釣りをする際のポイント

日本列島の広範囲に生息しているタチウオの性格上、ポイントによって差がありますが、一般的にショアから狙えるシーズンは初夏から晩秋くらいがシーズン。

例年では海水温が暖かいことから冬でも釣れることもあります。シーズン初めは小型から中型が数釣ることができ、終盤に差し掛かると共に大型が出やすい印象。

時間帯に関しても、釣行するポイントによって様々。

ただ、比較的高活性な時間帯は夕マズメと朝マズメ！　レンジも表層付近が多いので、水深のこともあまり気にせず済みます。

また、水深が10m以上あるディープエリアが絡むポイントであれば15時ぐらいからヒットする「デイゲーム」が成立するなんてこともあります。

大潮は潮位差が大きいわりに潮流があるので、、時合が短いとも言われます。潮時表などを参考に釣行日を選べるのであれば、大潮後の中潮以降の小潮回りがオススメ！

これもエリアによって異なるので、行こうとしているフィールドに詳しい方や実際に通ってみてどの潮のどういった時間帯が釣れるのかを検証してみるのもイイでしょう。

曇天や雨天の場合は、光量が少ないので水中が暗くなる時間帯が早まるので、ヒットタイムも早くなる傾向にあります。

また、風波のない「べた凪」状態よりも、若干風が吹き、波気がある時の方がショートバイトが少なくてフックアップできるタチウオが多いです。

タチウオシーズンが訪れると想像を絶するほどアングラーで賑わいますので、狙いの場所を確保したい場合や落ち着いて釣りをしたい場合は、余裕のある行動を心掛けましょう。

さて、そんなショアからのタチウオゲームでメインとなる2つのポイントの特徴を少し紹介しておきます。

波止の特長

まず、波止は非常に手軽。

タチウオの回遊がはじまると一斉にボコボコ釣れる時もあり、場所によっては車を横付けできて荷物を持ち歩くこともありません。必要なモノがあればコンビニや自動販売機があればスグに買えるなどの利点も。

沖堤防の場合

渡船で渡ってしまえばタチウオパラダイスと言えるほど。

外海を狙い放題。ベイトの回遊量も多く、タチウオの回遊前に青物の回遊があるというのもウレシイところですね！

当然ながら沖を狙えるため、タチウオサイズも比較的大きめ。夕マズメ前に渡って、時合の終了とともに帰るという効率の良いタチウオゲームが楽しめるスポットです。

タックルについて

習性や場所選びに季節など、色々お分かりいただけたと思いますので、今度はいよいよタックルを紹介していきます。

最近ではタチウオ専用ロッドも各メーカーから数多く登場しています。

ですので、一番は専用ロッドを使うことをオススメします。

長さは8～9ftくらいで問題ありませんが、遠投するエリアを狙う場合は長いほうが有利になります。また、専用ロッドを買うまでもないという方は手持ちのシーバスロッドやエギングロッド、ライトショアジギングロッドなどでも代用できます。

タチウオゲームでは比較的扱うルアーは重めで飛距離が必要とされます。ですので、3000番クラスのスピニングリールがオススメ。

ただし大きくなるほど重量も増えるので、ロッドとのバランスを考慮して選びましょう。軽すぎてもアンバランスになることもあるので注意です。

比較的激しいアクションで誘うことが多いタチウオゲームでは、伸びの少ないPEラインが主流。操作もやりやすくてオススメ。遠投する必要もあるので、細めのラインが適しています。大体初心者だと0.8号や1号くらいがオススメです。

PEラインを直結にしてしまうと切られるリスクがあるので、リーダーやワイヤーをPEラインへ結びましょう。リーダーはフロロカーボンラインの細くて30Lb～40LBくらいが基準ですが好みもあります。細くなるとルアーの動きが良くなりますが、切られるリスクが上がります。逆に太いとラインブレイクは防げますが、ルアーの動きが損なわれます。

近年、タチウオゲームではワインド釣法が主流ですが、他にもバイブレーションやミノー、ジグなどもオススメ。専用ルアーではなくてもシーバス用ルアーでも代用できます。

このようなセットがオススメ

これからもっとタチウオゲームが面白くなるハズ！ぜひタチウオゲームを満喫してみてくださいね！

実釣動画もぜひ参考に！

出典：YouTubeチャンネル「LureNews.TV」詳細ページ