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【激戦区/明石ジギング】泣く子も黙る“九州の玄海灘育ち釣船生まれの”メタルジグを使ってみた感想…

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うるめジグ。

ご存知の方もいればそうでない方も。

九州のジギング激戦区として知られる“玄海灘”育ちで、釣船生まれの筋金入りのメタルジグ。とはいえ、楽しいけど体力的にキツいジギングを、ラクに楽しんでほしいという開発者の想いや、初めからフックが搭載されていたり、価格がお手頃だったり…ベテラン勢でお使いの方も多いハズですが、どちらかというと初心者や、他ジャンルに手を出していて、ジギングも始めてみよう…なんて方に向いているのかなと。

ウエイト:150g/180g/200g/250g

REAL FISHER公式「うるめジグ」詳細ページはこちら

ジギングの激戦区「明石」で使ってきました

さて先日、激戦区“明石エリア”でジギングをする機会があったので、「うるめジグ」を使ってきました。因みに記者自身、ジギングは好きなジャンルの1つですが、オフショア・ショア問わず、同じように他にも好きなルアーゲームが沢山あるため、ガチ勢というよりは、程々にかじっている程度だと思ってもらえれば(笑)。

なので「うるめジグ」のコンセプトにもまだ近いのかな? と思い、今回身近な釣り場であり、激戦区でもある明石エリアで使ってみて「実際どうなのか?」という点を、初心者の方や記者のように幅広く釣りをしていてジギングもやっている、または始めてみたい…という方に届けばイイなということで、早速使用感をインプレしていきますね!

使ってみて感じた4つのこと

今回利用したのは「釣り船 魚英」。

明石でジギングをしている方であれば誰もがご存知のハズ。人気船で乗船人数もカナリ多く、エキスパートの方や常連の方も多く利用するため、テクニカルなアプローチが問われる場面も多いですが、その分魚の多い所へ常に案内してくれる。

そんな人気船を利用し、ジギングの激戦区“明石エリア”で「うるめジグ」を使ってみて感じたことは大きく4つ。

汎用性の高さ

まず1つ目。

コレは特に大きく思ったこと…“汎用性が高い”。

形状的にセミロング&センターバランスという、オーソドックスな形。丁度タチパターンが始まる目前、いつ開幕してもおかしくない状況でもあったので、“レーザーシルバー”カラーを選びました。結果的に良い状況とは言えない日である中、シッカリと青物の姿を見ることができました。

レーザーシルバー

記者が釣りをしていた右舷側はポツポツとしか上がらない中、「うるめジグ」に口を使ってきてくれた青物。

あれ、もしかしてタチウオを食っている個体か?

とも思いましたが、周りではイワシカラーのショートジグでも釣れていたり、ミドキン、アカキンカラーなどでも釣られていたり…明らかタチパターンに効きそうなカラーで、実際実績もある“レーザーシルバー”ですが、セミロングでセンターバランスという絶妙な形状と、その動きでタチウオパターンだけとは言わず、パイロットとしても十分に発揮してくれるのかなと思いました。

もしくは、自分の釣れた個体だけがたまたまタチウオを偏食していた? 実際のトコロは分かりませんが、周りがそこまで釣れていない状況、そして他カラーでボチボチ上がっている中で、コンスタントに釣れてくれたことには違いないです。

動きもジャーキングではキレの良いダートを生みだし、フォールでは若干スライド気味に水平姿勢でボディをロールさせながら落ちていく。上げ主体のハイピッチな動きで、今回青物をキャッチしているので、こちらは今後も活用していきたいアクション。因みに、試しでフォールをメインとしたスロージャークで誘うとキジハタ(アコウ)も。

引き抵抗の軽さから伝わる感度

今回メインとなった水深40m~60m。

ただ、コレに明石エリア名物である、グチャグチャな激流が混じる…。2ノットは当たり前で、それ以上も日常茶飯事という中で行うジギング。

そんな中でメインにしたのは「うるめジグ」(200g)。

正直メチャクチャ辛い。

ただ、他のジグに交換してから気付いた潮抜けの良さ。流石にここまでの重さになると体力的にキツいことは当然で、その中でも「うるめジグ」は潮抜けが良くて引き抵抗が少なくて軽い。また、その引き抵抗の軽さによって生まれる高感度な点も、特筆すべき点で、潮が効いている所に関しては程良い重さになり、バイトの予兆も感じ取れる。

着底感もバツグンで、周囲より1サイズ軽くできたり、根掛かりもない。途中他カラーやウエイトに変える場面もありましたが、魚をキャッチしていたこともあり、1日の9割が「うるめジグ」(200g)“レーザーシルバー”でやり切りました。

メッキが強い

釣りを終えてから気付いたことになりますが“メッキが強い”。

1日フルに使い倒し、根掛かり多発エリアと呼ばれる根の荒いポイントで、ボトムを何度も取り直しましたがこの程度。

パッケージが簡易ケースに

今回パッケージ開封から「うるめジグ」を使用したため、ジグケースは未開封だったので戻さず。パッケージが簡易ケースになることをあらかじめ知っていたので、その方法を。フロントフックを下向きに入れることでケガのリスクもない。他のジグと混ざってサビてしまう…なんてことも防げるので結構オススメ。

タックルデータ

ロッド:ギャラハド 623B Bait Model【ヤマガブランクス】

リール:BLUE SAFARI 35Hi/L【スタジオオーシャンマーク】

ライン:PEライン1.2号

リーダー:フロロカーボンライン30Lb

ジグ:うるめジグ(200g)レーザーシルバー【REAL FISHER】

フック:ジゲンライトツイン#3/0【ヴァンフック】

以上! 明石エリアで「うるめジグ」を使ってみた感想をレポートしました。

まとめると、絶妙な形状と動き、高感度による汎用性の高さと使い勝手の良さが、結果的に扱い易くて釣れるジグとして多くのアングラーに愛されているんだろうなと。

明石エリアデビューに、ピッタリなジグだと思いましたね。

REAL FISHER

2010年2月、玄界灘を案内する遊漁船として開業。四季折々の魚種とお客様による釣果や釣り方などをもとに、釣果はモチロン「独自の進化を遂げたルアー開発」に専念している船上ルアーブランド。 今後もルアーガイド船ならではのオリジナリティーに溢れる製品開発を随時進行予定。