ショアでも。ボートでも。
戦うフィールドを選べる二刀流ビッグベイトロッド。
それが、ゼニスのルビナベスティア。
出典:YouTube「ZENITH・Okuma Fishing Japan」
1本で2種類のレングス! ルビナベスティア
ゼニスのルビナベスティアは、ビッグベイトを中心としたシーバス用ロッド。そのコンセプトが面白く、ショアからでもボートからでも、どちらでも使えるというもの。
これを「B&B」コンセプトとしているんだけれど、BOAT(船)とBANK(岸)から付けているそうだ。
なかなか個性的な部分としては、物理的に船でも岸でも1本でこなせるための工夫がされていて、1モデルにつき2種類のレングスで使えるロッドとなっているのです。
どういうことかというと、ルビナベスティアは変則3ピースとなっていて、各機種(全4機種あり)にティップセクションとロングブランクス&ショートブランクス、そしてグリップ(ロッドエンドまで)という構成となっています。
3ピースなのに4つのセクションがある。お察しの通り、このロング&ショートのブランクスセクションで1モデル2レングスで遊べる仕組み!
機種展開は以下の4モデル。継数に3+1と示されているのが、ロング&ショートブランクスが付属することを意味している。
#1ティップ~ベリー
#2ベリー~バット
#3グリップ
写真はベイトモデルのLB-B85/763HF。これを例にすると8フィート5インチと7フィート6インチの2種類で使用できるという意味。
ちなみにLB-B85/763HFは、20gクラスの小型ミノーから50gクラスのビッグミノ-や、135gまでのビッグベイトプラグ(フローティング・シンキング/ジョイント数問わず)に最適で、非常に使用範囲の広いモデル。
実は、レングスが変わることで1モデルあたりの対応ルアー範囲もなかなかに広いのが特徴で、ビッグベイト推しのロッドではあるが、それ以外への応用力も意外とある。
ベイトは3モデル、スピニングは1モデルの計4機種。その特徴などは公式webサイトでもご確認頂きたい。
また先に触れたLB-B85/763HFと、唯一のスピニングモデルであるLB-S90/763MHFにはFTSというティップセクションが採用される。
繊細かつしなやかなグラスチューブラーを採用したティップだ。
型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | 適応ドラグ(kg) | カーボン含有率(%) | 本体価格(税抜) |
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LB-S90/763MHF | 2.74/2.29 | 3+1 | 119 | 277/252 | 2.0/14.4 | 14~110 | ~3 | – | 98 | 50,000 |
LB-B85/763HF | 2.57/2.29 | 3+1 | 111 | 274/260 | 2.4/14.5 | 20~135 | ~5 | – | 98 | 49,000 |
LB-B85/763H | 2.57/2.29 | 3+1 | 111 | 276/263 | 2.3/14.5 | 20~135 | ~5 | – | 98 | 49,000 |
LB-B80/723XHF | 2.44/2.20 | 3+1 | 104 | 287/274 | 2.5/16.1 | 50~270 | ~8 | – | 98 | 50,000 |
どこでも遊べるシーバスロッド
シーバスはショアでもオフショアでも楽しめる、身近なターゲット。オープンな場所で思い切り振り抜くもよし、場所的に大きく振りかぶれない時にもショートレングスで使ってよしなルビナベスティアは、非常に使い勝手がよく本格派。
1本でこなせる範囲も広く、3ピースで携行性も高いので、身近なシーバスゲームに、どこへでも連れていってみてはいかがでしょうか? そうそう、バスフィッシングのビッグベイト系にもマッチするそうですよ!
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