「要・防寒着、インナー」
そろそろ湖上の気温はひとケタになろうかという時期になった。朝の気温が10度以下でも日中は20度を超える10月はインナーは不必要だが、11月になると特に下旬はインナーが不可欠となる。
10月末現在の湖上での服装はTシャツ、フリース(パーカー)、レインもしくは薄手の防寒着という具合。11月上旬になると本格的な防寒着を上から着用することになり、下旬になるとインナーを着用する。
インナーといえば、ここ数年私が愛用しているのがフリーノットの光電子。「一度着たら手放せない」の売り文句通りのアイテムで、薄手、中厚手、超厚手の3種類を使い分けている。晩秋は薄手となるが、12月になると超厚手の3.5㍉という毛布に包まっているかのような暖かさが防寒対策になる。
これから先の時期に必要となるのは、防寒対策であり、そこから釣りのことを考えることとなる。今の時期なら防寒着やインナーも釣具店に各サイズが揃っているので、サイズがなくなる前に購入されることをオススメしたい。
「小型と大型は違うパターン」
さて、冷え込みはじめた琵琶湖の状況は、小型サイズが越冬ポジションに集まりだして入れ食いとなっており、各地で2ケタ釣果となっている一方、大型サイズはベイトのフィーディングパターンとなり、ベイト次第で大きく移動してしまう傾向にある。
そのため、15—30㌢ぐらいのバスを大量に釣れるパターンと、40—60㌢が単発で釣れるパターンの差が激しく、「数釣りモード」と「サイズ狙いモード」では狙うエリアも使われるタックルも大きく異なる。
2 / 3