gamakatsuのジョイントベイト「ラフィン170」。
構想から数えると5年の歳月を持って誕生したバス用のジョイントベイトだ。
ラフィン170
出典:がまかつ公式
ラフィン170 | ||
ウエイト | 全長 | 税別価格 |
48g | 約170mm | 3,000円 |
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ラフィン170の特徴
いわゆるジョイントベイトでは、ジョイント部に2つ(複数)のパーツを介してフロントとリアをつなぐことが多い。
ラフィン170はシングルパーツによる接続だ。
理由はリア部の動きの大きさを出したかったため。左右、上下、それだけに収まらず、シングルジョイントとしてヒネリアクションも出せるように。可動域の大きなアクションが出せる。
これによる利点は、例えばドッグウォークなどをさせた場合に、横方向の動きだけでなくヒネリを伴い水をより噛み、強い動きを出せる。といってもタフな時に魚に嫌がられてしまうような強過ぎないところも魅力だ。しっかり水を噛みしっかり波動とアクションを出せるけれど、それが嫌われにくい程度というか…。
もちろん、横方向の滑るようなアクションも出せる。つまりはアングラー側の操作次第で両刀になる。ひとつのルアーでアクションを意図的に変えられる。
そこに加えてショートリップ。ごくごくわずかなリップなのだが、このリップは動きを抑える。つまり手前へと急ぎ過ぎない。
結果として移動距離を抑えながらも、首を振ってのアピールを何度も繰り返すことが可能。
限定的な距離の中で、数多くその存在をアピールすることでバスもたらまず口を使ってしまう…。
また、ショートリップはタダ巻き時にも役割を持ち、リップの効果でリトリーブした際にユラユラとナチュラルなロールをしながらスラロームして進む。
シリコン素材のテールは形状をキープしてくれるし、程よい張りが水押しをアシスト。
ちなみにだが、「ラフィン170」ということで全長は当然170mmクラスなのだがこのテール部が比較的長く、ボディ自体は実は130mmクラス。13cmとそれほど大きくはない。
シーバスにも
ここまでがラフィン170のザックリとした解説。
で、このラフィン、実は今シーバスゲームでも注目を浴びている。アングラーの意図した動きを1つで出しやすく、かつボディサイズ的にも食わせ要素も高い。
コノシロパターンのビッグベイトシーバスなどでも愛用者が増加中だという…。
実は、今年のフィッシングショーで参考出展され、2025年発売を予定しているラフィンのサイズアップverである「ラフィン300」もバスアングラーはもちろん、シーバスアングラーからも熱い視線が多かったと聞く。ちなみにさらなるサイズ展開も考えているんだとか…。
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バス用として誕生したラフィンだが、活躍するフィールドはさらに拡大しそうだ。
そうだ! せっかくなのでラフィン開発者とシーバス釣りに行ってこようかな…と思っていたりする今日この頃です。