近年注目のルアーフィッシング、「アユルアー」。
夏を中心に盛り上がるアユ釣りですが、夏から秋に切り替わる時期はサイズも期待できるシーズンとなります!
今回紹介するのは、オールシーズンに活躍するアユルアー、DUOの「流鮎110F」!
「流鮎110F」はDUO初のアユルアーであり、開発に3年以上の年月を費やした渾身のモデル。
DUO代表の安達 政弘(あだち まさひろ)さん自ら開発を担当し、野生のアユの動きを研究し、再現したルアーでもあります。
流鮎110F【DUO】
Name | Length | Weight | Type | Hook | Price |
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ルアユ110F | 110mm | 15g | 重心固定・フローティング | 付属針/がまかつ社管付チラシ針 | ¥1,980(税込) |
DUO公式「流鮎110F」詳細ページはコチラ
アユルアーとして開発された専用ルアー
「流鮎110F」は、アユ専用に開発されたルアー。
開発秘話でもお伝えした通り、渓流用ミノーなどのベースを元に開発したのではなく、完全な0ベースから設計されています。
中でも特に注目は、そのスイム姿勢。以下の動画でも分かる通り、水中で泳ぐ姿はアユそのもの!
出典:YouTubeチャンネル「DUO JAPANデュオ公式チャンネル」詳細ページ
実はアユは泳ぐとき、激しい動きをすることなく、流れに逆らわず水平姿勢を保ちながら静かに泳ぎます。
そうした野生のアユに違和感を持たれないよう、ルアーの動きも忠実に再現されています。
アユルアーでは、アユが縄張りに入ってきたルアーに対し、追い出そうと追尾してかかるケースがほとんど。
「流鮎110F」では、そうした追尾してくるアユを確実に掛けるために、ハリス止めの位置にもこだわって設計しているのだそう。
実際、ハリス止めは上部の脂ビレの位置に設置。
アユルアーの場合、野生のアユが距離をとってじっくり追尾してくることが多く、直接アタックしてくることは少ないのだそう。そのため、ハリスが長い方が圧倒的に掛かりが良かったという検証結果も出ているとのこと。
しかし、ハリスが長いとその分、ハリが底に擦ってしまい掛かりが悪くなるほか、根掛かりを引き起こす原因にもなってしまいます。
そこで考案されたのが、ハリスの取り付け位置を上の脂ビレの位置に設置すること。そこからの距離を広くすることで、根掛かりを防止。さらに追尾してきたアユを掛けやすくしているのだそう。
アユに違和感を与えない樹脂製リップ
続いては、樹脂製のリップについて。
“アユは底を釣れ”という言葉があるように、基本はボトム・岩などにリップを当てながら誘うのが基本です。
「流鮎110F」のリップは、岩など当てても破損しない樹脂素材を採用。“アユは底を釣れ”とも言われるように、樹脂製にすることで破損のリスクを抑え、ボトムなどに当たったときの音も軽減することができるのだそう。
素材もしなやかなので、現場で調整することも容易。レンジや姿勢の調整としてリップの角度を変えることできます。
ちなみにリップカラーもアユが反応しやすい黄色をチョイス。
アユは黄色を認識できるという論文も発表されており、一説によるとアユがアユと識別する要素の一つとも言われているのだそう。そうしたことも踏まえ、黄色が取り入れられているとのこと。
特に秋の時期はアユがより縄張りを意識する時期のため、黄色系のカラーに反応しやすいとも言われています。
今年からそうした黄色系のカラーもラインナップに追加されているので、ローテーションに加えるのもオススメです!
「流鮎110F」は、汎用性も高く様々なフィールドでも活躍します。
特にアユルアーのメインフィールドであるチャラ瀬とも相性が良く、「流鮎110F」が一つあるだけで一日やり通せてしまうほど優秀です。まさにこれからアユルアーをはじめたい方にピッタリなルアーといえるでしょう!
かくいう記者も基本的に「流鮎110F」をメインに使用しており、底につかない、流れが強い場面では「流鮎VIB」や「流鮎DEEP」で使いわけるようにしています。
「流鮎VIB」や「流鮎DEEP」の使い分けの記事も公開しているのでぜひチェックしてみてください!