エバーグリーンのアジメバ用ロッドシリーとして、人気を集めているのが「ソルティセンセーション・スペリオル」。
デビュー以来、年々ラインナップが豊富になっていってます。
さて、そんな「ソルティセンセーション・スペリオル」シリーズにこの秋、注目のNEWモデルが登場しましたよ!それは…。
ソルティセンセーション・スペリオル
SPRS-93MH-T プロスペクター【エバーグリーン】
※2024年9月中旬~下旬登場
新たに登場したばかりの「スペリオルSPRS-93MH-T プロスペクター」は、9ft3inchというロングロッドながら、超絶感度と、対応リグウエイトの範囲が1.5~25gとバーサタイル性を極めた新機種!
港周りはもちろん、サーフ・ゴロタ・磯など、ワイルドなゾーンを探索し、そこに潜む大型のアジやメバルを、フロートリグ・キャロライナリグ・ジグヘッドリグ・小型ハードルアー等々、シチュエーションに応じた様々なリグを駆使し仕留めることができるロッド!
また、そのリフトポテンシャルと汎用性の高さからアジやメバル以外の魚種……マダイ・シーバス・ロックフィッシュ・フラットフィッシュ・中型までの回遊魚にも余裕の対応力を発揮してくれます!
エバーグリーン公式「スペリオル・SPRS-93MH-T プロスペクター」詳細ページはこちら
全長 | 継数 | パワー | ルアー範囲 | ライン範囲 | 価格 |
2.82m | 2 | ミディアムヘビー | 1.5~25g | PE0.4~0.8号/MF3~6lb | 74,000円(税別) |
プロスタッフ豊西和典のレビュー
ライトゲームの可能性を拡げてくれるモデル。
9フィート台らしからぬ軽快な取り回し、それでいて9フィート台らしい飛距離の伸びと掛けてからの底力、もちろん超絶感度は標準装備で……このフィーリングが出せるまで、足掛け8年くらいかかってます(笑)
これまで成し得なかったことが、技術の進歩や新素材の出現で可能になり、やっと納得のいくものをリリースすることができました。
汎用性の高いMHパワー設定なので、軽いものから重いものまでかなり幅広い用途で使えるロングロッドですが、私が特におすすめしたいアングラーさんは、「フロートゲーム狂の方」(フロートリグを使った釣りが大好きな方)。
長さがあることでサーフ・ゴロタ・磯での立ち位置の自由度がかなり上がるので、これまで7フィート台・8フィート台のロッドで攻めにくかった釣り場やトレースコースが攻めやすくなるメリットはかなり大きいです。あと超ロングリーダーにしても投げやすかったりと、フロートゲームの可能性、さらにはライトゲームの可能性を拡げてくれるモデルだと思います。
プロスタッフ中島央憲のレビュー
中島央憲(Hisanori Nakashima ) プロフィール
ロングロッドのデメリットを最小化。
さらにメリットを最大化した、理想の9フィート台モデル。
実はライトゲームを始めたころから9フィート台のロングロッドは使ってきました。長さのメリットは色々とありますが、一番に挙げたいのが磯場での安全性をより高められるということ。短いロッドを使って釣りをしているとどうしても水際に立とうとしてしまいがちですが、長いロッドなら一歩後ろ、もしくは一段上の安全な立ち位置からでもストレスなく攻められます。
ですが僕が昔使っていたロッドなんかだと、長さのメリットの反面、重くて疲れる・ダルくて細かな操作がしにくい・感度が悪くて小さなアタリが取りずらい等のデメリットも大きく……そうしたデメリットを抑えた理想の9フィート台モデルが、ずっと欲しかった。だからこのプロスペクターのデビューは正直めちゃくちゃ嬉しいですね。
使用感としては、過去の9フィート台と比べると天と地ほどの差が出ています。軽く、シャープな操作性で、感度も最高クラス。それと、掛けてからのファイト性も素晴らしく、表現が難しいですがスペリオルの8フィート台のモデルと比べて体感2~2.5倍ファイトがラクなので、大型のアジ・メバルはその気になれば瞬殺で水面スケーティング可能、マダイやヒラスズキ相手でも全然余裕。デメリットを最小化し、さらにメリットを最大化した、まさに理想の仕上がりです。
対応リグウエイトの範囲も1.5~25gと幅広く、磯ライトゲーム愛好家の僕にとって超ヘビロテ確定の1本です。
スペリオル
SPRS-93MH-T プロスペクターの特長をピックアップ
ブランクは反響感度に優れたフルチューブラー構造を採用
ティップ~センター:中弾性30トンカーボン素材で適度なしなやかさを持たせつつ、ティップ径をライトゲームロッドとしてはやや太径の1.4mmに設定することでティップトップの張りを引き出し、ブレの少ない極緻密なリグコントロール性と遠距離でのフッキングレスポンスの高さを担保。
センター~バット:最高強度高弾性「トレカ®T1100G」33トン&超高弾性高強度「トレカ®M40X」40トンをやや細身に巻き上げることで、高反発でブレないフィーリング、そして高負荷時のスムーズなしなりと粘り強さを融合。レングス設定と相まってライトゲームカテゴリとしては突出した遠投性能とリフトポテンシャルの高さを実現しながらも、ハードすぎないベンドデザインで長時間使用時の身体的負荷軽減を意識したブランクス設計。
バット~グリップエンド:超軽量4軸組布・スーパーライトクワトロクロスで補強することで、重量増を最小限に抑えながらも剛性を高め、さらなるリフトポテンシャルを追求。ブランクスの持つ感度を最大限活かすため、ワインディングチェック部の飾り巻きを排除、バットロゴ部以外すべて無塗装アンサンドフィニッシュ。
▪『トレカ®M40X』 & 『ナノアロイ®技術』の詳細はこちら
▪『トレカ®T1100G』 & 『ナノアロイ®技術』の詳細はこちら
同サイズのSiCリングガイドと比較して、リングの薄さゆえに内径が広く、リング表面の特性上ラインの滑りが向上したチタンフレームトルザイトリングガイドを積極的に採用。
ラインに角度が付きやすいトップガイドにはリング断面形状がなだらかなためラインに急激な角度が付きにくいチタンフレームSiCリングKGガイド(T-KGST-4)、ティップ~ベリーにはチタンフレームトルザイトリングKTガイド(T-KTTG 4、4、4、4、4.5、5.5、8)、バットにはトルザイトリングKLガイド(T-KLTG20)を採用。
さらに、各ガイドスレッドの巻き量・コーティング量を極力抑え、トップガイドはあえてスレッドを巻かず段差を取る処理のみとした、徹底的な超軽量・超高感度セッティング。
スムーズなベンドカーブと軽量化にこだわり、必要最小限の長さに設定したプットオーバージョイントを採用
クワトロクロスカーボンスリーブのみの超軽量フォアグリップ。
敏感な掌付け根部分への接触面の大きさゆえに感度伝達に極めて優れ、異物感のない持ち心地で集中力を持続、ファイト時にはしっかりと握り込める、Fuji IPSリールシート+小型EVAセンターグリップ。
エンドの重量物が原因で起こるリグ操作時のブレを考慮し、必要最小限にデザインされた小型EVAエンドグリップ。センター・エンド共に、EVAサイズを用途に応じ最適化したこだわりのセッティング。グリップエンドには、超軽量タイプのスペリオルオリジナルエンドプレートを装着。
以上、スペリオルのNEWモデル「SPRS-93MH-T プロスペクター」の情報をお届けしました!
これまでと、ひとあじ違うライトSWゲーム用のロングロッド! ぜひチェック!