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【霞ケ浦水系】秋のシャローカバー攻めの極意

寄稿:伊藤 康晴
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秋のバス釣り入門

ルアーは?ラインは?

カバー撃ちでは、定番のテキサスリグリーダーレスダウンショット、またカバーネコなどをその日の状況やバスの反応を見ながらローテーションしていきます。

ここでのラインセレクトですが、私はカバーの中を釣る際には耐摩耗性や感度に優れたシューターの10lb~14lbをセレクト。

どうしてもカバー越しの釣りになるためラインの強度が重要になってきますし、ラインをカバーに絡めた釣りになるため、シューター特有の感度がバスのバイトをしっかりと手元に伝えてくれます。

一方、カバーの外が有効な日もありますので、カバーの外を狙うような場合はバイトを目で見て捉えやすいシューター・FCスナイパーBMS AZAYAKAがとても有効です。

特に霞ヶ浦水系は水深が浅いのでルアーにバイトしたバスは必ず奥や手前、左右などに走ります。ラインの動きを目で捉えることができるのは大きなアドバンテージです。

“滑り”気にしてますか?

ピッチングが主体の霞ヶ浦水系のシャローカバー攻略では、ラインの“滑り”も重要だと考えています。

これは私が密かに実践しているワザなのですが、釣りの途中でパワーアップラインコート スピードドライをラインに吹きかけて使用しています。本来はPE向けに開発された製品ですが、フロロカーボンラインにもバツグンの効果を発揮するんです。

シャローカバーを撃つ釣りでは、通常の使用に比べどうしてもライン表面が劣化しがち。ラインの滑りが悪くなってくるとガイド抜けも悪くなりますし、サミングの精度が落ちることでキャスト制度も落ちてきます。

パワーアップラインコートを使用することでこれらが解消でき、結果的にバスをキャッチする近道になってきます。速乾性のスプレーなので、釣りの最中に使用できるところも使い勝手が良いですね。

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