遡ること、早半年ばかり。
2024年フィッシングショーで20000番クラスの限定カラーとして発売、生産数量を大幅に上回る受注を記録したブラックとピンクの2アイテム。
ステラの20000番クラスに対応するアイテムが…なんと「16000~10000番クラス」にスケールダウンして登場。キハダ、ヒラマサキャスティングに対応する待望の番手、その人気は推して知るべし。
NO LIMITS 20SW16000HP-MsBk/PiDS
…もはや何も言うことはなく、ただただ渋い。工芸品を思わせる作り込みが、所有欲をくすぐるばかり。
ブラックは、マイクロサンディング(金属表面に超微粒子メディアを衝突させ、表面硬度アップと細かな梨地仕上り)にオールブラックのアルマイト処理とデザイナーが手書きしたSTUDIO OCEANMARKロゴを一刀彫(彫刻刀で削り込んだような仕上がりの機械彫)が施された一品。
一方のピンクは、ベースカラーに高輝度ピンクとダークシルバーのダブルアルマイト仕上げを施したスペシャルカラー。女性人気もさることながら、その差し色的な印象の強いカラーリングで男性ユーザーにも人気なんだとか。
スプールにはスタンダードモデルに搭載されている“飛距離アップ”と“ライントラブルを軽減”する、マルチカットスプールリングを搭載。
また内部には、防水カーボンワッシャー放熱ラジエーターを採用、大型魚とのフルパワーファイトに対応。
スペック
MsBk(ブラック)はスタジオオーシャンマーク製品を取り扱うプレミアムショップ/メガストア限定カラーで、メーカー希望本体価格31,500円。
19ステラSW14000-10000、21ツインパワーSW14000-10000に装着可能。最大ドラグ17kg、PE6-300/5-350m
一方のPiDS(ピンク)は、スタジオオーシャンマーク製品を取り扱う全店で展開するカラー。メーカー希望本体価格28,500円。
こちらも同スペックとなっており、19ステラSW14000-10000、21ツインパワーSW14000-10000に装着可能。最大ドラグは17kgでラインキャパはPE6-300/5-350mとなっており、キハダやヒラマサ、GTゲームにジャストなスペック。
カスタムハンドルも同時に登場
写真を見て、お気づきになられた方も?…そう、スプールに合わせてカスタムハンドルも2アイテムが登場。
ブラックは「NO LIMITS 19SW14000/8000BM70-MsBk」、そしてピンクが「NO LIMITS 19SW14000/8000BM70-PiDS/L」。ハンドルを変えるだけでグッと統一感が出て、まったく違ったリールになったような。
スペック的にはパワーファイトとルアーアクションを両立するビックマウス型の「BM70ノブ」と「88mmアルミアーム」を組み合わせ。ビックゲーム対応ながら軸部分はチタン材料で軽量化も施した最高スペック。
なお、「BMノブ」は長時間対応ノブ形状として周知。様々な握り方に対応することで 腕全体の筋肉を使用、疲労を軽減する発想が採用されたノブ。
いずれのカラーもメーカー希望本体価格は25,500円となっており、ハンドルだけの購入も可能。
…やるか、やられるか。
少しのミスも許されない、いわば極限状態でファイトするビッグゲーム。そんな状態でカスタムスプールを使えば、カスタムハンドルを使えば魚が獲れるのか、と問われれば決してそうではないかもしれない。
ただし、自分が気に入った信頼できるタックルを使用することで、心に余裕が生まれ安心してファイトができるはず。お気に入りの相棒に、いかがでしょうか。