落ち鮎などのベイトを捕食するこのタイミング。
はるか沖で水面直下~30㎝のシャローレンジを艶めかしく泳ぐシャローランナーに“ハーモニカバイト”。
このルアーは、まさにそんなシチュエーションにドンピシャだったりする。
モニカ 125F ジェットブースト
シマノ公式「モニカ 125F ジェットブースト」詳細ページはこちら
水面炸裂のハーモニカバイト…が名前の由来。
水面直下~30cmのシャロ―レンジを攻略する際に必要な“レスポンスの良さ”と“キレのあるウォブンロールアクション”を演出する「モニカ 125F ジェットブースト」。アップにキャストしクロスに転じた際の変化さえ設計に落とし込んだという、まさにこだわりの詰まったルアー。
そのアクションの秘訣はフェイスデザイン。
レンジを浅くキープしようとした場合リップは小さく、また泳ぎ出しを良くしようとするとリップ角度は大きくなるが、一方でレスポンスとロール感は失われるとも。独自のフェイスデザイン設計により、シャローレンジをキープしつつロール主体のハイレスポンスアクションを演出。大きなアドバンテージに。
もう一つの特長は飛距離。シマノ独自のテクノロジーである「ジェットブースト」を搭載しており、その平均飛距離は優に60m超。干潟や水深の浅い河川といった広大なシャロ―エリアにも焦点を当て、レスポンス良く広くターゲットを探れる仕様に。河川の流れを利用したドリフト釣法もお手のもの。
「ドリフト」で真価を発揮
上流へと逃げるベイトを捕食する性質のあるシーバスは、ダウンでの回収時に不意にヒットすることもしばしば。そこでダウンにおけるアクションを追求、アップクロスからダウンに入っても動きが破綻せず、安定したウォブンロールアクションで足元まで魅せ続けることが可能。
また、わずかな水圧をかけるだけでアクションし始め、シーバスの捕食スイッチを入れることができるため、流れのある状況下での”ドリフト釣法”でその真価を発揮する。
シーバスが定位するであろうピンをイメージしながら上流側へキャスト。立ち位置と着水点、流速とリトリーブスピードを調整しトレースコースを計算することでシーバスのバイトゾーンへ。アップクロスでもダウンクロスでも、あらゆる角度から狙うことができ、定位するターゲットのバイトゾーンを横切らせたり追い抜いてみたり様々なアプローチが可能に。
鈴木 斉氏のインプレッション
アクションが安定したシャローランナーということで、水深が浅く流れの速い河川でも使いやすいルアーです。特に気に入っているのが、アクションの立ち上がりの良さです。この性能のお陰で、ルアーは着水後にラインテンションをかけるだけで即座にアクションを開始してくれます。実釣中に繰り返しキャストをしていると忘れがちですが、ルアーの着水音はシーバスの興味を惹くきっかけになることも多いので、音で目線がルアーに向いた直後、ルアーが即座にアクションしてバイトチャンスを演出してくれるのは、大きな魅力だと感じます。中でもベイトが集まっているポイントや、流れのヨレを狙うようなピンスポットを丁寧に攻めたいときには効果的です。使い方もタダ巻きで簡単に操作できるルアーですので、水深の浅いポイントを狙う際は、ぜひこのルアーで攻略してみてほしいですね。
出典:シマノ公式HP
スペック&カラーラインナップ
品番 | カラー | タイプ | 全長(mm) | 重量(g) | 飛距離(m) | 潜行深度(参考値)(m) | スイムフォーム(角度(°)) | 流速スペック(cm/秒) | フック | 本体価格(円) |
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XL-112X | 全8色 | フローティング | 125 | 22 | 61 | ~0.3 | 10 | 66~ | #4 × 3 | 2,250円 |