すっかり全国区となったタイラバゆえに、地域・季節・水深やスタイルによって、それに応じたタックルセレクトを探求するのが楽しみになっている方も多くいることでしょう。
とはいえオーソドックスなキホンは巻くだけで入門もしやすく、マダイをはじめ多彩な魚が釣れることも少なくないこの釣りは、だからこそ深くはまっていくのかもしれない。
さて、テンリュウのタイラバロッド「レッドフリップ」といえば、そんなタイラバシーンに状況特化型の各モデルを送り出し、かつ今年の8月からは順次新たな追加機種が続々とリリースされていく。
新たな追加機種についてはこちらの記事もご参考に。
キャスティングの乗せ!RF652S-L/CN
さて、そんな追加機種から9月初旬、つまり今まさにリリースされるのがRF652S-L/CN。
CNが表すのはC=キャスト・N=乗せ。キャスティングタイラバに向く、「乗せ」モデルの6フィート5インチのLアクション。
品名 | タイプ | 全長 ( m [ft]) |
継数 (本) |
調子 | 仕舞寸法 (cm) |
ルアーウェイト (g) |
ライン (PE/号) |
最大ドラグ (kg) |
リアグリップ (mm) |
先径 (mm) |
自重 (g) |
使用繊維 カーボン/グラス (%) |
本体価格 |
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RF652S-L/CN | S | 1.96[6’5″] | 2* | R | 155 | Vertical 45-120 , Dotera MAX180 , Cast MAX60 | MAX 1.0 | 2 | 405 | 1.3 | 100 | 89/11 | ¥37,500 |
これまでのレッドフリップにもスピニングモデルはあって、それがRF672S-ML/CK。CKはキャスト・掛けを表し、レングスは追加モデルRF652S-L/CNと比較し少し長く、MLアクションでやはり少し張りがある。同じくキャストして広範囲を探れるというメリットはあるが、既存モデルはあくまで掛けをメインにした設計。
投げた先でナーバスなマダイを食わせ切る
RF652S-L/CNの特長としても広範囲をキャストにて探ることは共通で、フレッシュなポイントを常に探れるのがメリット。
ただし、フレッシュなポイントには魚がいるが、魚自体の活性が高いかというと、いつもいつもそうとは限らない。
浅場や中層に浮きながらもニュートラルな状態であったり、何かを嫌がって初期バイトから長く続かない…なんて時には繊細なティップで飽きさせずに乗せ切る。そんな攻め方ができるロッドに仕上がっている。
ちなみにレッドフリップ全体にいえることだが、得意なシチュエーションはあれど汎用性がないかと言われればそんなこともなく、バーチカルでは中・高速リトリーブで誘うにも向くそうだ。
ヘッドウエイトの適正はバーチカルで45~120g、キャストは60gまで可能。
マグナフレックス製法で、ティップ部は低弾性カーボン、ベリーからバットは中弾性カーボンを主体に チューブラ状のブランクを構成した違和感のないスムーズな曲がりで食わせ切り、C・N・Tでバットパワーも十分に発揮する。
スピニングモデルにも従来の「掛け」に加え新たに「乗せ」のRF652S-L/CNが加わるのは、ファンにとってはうれしいところでは?
ぜひチェックしてみてください!
テンリュウ公式「レッドフリップ」詳細ページはこちら