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ショアで使いきれる「200」サイズ。スリムダイビングペンシル【コルトスナイパー グラノダイブ 200F/200F フラッシュブースト】

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秋のロックショアハイシーズンを前に、シマノより気になるアイテムが。

動かしやすさとアクションの「グラノダイブ」に、ビッグゲーム対応の200mmサイズが登場!

コルトスナイパー グラノダイブ 200F/200F フラッシュブースト

2024年8月登場予定

シマノ公式「コルトスナイパー グラノダイブ 200F/200F フラッシュブースト」詳細ページはこちら

単なる大型化…にあらず

最大の特長でもある“動かしやすさ”と“アクション”は、定評のあるオリジナルの「グラノダイブ175F」の性能をしっかり継承。…なんですが、もちろん単なる大型化ではなく。

フロントフック上にカウンターウェイトを設け、重量やウェイト位置など細かい調整を繰り返して200mmならではの味付けに。さらに後方の固定重心ウェイトによる安定した飛距離はもちろん、大型魚でも安心、オリジナルよりもさらに太軸になった貫通ワイヤーで対応。風が強く波が高いラフコンディションでも扱いやすくなっています。

0.5g刻みでテスト/上津原 勉氏のインプレッション

初期の段階からテストに携わったという上津原 勉氏。

上津原 勉(Uetsubara Tsutomu) プロフィール

幼少期より釣り好きの父に釣れられて九州の離島や伊豆諸島で経験を積む。ルアーをはじめとして磯の釣り全般をこなすロックショアアングラー。心身を鍛えるべくウルトラトレイルランナーとしても活躍。モットーは“怪我をせずに家に帰る”。1979年生まれ、熊本県在住。

そのテストでは、カウンターウェイトの重さが0.5gごとに異なるプロトモデルを準備して、それぞれの違いを徹底的に検証。さらにカラーや形状の微調整も、プロトモデルを現場で削って即座に魚からの反応を確かめるなどして、細かな微調整を繰り返し「最後は魚に確かめないとわからない」という徹底した現場主義を貫く上津原 勉のこだわりがこのルアーには込められているとのこと。

九州エリアを中心に実釣する私の場合、よく足を運ぶ釣り場が年間を通してベイトが大きいことが多いので、200mmサイズは使い勝手がよいと感じています。そして今回は、初期の段階からテストに携わらせて頂いたということもあり、現場主義にとことんこだわりました。そこで数々のプロトモデルを投げてわかったことの1つが、このルアーに対する魚の反応が明確に変わるプロトモデルがあったことです。その秘密というのは、ジャークさせた時の振り幅がその他のプロトモデルと比べて大きく、かつ最後に少しイレギュラーな動きが加わることでした。本来であれば、このルアーは細身のシルエットなので直線的な動きになりがちですが、ウェイトのバランスや形状の違いを細かく検証して確かめることで、この違いに気づけたのだと思います。

さらにダイビングペンシルにありがちな、フロントフックにラインが絡まるというトラブルもほとんどなく、使っていてストレスがないのも特徴の1つです。ダイビングペンシルと言ってもその個性は多種多様ですが、このルアーは波風が強いときほど、その使いやすさを実感していただけると思います。ラフコンディションのときほどグラノダイブ。そんなイメージを忘れずに、困ったときに頼れるルアーとして皆さんのタックルボックスに入ってくれていると私も嬉しいですね。

出典:シマノ公式HP

スペック&カラーラインナップ

スペック
品番 カラー タイプ 全長(mm) 重量(g) 本体重量(g) フック 本体価格(円)
XX-T20X 全6色 フローティング 200 82 71 #3/0 × 2 3,700円
XX-U20X (フラッシュブースト) 全2色 フローティング 200 82 71 #3/0 × 2 3,980円
カラーラインナップ
基本的に全色、止めた時のシルエットを効果的に活かすカラーリングとなっており、フラッシュブースト搭載カラーも展開。

NRKマットマイワシ

Sブルインピンクイワシ

Kオレンジバックミラー

グローバックミラー

STパールカマス

STピンクバックグローベリー

Sハーフミラーチャートバック

STクリアベイト

このサイズが効くタイミングは何も九州に限らず全国的にあるはず。秋のハイシーズンにお試しあれ。

関連動画

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。