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2024ビッグヒッププロジェクトの歩みと、そしてこれからと/ディレクター飛田俊一郎

寄稿:飛田俊一郎
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新カラーのデザインコンペ

さて、今回のフォトプロジェクト、実はビッグヒップの新カラーのデザインコンペも兼ねていました。自分の考えたカラーが発売される?なんてこともあり得るわけで。ここからはちょっと時を遡りペイントしてくれた仲間との釣行を振り返りたいと思います。

発売までのドタバタが終わり、ようやく釣りに行けた3月末のことです。仕事後、現場に着くとなんといつものメンツがいるじゃありませんか。しかもフィッシングイベントで販売していたクリアヒップを塗って。それなら一緒にやるしかないよね、久々のビックヒップコラボの始まりです。

まずは3人で、潮探し。真正面から入ってきた波のせいで流れがあんまり良くない感じですが、春は正面から入ってくる波とショアラインにぶつかる波の境目のヨレがホットポイントになります。みんなそのパターンを知っているせいか、各々のオリジナルカラーで連発しています。

そして、僕はというと、釣りたかったカラーで月明かりを攻めます。大きな月が東の空から登りだした頃、その時のために残しておいたシェード絡みのポイントに、ビッグヒップKBFの「スターダストブラック」を満を辞して投入です。

スターダストブラック

このカラー、なかなか使い所が難しいとよく耳にしますが、僕の中では、濁り潮とライトが効いている時のカラーです。もちろん月夜にも抜群に効きます。

低い月、ウィードの壁、明暗のラインをゆっくり引いてくると、ひったくるようなバイト。やはりルアーチョイスからカラー、トレースコースから時間帯まできっちり抑えての一尾は格別ですね。

また、別日には、情熱ある女性アングラーをアテンド。久しぶりの釣りだったようですが、最後の最後、根性で1尾をモノにしました。「どうしてもビッグヒップで釣りたかった」なんて言われたら、クリエイター冥利に尽きますよね。本当にこのルアーを作ってよかったな、って思う瞬間でもあります。

 

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氷見ビーチマルシェ、ほくりくフィッシングフェスタ、そしてこれからのこと

さて、その後5月後半には、「地元富山の熱い釣り人を!」ということで熱烈オファーを受けたビアフェス、アウトドア×クラフトビールの「氷見ビーチマルシェ」に出店。こちらではビール片手にユーザーさんからビッグヒップの使用感や釣果、楽しみ方などをじっくり聞かせてもらいました。

そして、ラストはちょうど「ビッグヒップフォトプロジェクト」の最終日である6月30日、震災で延期になったほくりくフィッシングフェスタにて、4年間続けてきたビッグヒッププロジェクトの全日程を終了しました。

スタートした2020年の1月3日から1640日、ずっと休まず続けてきた僕らの挑戦はこれにて終了です。応援してくださった皆様のおかげで、やりたいことは全てやり切ることができました。そんな皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

ビッグヒップのこれから

「これでビッグヒップは終わっちゃうの?」なんてフィッシングショーやDMでも質問されましたが、最初に書いたように僕らはビッグヒップを育児放棄しませんから安心してくださいね!「ビッグヒップ60」の新カラー等の展開も含め、TICT土居さんと一緒に次の展開を考えてますから。

そしてちょっと休んだ後に秋から冬にかけて、また新しいお知らせを皆さんに発表できたらな〜なんてぼんやり考えております。

最後になりましたが、ここまで応援本当にありがとうございました。またビッグヒップの新たなるチャレンジにご期待ください!

TICT ティクト

高知県高知市を拠点とするブランド。アジング・メバリング、グルーパーゲームなど、ライトSWゲームフィッシング関連のロッド、ルアー、ジグヘッド、周辺アイテムを続々と輩出中。
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