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【Fishman発】超攻撃的ヘビー×ベリーショートマルチピースロッド「BC4 4.10MXH」にまつわるQ&A

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話題になってますねぇ、フィッシュマンの「BC4 4.10MXH」

“これまでにない超攻撃的ヘビー×ベリーショートマルチピースロッド”。…既に強めのパンチラインではありますが。その実、使用感などまだまだ謎に包まれている1本。

という訳で、その特長や使い方を京都のテスター渡辺さんに聞いてみた。というのが今回の趣旨。

渡辺 明弘(Watanabe Akihiro) プロフィール

フィッシュマンテスター。 関西を中心に「ナマズ」をメインに、ブラックバスなどの身近な魚からソルト、そして海外の魚達と魚種を問わず楽しむマルチアングラー。 自作ルアーブランド「いきもの掛かり」の代表を務める。

BC4 4.10MXHはこんなロッド

スペック

まずはスペックのおさらいから。

品名 全長 マテリアル ガイド 自重 継数 仕舞寸法 グリップ長 ルアーウェイト ライン 販売価格
BC4 4.10MXH 4ft10inch(147cm) 4軸カーボン99% Kガイドチタン+ステン 140g 4ピース 40.5cm 36cm 5~56g(快適ウェイト14~50g) PE1~5号 49.800円(+税)

フィッシュマン公式「BC4 4.10MXH」詳細ページはこちら

どんな魚に使う?

バスやナマズ、シーバス、大型マングローブジャックなど。そして、タイ等の海外釣り堀ではバラマンディやレッドテールキャット、チャドー等もターゲットです。

どんな場所で使う?

小規模水路等のランガンは非常に軽快。ボートからのピンへの撃ち込みも気持ちよく決まります。特に、普段入ることも躊躇するようなボサのキツイエリアに持ち込んでほしいです。仕舞寸法40.5cmというポケットサイズなので。

どんなルアーが使いやすい?

これはBC4 5.10MXHゆずり。トップウォータープラグからジャークベイト、10g台のミノーからジョイクロ175等の2ozクラスまでをカバーできる汎用性があります。また、ラバージグやフロッグも扱いやすいですね。

投げにくくない?

もともとピン撃ちが得意な510MXHをベースに短くなったロッド。そのためロッドの自重が軽くなり、テイクバックやリリースの動作も軽い。つまり、ショートレンジでの超低弾道ライナーのマシンガンキャストが可能となっています。また、腕の延長のような感覚のレングスなので投げやすいです。

短くないとできないこと

「あのカバーの奥に届けたい。」そう思っていても、今までは長くてロッドをしっかり曲げることができませんでした。410MXHなら超小場所でも振り切れるコンパクトキャストが可能。これは他のロッドでは体験できない新感覚です。

まとめると、4.10レングスながら投げやすく、ピン撃ちも決まり、また10g台のミノーから2ozクラスのビッグベイト、はたまたラバージグやフロッグなどまでカバーでき、バスやナマズ、シーバスに海外の怪魚まで対応するロッド。

にわかに信じがたい気もしますが、フィッシュマンと言えば“曲げの魔術師”。張りはあるけど曲がる…という矛盾をいとも簡単にやってのけるロッドメーカー。

おもしろそうなロッドが、また出てきますね。

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Fishman

「ゼロバックラッシュ」「飛距離」「高精度ピンスポット撃ち」を追求したベイトロッド専門メーカー。 怪魚ハンターとしても知られる赤塚ケンイチ氏が代表を務め、同氏の豊富な経験がフィードバックされたロッドは、繊細な渓流から秘境のモンスターまでさまざまなスタイルに対応するラインナップ。