夏にハイシーズンを迎えるチヌゲーム。
実は夏から秋に切り替わる今の季節こそ、ショアからチヌを狙うのに最適なシーズンでもあるのです。
秋は甲殻類系のベイトも豊富なためチヌの意識もボトムへと向きやすくなります。今回紹介するのは、そんなボトムゲームに活躍するルアー、エクリプスの「パンチングシュリンプ」!
「パンチングシュリンプ」はシャコをイメージして開発されたソフトルアー。もともとはロックフィッシュを想定したモデルではありましたが、チニングでも高い実績をほこり、既に浜名湖や東京湾奥など激戦区でも多数の釣果を出しています。
パンチングシュリンプ【エクリプス】
「パンチングシュリンプ」では、3.3インチと2.5インチの2サイズが展開。
ちなみに3.3インチと2.5インチではカラーは展開が異なり、特に2.5インチはチヌゲームを意識した配色も多数採用されています。
サイズ | ウエイト | 推奨フック | 対応リグ | 入数 | カラー | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
3.3inch | 約5.7g | オフセットフック オススメ#2/0 #1/0 スーペリオCOフック オススメ#2/0 #1/0 |
テキサスリグ、ジグヘッドリグ、フリーリグ、ジカリグ etc… | 6 | 10色 | ¥650+TAX |
エクリプス公式「パンチングシュリンプ3.3」詳細ページはコチラ
サイズ | ウエイト | 入数 | カラー | 推奨フック | 対応リグ | 対象魚 | プライス |
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2.5インチ | 約2.6g | 6 | 12色 | スーペリオCO #1.5 / #2オフセットフック #2 |
テキサスリグ、ジグヘッドリグ、フリーリグ、ジカリグ、etc… | アイナメ、ハタ系、ソイ系、マゴチ、クロダイ、キビレ、シーバス、etc… | ¥640+TAX |
エクリプス公式「パンチングシュリンプ2.5」詳細ページはコチラ
アピールの強弱が使い分けられる2WAY仕様のリボンテール
「パンチングシュリンプ」の特徴の一つが、2WAY仕様のリボンテール。
チヌの活性が高い秋ではありますが、自然が相手の釣り。状況によって活性が低い場面に装具るることも多々あります、そんな時に活躍するのが、このリボンテールとなります。
簡単に言うと、アピールの強いパドルテールとナチュラルな誘いができるリボンテールで使いわけることが可能。
開封された直後は固定されたパドルテール状態で、そのロックを解除するとリボンテールといったように、釣り場で簡単に切り替えることができます。
例えば、濁りがあるときや風が強くて荒れ気味の場面では、より強い波動が効果的になることも多くあります。特に活性が高い場面ではパドルテール状態の方がより効率的にバイトを引き出すことが可能。
逆に水質がクリア、活性が低い場面などでは微波動で誘うリボンテールがオススメ。特にボトム放置状態でも、わずかな水流で自発的にアクションするので、じっくり見せて喰わせたいときにも重宝するセッティングとなります。
また強い波動ではフグやベラなどエサ取り系の魚を引き寄せてしまう…そんなときもリボンテール状態が活躍します。
ちなみにですが、エクリプスプロスタッフの大石 浩史さんのオススメのセッティングは、リボンテールは解除した状態の「パンチングシュリンプ2.5」。
大石さん自身、浜名湖をメインフィールドにしており、今の季節では若干チヌのポジションも夏を引きづっているそうで、シャローエリアを中心に3.5gのフリーリグを使用しているとのこと。
もちろん、濁りがある時、台風などの影響で荒れ気味の時には3.3インチを使用して、シルエットでアピール力を強化しているのだそう。
これから季節が進行するとチヌのポジションもより深場へと移行するため、徐々に重いウエイトに切り替えていきます。
また、流れがある場所や風が強い場面、魚が溜まっている場所が遠くて飛距離を出したい時なども3.5gより重いシンカーを使用。逆に干潮などで水深が浅い場合や、魚の反応が悪くよりゆっくり探りたい時、中層を探るときには3.5gよりも軽いシンカーを使用するとのこと。
地域によって季節の進行が変わるため、その時々のチヌのポジション・食べているベイトでウエイトやルアーのサイズをチョイスと良いでしょう!
チヌにとって秋は冬に向けて荒食いをするタイミング。釣り人にとっても過ごしやすい季節なので、ぜひ参考にしてみてください!