なアピールで、口を使わすような方法もあります。「ビッグバッカー」(107)など、高速巻きをする釣りには、リアクション要素が多くあると思われます。

そんな中で、リアクション効果を最大限に高めたい時は、高速巻きや、ジャーキングを加えることで実現でき、なおかつフラッシング系カラーを使うことで、最大限のリアクション効果を発揮します。具体的なカラーは“超サゴシシルバー”や“超UVシルバー”がオススメです。

超サゴシシルバー

超UVシルバー

ビッグバッカー E-ブレードのカラーセレクト

続いて、太陽が昇りきった後や、「ビッグバッカー」(107)で反応しなくなったタイミングで効果的な「ビッグバッカー E-ブレード」のカラーセレクトについて。

ビッグバッカー E-ブレード」のような、ブレードを搭載したルアーは、本体のカラーよりブレードカラーを気にした方が釣果に結びつくと最近は良く思います。サワラなどは、あからさまにブレードを目掛けてバイトしてきたような掛かり方が多いです。個人的な意見として、ベイトが多い時は、あえてフラッシングをベイトボールと被らせずに目立たせる狙いで“ゴールド”を。また、ベイトが少ない時や、水がクリアな時はベイトのフラッシングに近い“シルパー”系を使用することが多いです。

最近の釣行でも、ブレードカラーを変えてから魚がバタバタヒットし始めるというのを経験しました。本体に比べて小さい違いですが、それ以上に魚の反応は大きく変わるので、ブレードを変えてみるというのもオススメです。

いかがでしたか?

まだまだ大阪の青物シーズンは続くと思いますが、どんどん寒くなってくるので防寒対策をシッカリして満喫してくださいね!

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