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ハードルアーのみのオカッパリ大会 2024 Hard Bait MEETING 第2戦 in五三川を開催! 70名が6時間ハードルアーを投げ続けた結果は?

連載:水野浩聡のOne more fish
寄稿:水野 浩聡
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水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

こんにちは‼︎ 水野 浩聡です! 秋真っ只中という気候になってきましたね‼︎ 朝夕の気温の下がり方もこの時期らしくなってきて、少々肌寒く感じる瞬間も増えてきているので、寒暖差のある秋特有の温度感に季節の進行を感じますね。

そんなタイミングで、岐阜県・五三川を舞台に「2024 Hard Bait MEETING 第2戦」を開催することができました。

ハードルアーのみのオカッパリ大会
2024 Hard Bait MEETING 第2戦 in五三川を開催!
気になる結果は?

これは、去年から各地で開催させていただいているハードルアーのみを使用した釣り大会で、たくさんの方々にご参加いただいているイベントです。
今回、五三川で初開催できたわけですが、開催にあたりご協力いただきました養老漁協様、本当にお世話になりました、ありがとうございました‼︎

大会当日は70名が参加!
9時から15時までハードルアーのみを投げた結果は⁉

さて、大会当日の状況はというと、晴天無風(日中は汗ばんで暑いくらい)、減水、流れなしといったアングラーにとって三重苦となるタフな条件…。
総勢70名の参加者の皆さんが、拠点となったゴサンパーキングからの徒歩のみというルールの元、9時から15時までハードルアーのみを投げた結果は…(競技エリアは、細池から瑞穂橋)。

2024 Hard Bait MEETING 第2戦 in 五三川 結果

順位 サイズ ヒットルアー
1 42+37.5=79.5cm ラスターブレード115+ソウルシャッド
2 31.5+42=73.5cm ピクピクでのサイト
3 37+31=68cm ダウズビドー、ハイピッチャー3/8oz
4 42.5+20.5=63cm ピクピク
5 33+29=62cm ピクピク、ボイルトリガー
6 32.5+22=54.5cm リルビル70
7 21+21=42cm ソウルシャッド45、ハンプリー
8 40cm TN60
9 38.5cm レベルバイブブースト7g
10 20+16.5=36.5cm I字系、グッドミールスピン
11 34cm チャター系
12 31.5cm ベントミノー
13 29cm レアリススピン
14 27.5cm デラクー
15 23cm 小型ポッパー
16 22.5cm デラクー
16 22.5cm ソウルシャッド58
18 20cm ハンプリー
19 19.5cm Dゾーンフライ
20 19cm レベルバイブブースト7g
20 19cm リルビルワイルド
22 18cm ジョーダン
優勝…42cm+37.5cm=79.5cm
団地前の水深のある縦護岸際にてバマストで!

団地前の水深のある縦護岸際を、「ラスターブレード115」に「ソウルシャッド58SRSP」を付けたブレードアラバマのバマストで、グッドサイズを揃えて2本のリミットメイク。
暑くなり、縦ストとなる護岸際に浮き出したバスにアラバマでうまく口を使わせていました。

2位…42cm+31.5cm=73.5cm
細池下流からゴサンパーキングまでのストレッチをピクピクで

細池下流からゴサンパーキングまでのストレッチで見えるバスを「ピクピク」を使いサイトフィッシング。
水深が浅いため、かなりのバスの姿を見ることができたそうで、とにかく見えてる個体を見つけてはうまくアプローチして何回かあった食わせるチャンスをものにしてリミットメイク。

3位…37cm+31cm=68cm
最下流となった瑞穂橋付近のブレイクを「ダウズビドー」と「ハイピッチャー3/8oz」で

競技エリア最下流となった瑞穂橋付近のブレイクで、「ダウズビドー」と「ハイピッチャー3/8oz」にてリミットメイク。
日中の浮いたバスがブレイクの壁に寄り添っているところを、上記のルアーでブレイクに当てながら使うことでリアクションバイトを得ていたようです。

上位入賞者の皆さん、おめでとうございます‼︎

タフな条件下ながら参加者全体ではバスの総数22本。うち40アップは4本、という素晴らしい釣果

非常にタフな条件下で、僕自身も少し釣りをしましたが、トップで惜しい場面はありながらも、ハードルアーで釣る難しさを身をもって感じることができました。

そんな状況の中でも、参加者全体ではバスの総数22本。うち40アップは4本、という素晴らしい釣果が出ていたことで、こんな状況でも食わせれる術があるんだなと再確認。

晴天無風で流れがない条件下!バスはニュートラルな状態でポケーっと浮いている感じ

その結果から当日のフィールド状況を推測すると、晴天無風で流れがない条件だったので、バスはニュートラルな状態でポケーっと浮いている感じで、水深の浅い上流域はその姿が丸見え状態だったり、中流は杭や縦護岸、ブレイクにサスペンドするような状態だったかなと思います。
そのバスの目線に合わせるとか、目線上で誘えるモノで口を使わせていく戦略が有効だったことを裏付けるかのように、「ピクピク」を筆頭とする移動距離の短いトップウォーターや、ゆっくり誘えるI字系プラグ、ショートリップの潜行深度の浅いミノーなどの釣果が目立ちました。

優勝者のバマストも目線の上でストる使い方でしたしね。

バイブレは単発ながらグッドサイズがあがっていました!
今後さらによくなりそう

また、この時期定番のバイブレーション系は、この状況で当てるのが大変だったことは容易に想像できますが、40cm(TN60)、38.5cm(レベルバイブブースト7g)というグッドサイズが単発で上がっていました。
風などが吹いたらもっと釣果が上がるような感じもしますが、もう一段階二段階と冷えたらさらに良さそうな釣りだなぁと感じています。

といった具合に、ハードルアーをこれだけの人数で投げると、その日の傾向がホントに顕著に現れ、どんな状況だったのか? という部分がはっきりと浮き出てきます。

これが実に面白く、興味深いところで、たとえ大会中に釣れなかったとしても、同じ日に同じタイミングで釣りをしていたことで、釣ってこられた方の釣り方や共通する部分、タイミングなどをご自身の普段の釣りに即役立てていただける”現場から得たお土産”として持って帰っていただけるんですね。

僕も、毎回ホントに勉強させてもらっていて、釣果データを見るだけでご飯おかわりできるくらいです(笑)。

より釣りを深く楽しみたいとか、ハードルアーを普段ほとんど使うことがないとか、そんな方にはもの凄く楽しんでいただけるイベントではないかなと、開催させていただいている立場の自分でもつくづくそう思います。

改めて、ご協力いただきました皆様、ご協賛いただきましたメーカー様&ショップ様、ゲスト参加の疋田星奈様、そして暑い中、参加された皆様、本当にありがとうございました‼︎

 

次回は、11/10(日)に今年の第三回目を岐阜県大江川本流で開催。(すでに予約受付は終了)。まだまだ年内にかけて開催していこうと思ってますので、興味をお持ちの方はぜひ気軽にご参加ください。お待ちしております。

「2024 Hard Bait MEETING第4戦」
2024年11月24日 (日曜日)に
福岡県遠賀川&犬鳴川で開催決定!

11月1日 (金曜日) 12時より、参加ご予約受付スタート
水野のインスタをチェックお願いします

11/24(日)に、「2024 Hard Bait MEETING第四戦」を福岡県遠賀川&犬鳴川で開催決定‼︎
11/1(金)12時より、ご予約受付スタートしますので、予約方法など水野のインスタのチェックをよろしくお願いいたします‼︎
初の九州開催ということで、こちらもガッツリと勉強し楽しんでいきたいなと思っています‼︎ 九州の皆さん、お誘い合わせの上、ぜひご参加くださいねー。

 

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