浅場に反応がある時の“マダイ攻略”で大切なこと

2024年09月06日

寄稿：御厨圭祐

皆さんこんにちは！　REAL FISHER代表の“御厨圭祐”です。

さて、今回お伝えする内容は“浅場のマダイ攻略”。夏場はサイズに関わらず、浅場から深場まで追い求めているエサによって居場所が変化しますが、シャローに反応を示す時は特に、エサに執着していることが多く、比較的口を使ってくれやすいと共に、大型も良く釣れてくれます。今回はそんな浅場に差してきているマダイを狙う際のアドバイスとして、狙い方や使用タックル、オススメルアーなどを解説できればと思います。

御厨圭祐（Keisuke Mikuriya）プロフィール

中学生の頃アメリカにホームステイをした事がキッカケでバス釣りに出会う。休みの度にバスを追い続け、釣りの為に部活を辞めてしまう程の釣り好き少年時代を過ごし、夢は尽きずバスプロの世界へ足を踏み入れるが、その後8年間は釣り業界から離れて一般の会社へ勤務。でも心の中では「釣り業界に触れながら生きていきたい」という強い想いがあり、日々魚を追い続けることに一生を掛けても良いと考えた末、遊漁船を開業。毎日魚と触れ合いお客様と出会う。人それぞれの釣り方を見ると、その度に「いつか必ず誰にでも扱いやすくて、とにかく釣れる物を作ろう」と思っていたことが今は形に。遊漁船「REAL FISHER」の代表でありルアー開発者として、これからも船上で真のルアー開発を随時進行。

バーチカルより横の動きで誘う

浅場とは大体10mから30mほどの水深。

そういったエリアでは、バーチカルより横方向で探るアプローチが、マダイの視界にルアーが通ることも増えるため、必然的にヒット率が上がります。

普段より少し強めのタックルを

続いてタックルについて。

シャローを攻めるのであれば、ベイトタックルより断然スピニングタックルの方が有利。やっぱりキャストがやり易く、完全フリーでタイラバやテンヤを落とすことができるので、横の動きで引いてくる距離も長く取ることができます。

ロッドのスペックに関しては、40〜100gのライトジギングタックル、またはSLJタックル。リールは3000番または4000番がオススメです。3000番の方が、繊細にドラグ調節が行えるので、バラシが格段に少なくなります。PEラインは1号または1.2号辺りが扱い易いのではないかなと。

お気づきの方も居られると思いますが、通常のタイラバタックルより、ワンサイズ強めのモノを使用します。コレは、水深が浅い分、水の抵抗を受けにくくなることで、深場でヒットするより、魚の引きが強くなる傾向にあるためです。

浅場攻略ではアコウ（キジハタ）も良く釣れる

オススメアイテム「海老ラバ」【REAL FISHER】

REAL FISHERの「海老ラバ」は正に、今回お伝えしているようなシャロー攻略では、ぜひお使いいただきたいアイテム。ボディの形状的にも横引きを得意としており、その動く様子は、底付近を這っているエビそのもの。タイラバとして使えるのは当然、一つテンヤのように、フックにエビを装着して使われる方も多くいらっしゃいます。

ウエイト：45g/60g/80g/100g/120g/150g

REAL FISHER公式「海老ラバ」詳細ページはこちら

パイロットとして、バーチカルのアプローチが問われる状況、捕食しているベイトがイカやベイトフィッシュなどの状況では、汎用性を備え、イカ型形状とフラッシングを活かしてマダイを誘ってくれる「烏賊ラバ」も有効にはなりますが、今回紹介させていただいているような、横引きが必要とされる浅場攻略においては「海老ラバ」の方が有利になる場面が多いです。

烏賊ラバ