最上流を狙うべし
中でも特にオススメなのが、バスが遡上できる限界の最上流エリア。もちろんプレッシャーは高いポイントにはなりますが、バスのサイズ、魚影の濃さはピカイチ!
そういったポイントはバスボートだと最上流まであがっていけない場合が多く、オカッパリアングラーの独壇場となります!(バスボートで攻めたい最上流域まで上がっていけず、何度悔しい思いをしたことか…)
流入河川最上流域エリアでは、オイカワ等のベイトフィッシュを活発に追っているバスを狙ったり、サイトフィッシングで見えバスを狙ったりとエキサイティングな釣りを展開してみてください。
そして流入河川を釣るうえで、個人的に重要だと考えているのがライン。私のメインラインは、霞ヶ浦水系での定番「シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA」です。
FCスナイパーBMS AZAYAKAは、マーカー付きのフロロカーボンライン。流れにルアーを乗せてドリフトさせたり、流れの当たるストラクチャーを的確に攻めたりする際に、ラインの軌道やルアーの位置を正確に把握できるということがキモとなります!
もちろんバスのバイトも視覚的に認知しやすくなり、釣果アップにも直結します。
本湖・本流エリアでも、もちろん釣れます!
では夏は「流入河川」でしか、まともにバスが釣れないのか?
…もちろんそんなことはありません!狙うべきポイントさえ間違えなければ、本湖・本流エリアでも十分に釣れます。
普段、JB/NBCトーナメントに出場している私にとっては、夏だろうが冬だろうが本湖・本流エリアがメインエリアになります。(JB/NBCルールで霞ヶ浦本湖から各流入河川の橋1本目まで、北利根川は潮来大橋まで)
本湖・本流エリアでの釣りも基本的な考え方は同じで、意識すべきは「水の流れ」、「シェード」、そして「水深」。
近年の霞ヶ浦水系においては、雨によって少しでも増水すると、水門開放により水位を落としてしまうことが非常に多いです。そのため、基本的には減水状態での釣りとなることを念頭に、少しでも水深のあるポイント(大体1m~2mが目安)を狙っていく必要があります。
上記の事を考慮していくと「水の動いている水門」、「橋脚・杭・シートパイルなどの沖目のストラクチャー」、「本流エリアのブレイク」、「水深のあるブッシュ」、「水通しの良い岬状の地形」などが狙うべきスポットとして挙げられます。
そしてもう一つ、最近の霞ヶ浦水系の傾向としてキモになるのが、ベイトとなる「スジエビのサイズ」。ここ最近で開催されたJB霞ヶ浦戦や、JB TOP50霞ヶ浦戦でも多くの選手が口を揃えて言っていたのが、とにかく小さいサイズのスジエビにバスが依存して捕食しているということ。
そうなってくると、小さいサイズのエビ系ワームを使う必要が出てきます。私はは、O.S.PのHPバグ1.5インチや、スピンナッツ50のラバーチューンといった小型ワームを使用しています。