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「ガルプVSマックスセント」どっちが良いの? 釣れるの?【トモ清水のガッ釣りソルト】

連載:トモ清水「ガッ釣りソルト」
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WEB連載「トモ清水のガッ釣りソルト」
第225回 ガルプVSマックスセント。どっちが良いの?釣れるの?

トモ清水(Shimizu Tomo) プロフィール

20年以上ロッド開発者として釣り具業界に携わるスーパーマルチアングラー。ロッド開発を手掛けたブランドは、国内、海外、自社、OEM問わず、20社にも及ぶ。現場主義、実績主義をモットーに全国各地、世界各地、釣りに飛び回るガッつり系。常に自然と魚をリスペクトし、次世代の楽しいものづくりに挑戦し続け、世界トップクラスのロッド開発者を目指す。1977年9月生まれ。本名は清水智一(しみず・ともかず)

こんにちは! トモ清水です。夏休みも終わり、少しずつですが秋が近づいてきている気がします。皆さまは、今年の夏はどうお過ごしになられたでしょうか?

清水家では、能登半島震災後はじめて、能登のおばあちゃんの家に行ってきました。ちょうど七尾の親戚のおじさんも来ていて、被害は墓が倒れたり、瓦の一部が落ちたりと、思っていたより被害が小さく、ホッとしました。
いつもここを拠点に能登の釣りを楽しんませてもらっているので、秋のエギングでまた訪れる予定です。

一方、おばあちゃん家の近くの町、鵜川では想像以上に被害が大きく、まだまだ復興が進んでいませんでした。

この現状を知って頂けたらと思うと同時に、復興し活気が戻りつつある場所もありますので、ぜひとも能登に足を運んで頂き、釣りや観光を少しでも多くの方に楽しんで頂けたら、能登の復興に役立つと思っています。

以前よりも能登に行く道が工事が進み、行きやすくなっています。またこの夏、能登でライトロックを楽しみましたが、魚は震災前と同様、釣れますよ。

写真ようにガルプ!でキジハタ、カサゴが良く釣れました。海に潜るとアオリイカもたくさん見えたので、9月中旬頃からエギングが期待出来そうです。

 

トモ清水的! 今年 楽しんだ夏休み期間中の釣りは⁉

私自身、釣り人としての親の役割は、やはり次の世代に釣りの魅力をしっかりと伝えることだと思っています。
夏休みはそういう意味でも、子供達と過ごせる時間が多いため、絶好の機会。毎年、自然を通じて子供達に釣りの楽しさや生きものの大切さなど体感、経験させています。

今年は投網の鑑札を購入したので、子供達と鮎の網漁を経験してもらいました。結果的には鮎よりゴリに興味があったらしく、子供達は網で小さなゴリを獲るのに夢中でした。それを唐揚げにしたら最高に美味しかったのが、この夏の1つの思い出です。

網をやっていると鮎の着く場所が見えてくるので、秋のアユイングに役立てようかなと思っています♪

また金沢港周辺では豆アジのサビキ釣りを愉しみました。
釣った魚は夏の料理「南蛮漬け」にして美味しく頂きました。豆アジ以外にも、サバや小カマスなどが元気でした。

 

バークレイイベントが8月からスタート!
「ガルプVSマックスセント、どっちが釣れる?」というインスタのフォトコンテストです

◆フォトコンテスト期間◆
2024年8月9日~2024年11月30日

さて8月から「ガルプVSマックスセント、どっちが釣れる?」というフォトコンテストが始まりました。

#ガルプVSマックスセントとハッシュタグを付けて写真を投稿するだけでOKなので、気になる人はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

◆応募方法◆

Berkley公式インスタグラム
@berkley_japan』をフォロー

バークレイ ガルプ!もしくはマックスセントで釣った魚を撮影。

ハッシュタグ #ガルプVSマックスセント
を付けて投稿。

応募完了

 

ガルプとマックスセントの長所短所

私自身、ガルプとマックスセントは両方とも愛用しています!
ガルプは20年近く愛用してきましたが、マックスセントが登場してからはこちらの使用比率が高まっています。今回はそれぞれの長所短所を、素材面や使用感などの観点から説明していきたいと思います。

 

ガルプのメリット

まずはガルプについて!ですが、メリットとしては…!

・400倍の味と匂いの拡散力

これが最も大きなメリットになるのですが、親水性なので水中にワームが入ると水中に味と匂いが拡散。
その拡散力はじつにPVC(プラスチック従来素材)と比べて400倍!強烈に魚にアピールします。その実力は語るまでもなく、まさに最強ワームとして認知度が高いワームです。


出典:バークレイ公式「Berkleyの歴史」詳細ページ

 

そんなガルプシリーズの中で、サンドワームは定番中の定番。困った時に本当に助かるワームです。
カレイの船釣りなど、生エサの代わりとしても十分に使えます。むしろエサ持ちが良かったりするので、手返し良く数釣り出来て、エサより良かったりします。

前記した長所には書きませんでしたが、ガルプにはアジングやメバリングに最適なシェイプが沢山あるのウレシイ点。

このベビーサーディンも知らない人はいないくらい、定番のワームです。

2024年に6月に登場したばかりの新しいシェイプ「ファットホッグ2.2インチ」はライトロックに最適。3.2インチは2024年10月に登場!

 

ガルプのデメリット

・置いておくとカピカピに乾いてしまう
・フグの猛攻にあってしまう
・専用の保管容器が必要

ガルプのデメリットはやはり、放置しておくとカピカピに乾いてしまう点でしょう。
また慣れないとガルプ汁が手について気になる点。

そして夏の時期のフグが多い時期、強烈なアジとニオイが逆に仇となり、フグを寄せてしまう点。
こういう場合は、パワーベイトかマックスセントを使った方が良いです。

以前デメリットであったパッケージからの汁漏れは、かなり改善されていますのでご安心を。

続いて、マックスセントについて!

マックスセントのメリット

マックスセントのメリットについてはというと…!

・ガルプと同様、味と匂いが強烈
・乾かない

やはりマックスセントは、ガルプのデメリットを補ったワームと言えます。ガルプほど味と匂いは強烈ではありませんが、魚の集魚に効果的な味と匂いを持ちながら、カピカピに乾かないのでハンドリングがよく、あらゆる魚に使えます。

 

マックスセントのデメメリット

・アジングやメバリングなどのライトゲーム用のシェイプがまだ少ない

ブラックバスやロックフィッシュに最適なシェイプが多いマックスセント。ベビーサーディンのような小さめのシェイプがまだなく、こちらは今後に期待。

トモ清水、個人的にはベビーサーディンやサンドワーム2.2インチのマックスセントバージョンが発売されれば、かなり主力のワームになると思っています。

このようにどちらが良いのか?釣れるのか?というより、長所短所を把握して使い分けるのがベストかと思います。

デメリットを感じないくらい、やはり魚が釣れますので、ルアーの絶対的な条件である「釣れる!」という点では、ガルプもマックスセントももはや最強のワームではないでしょうか。

 

今度はまたまた北陸、そして北海道へ♪

9月頭から、世界遺産に登録されたばかりの佐渡に行き、富山、石川と回る計画。そして10月上旬から2週間ほど北海道釣行に行きます。こちらもレポートしていきますよ♪

リアルタイムでの情報は、トモ清水のインスタで~

トモ清水でした!
See you next time!

 

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トモ清水「ガッ釣りソルト」