【開幕!秋のどばふ祭り】9月中は「HUミノー111フローティングスイッシャー」をお忘れなく!永野総一朗が解説“夏の釣り方との違い”
9月に突入。
あの灼熱具合もついにピークを超し、日照時間も短くなり表層水温も28℃前後と、ピークに比べたら、2〜3℃は下がりました。それもあり、バスの活動レンジが広範囲となり、これまで暑すぎて出なかった表層にも出はじめ、遂に秋の“どばふ祭り”開幕! 少なくとも9月中は「HUミノー111フローティングスイッシャー」を巻き倒したいなと。
夏どばふと秋どばふの違い
琵琶湖において「HUミノー111フローティングスイッシャー」の活躍時期は初夏6月〜7月の夏と、8末〜9月の初秋。ともに北湖がメイン。タダ巻きでバスを食い上げさせる釣りですが、エリアや巻く場所が大きく変わってきます。
ハイドアップ公式「HUミノー111フローティングスイッシャー」詳細ページはこちら
初夏は流れの当たらない所。
基本的に“スポーニングエリアの上”、もしくは付近のエビモや取水塔などの縦ストラクチャー。水深も4m前後まで。イメージ、ネストの上や、フライを守っているバスの上、みたいなイメージで探してみると、まだ見つけやすいかもしれません。
南湖ワンドのエビモなんかは、正に分かりやすいですね。風がそれほどない時の方が、出やすく、穏やかな天候がどばふ条件となます。
一方、秋どばふは、一番暑い時期に深場や流れのある所に移動したバスが、表層水温が下がって、サーモクラインが無くなることで出てくるので、流れの当たる深場や、深い所にあるウイードエッジが多くなります。そして水の綺麗な北湖。
具体的に今やっているエリアで言うと、大浦湾の4〜5mのウイード、白石、多景島、竹生島、彦根の河口周りのウイード。種類はカナダモで、エッジでシッカリ壁になるくらい生えていることが、ポイントになります。島以外に関しては、“深場の絡むブレイク絡みの濃いウイード”って感じでしょうか。急深の奥琵琶湖なら陸っぱりでも出てきます。天候的にもさざ波程度がベスト、波風ザバザバの方が出やすくなることも。
季節的なトコロもありますが、出たらデカいのが初夏のどばふ。より数が釣れるのは秋のどばふです(多い日は8月30日にHUミノー111フローティングスイッシャーのみで40本オーバー!)。
巻きスピードも、秋の方が気持ち速く巻いているイメージです。
ただただタダ巻き。I字にならないよう、ウネウネを止めないように、ひたすらに一定で巻くのみです。
タックルについて
では最後、タックルについておさらい。
ロッドは「マッカ」(HUMC-71M+)や「マッカ レッド シグネイチャー」(HUMRC-65M+/RS)、専用にするならグラスで「マッカ レッド」(HUMRC-611MG)。
低弾性 LENGTH 7’1″,LINE 10-20lb,LURE1/4-3/4oz
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LENGTH 6’5″,LINE 8-20lb,LURE 1/4-1oz
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LENGTH 6’11″,LINE 10-16lb,LURE3/8-3/4oz グラスモデル
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リールは「カルカッタコンクエスト」(200)もしくは「SLX DC」。ノーマルもしくはローギヤがオススメ。ラインに関しては、「アブソルート AAA[フロロカーボン]」(14Lb)。ナイロンライン16Lbでも可能ですが、巻きっぱなしなのでフロロでOK。
旬な釣りなので、是非皆さんもこの秋どばふ!してください!!
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