ルアーは?ラインは?
カバー撃ちでは、定番のテキサスリグやリーダーレスダウンショット、またカバーネコなどをその日の状況やバスの反応を見ながらローテーションしていきます。
ここでのラインセレクトですが、私はカバーの中を釣る際には耐摩耗性や感度に優れた「シューター」の10lb~14lbをセレクト。
どうしてもカバー越しの釣りになるためラインの強度が重要になってきますし、ラインをカバーに絡めた釣りになるため、シューター特有の感度がバスのバイトをしっかりと手元に伝えてくれます。
一方、カバーの外が有効な日もありますので、カバーの外を狙うような場合はバイトを目で見て捉えやすい「シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA」がとても有効です。
特に霞ヶ浦水系は水深が浅いのでルアーにバイトしたバスは必ず奥や手前、左右などに走ります。ラインの動きを目で捉えることができるのは大きなアドバンテージです。
ピッチングが主体の霞ヶ浦水系のシャローカバー攻略では、ラインの“滑り”も重要だと考えています。
これは私が密かに実践しているワザなのですが、釣りの途中で「パワーアップラインコート スピードドライ」をラインに吹きかけて使用しています。本来はPE向けに開発された製品ですが、フロロカーボンラインにもバツグンの効果を発揮するんです。
シャローカバーを撃つ釣りでは、通常の使用に比べどうしてもライン表面が劣化しがち。ラインの滑りが悪くなってくるとガイド抜けも悪くなりますし、サミングの精度が落ちることでキャスト制度も落ちてきます。
パワーアップラインコートを使用することでこれらが解消でき、結果的にバスをキャッチする近道になってきます。速乾性のスプレーなので、釣りの最中に使用できるところも使い勝手が良いですね。