【16本撚りPEラインのメリットは何？】ボートロックフィッシュで見る「ANSWERキャスティングPE×16」のアドバンテージ

2024年08月14日

夏のボートロックフィッシュ。

ゴーセンフィールドスタッフの「まるけー」さんと、釣りYouTuberとしても活躍する「あんこうアワーズ」のやっくんが、GOSENの16本撚りPEライン「ANSWERキャスティングPE×16」を使用して挑んだ。

その様子がGOSEN公式にアップされている。

出典：YouTube「GOSEN FishingTV」

ANSWERキャスティングとボートロックな夏

して、その結果は…。

オオモンハタ、アカハタと賑やかに。トルクのあるグッドサイズのオオモンハタにも余裕のある、アンサーキャスティングのメリットが垣間見られるのではないでしょうか。

飛ぶ・感度良し・操作性良し・強い

お二人ともに、アンサーキャスティングの1.5号と2号を用いたタックルを用意。

そのインプレを大まかにまとめると、強い・感度が良い・視認性が高い…そんなところになるでしょうか。もちろん、〝ツルツル〟であり飛距離が出ることも16本撚りの利点であるのは当然だ。

スピニングではキャストしてからのリトリーブが基本となる釣りであり、斜め引きでは遊泳力の高いオオモンハタがヒットしやすい。ボトム付近ではアカハタだ。

いずれにせよ、投げられる範囲が広ければ探れる範囲も広くなる。

そして、その投げた先での操作性、バイト感度はもちろんボトム着底のシグナルを、より一層明確にしてくれるのがアンサーキャスティングの強み。ちなみにGOSEN独自のSG加工は、このアンサーキャスティングPE×16にも施され、張りとコシをもたらすもの。

のみならず、純粋に強度も16本撚りならではの強さがあるから、ボトムから剥がすといった作業にももってこいだ。

ワンランク号数を落とせる利点も

かつ、お二人が共通して話していたのが、強度が高いということは状況によってはワンランク細い号数で対応することも可能で、それはつまりさらに水切り性能もよくなるし飛距離も出せる。

例を挙げると、同じくGOSENの8本撚りラインとの比較が参考になる。細くて強い…そんな利点が見て取れる。

出典：ゴーセン

ちなみに、ROOTS PE×8との数字的な比較で2号を例にすると以下の通り。純粋に強力はやはりPE×16が上回るのも理解いただけると思う。

アイテム	号数（ポンド）	最大強力
ANSWERキャスティングPE×16	2 (41lb)	18.5kg
ROOTS PE×8	2 (35lb)	15.9kg

さて、一方でデメリットとしてはラインが偏平になる……のが見えてしまうという点だという。実際には他のラインでも偏平になっているそうだが、16本撚りラインだとそれが目に見えやすいという。ただ、強度そのものには問題はないそうで、ちょっと見た目にヨレが気になるかもしれませんが安心して使ってもらってOKとのことだ。