ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【エンジョイ勢にドンピシャ】シマノ「セフィア SS ティップエギング」がフルリニューアル!

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

イカメタルだ、オモリグだ、と盛り上がっていますが。

なんのなんの、これからの時期はお待ちかねの“ティップエギング”があるぞ、と。

そんなタイミングで、フルリニューアルとなるのがセフィア SS ティップエギング

セフィア SS ティップエギング

2024年8月登場予定

シマノ公式「セフィア SS ティップエギング」詳細ページはこちら

“F調子”が新たにラインナップ

フルモデルチェンジを遂げた「セフィア SS ティップエギング」は、パーフェクションシートXTなど上位機種に採用されるテクノロジーを搭載、クラスを超えた基本性能と実釣性能の引き上げを実現。…特筆すべきは前作のラインナップにはなかった「F」調子が2機種設定されていること。

F調子が2機種、R調子が4機種

F調子はいわば“掛け重視”の調子。従来のシマノ・ティップエギングロッドの調子を「R」調子と定義、それをより先調子化したのが「F」調子。

F調子には「F-S511M-S」と「F-S68M-S」がラインナップされており、ベタ凪や高活性時、水面までの距離が近いときはショートレングスのF-S511M-Sでマニュアル感のある操作性と手返しの向上。一方、深場や急流域などエギの引き抵抗が強い状況下では、F-S68M-Sでキレの良いシャクリを展開。どちらも積極的に誘ってかけにいく攻撃的な釣りを可能に。

もう一つ。歴代セフィアSS ティップエギングの系譜を受け継ぐ調子が「R」調子。こちらは4機種がラインナップされていて、軽さと操作性重視のR-S511ML-Sや、強い風や波の中でもエギの姿勢を安定させやすいR-S72ML-Sなど、全国のフィールドをカバーする布陣に。

わかりやすい!イカ先生こと富所 潤氏のインプレッション

24セフィアSSティップエギングの一番の特徴は、上位機種のセフィアXRにも設定されているF調子の追加ラインナップです。F調子はいわゆる先調子で、船の揺れを気にしなくても良い状況や、シャクって止めてすぐにイカが触るような高活性時に活躍します。アタリが出るまでのタイムラグがないときにテンポ良くかける攻撃的な釣りができるのもF調子のメリットの一つですからね。

F調子のレングスは5フィート11インチのショートレングスと6フィート8インチのスタンダードなレングスがあり、僕は海が穏やかならショートレングス。波や風があるときや水深のあるエリアなら6フィート8インチという使い分けをします。

では、ティップエギングでスタンダードな調子のR調子とどう使い分けるか? これはご自身のスタイルで選んでいただくのが一番だと思います。積極的に掛けにいくのが好きな方は、掛け調子のF調子。しっかりシャクってステイ中のエギの安定性をより高めるならR調子をメインロッドに選びます。また、R調子には7フィート2インチのロングレングスモデルがあり、風や波がより強いときに対応しやすい。よく乗る船の釣り座が水面まで距離があるという方にもおすすめです。手にしやすい価格帯なのでメインロッドとサブロッドでF調子とR調子を使い分けるという選択ができるのもセフィアSSティップエギングの魅力です。

そしてもう一つ、テストで好感触を得たのが、より繊細なアタリを伝えるティップの表現力です。ティップがタフテック∞に変更され、アタリの取りやすさが明らかに向上しています。歴代のセフィアSSから受け継ぐ、クラスを超えた基本性能で初・中級者のレベルアップをサポート。新設定のF調子に、マニュアル感のある操作性と手返しの良い釣りが楽しめるショートレングスモデルの充実など、ティップエギングの“今”を押さえたシリーズに仕上げられています。

出典:シマノ公式HP

スペック

品番 全長(ft.) 全長(m) 継ぎ方式 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) エギウェイト(g) 適合ラインPE(号) グリップタイプ リールシート位置(mm) リールシートタイプ カーボン含有率(%) 本体価格(円)
F-S511M-S 5’11” 1.80 並継 2 93.4 85 0.8 MAX 80 0.4-1 セパレート 292 DOWNLOCK 97.6 31,000円
F-S68M-S 6’8″ 2.03 並継 2 104.9 95 0.8 MAX 80 0.4-1 セパレート 317 DOWNLOCK 97.9 31,500円
R-S511ML-S 5’11” 1.80 並継 2 93.4 80 0.8 MAX 60 0.4-1 セパレート 292 DOWNLOCK 97.4 30,500円
R-S68ML-S 6’8″ 2.03 並継 2 104.9 90 0.8 MAX 60 0.4-1 セパレート 317 DOWNLOCK 97.7 31,000円
R-S72ML-S 7’2″ 2.18 並継 2 112.4 95 0.8 MAX 60 0.4-1 セパレート 317 DOWNLOCK 98.9 31,500円
R-S68M-S 6’8″ 2.03 並継 2 104.9 93 0.8 MAX 80 0.4-1 セパレート 317 DOWNLOCK 97.8 31,500円

※リールシート位置:ダウンロックは竿尻からリールシート後部固定フードまでの長さです。

この価格で、このスペックならかなり“使えるロッド”と言えるのではないでしょうか。ハイシーズンだけ楽しみたい。行くからにはしっかり釣りたい。そんなアングラーにも良さげ。釣行を予定されている方はぜひチェックを!

関連動画もチェック

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。