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巻き?撃ち?秋のフィールドで確実にバスを釣るためのキモ/磯山 康

寄稿:磯山 康
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秋のバス釣り入門

ストラクチャー絡みの一手

巻きモノのようなアグレッシブな釣りが効く一方で、秋はじっくり丁寧にストラクチャーを狙う釣りも重要になってきます。

秋が深まるにつれて気温低下、放射冷却などの影響で、冷え込みを避けられるようなスポットにバスが徐々に増えていきます。個人的な感覚ですが、霞ヶ浦水系では例年10月中旬頃から消波ブロック、石積み、冠水植物、フィルターユニットなどにバスが増えてくる傾向にあります。また、台風や大雨の影響で強い濁りが発生した場合でもそういったエリアは濁りの影響を受けづらく、バスが集まる要因の一つとなっています。

そしてこのようなストラクチャーには、バスの大好物であるスジエビや、テナガエビ、そしてゴリ系の魚たちが多く居着いているため、バスにとっては冷え込みや濁りも避けられるうえに、エサも存在する…という格好の居場所となるのです。

秋のストラクチャー攻め

攻め方としては、基本的にはストラクチャーの細かい穴の隙間を狙ってルアーをいれていく穴撃ちの釣りになります。

これらのストラクチャーを攻めるうえでメインに使用するルアー・リグは以下の通り。

消波ブロック→HPシャッドテール2.5の3.5g~5gヘビダン

石積み→ドライブクローラー4.5の0.9g~1.3gネコリグ、小型バックスライドノーシンカーリグやネイルリグ(ドライブショット4、スピンナッツ50)

冠水植物→ドライブビーバー3.5の7g~28gテキサスリグ

この中でも比較的オカッパリからでも細かいアプローチがしやすいのは消波ブロック、フィルターユニット、冠水植物の3つとなります。

冷え込みが続いたり、晴れた朝に放射冷却が強いタイミングや、濁りが強いタイミングで上記のストラクチャーを丁寧に攻めてみてください。必ずバスに巡り合えるはずです。

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