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2024ビッグヒッププロジェクトの歩みと、そしてこれからと/ディレクター飛田俊一郎

寄稿:飛田俊一郎
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皆さんこんにちは。ビックヒップディレクター富山の飛田俊一郎です。

飛田 俊一郎(Hida Shunichiro) プロフィール

北陸、富山を中心に、海川問わず広く釣りを楽しむマルチアングラー。海はメバル、アジなどのライトゲームを中心にエギングやロックフィッシュ、スモールボートゲーム、川はサクラマスから源流のイワナまで四季折々の釣りを満喫中。近年は、積極的にさまざまな製品開発にも取り組み、プライベートでは仲間たちと3Ⅾプリンターでメバルルアーを作るまでに。また活動範囲も徐々に全国に拡大中。 1975年生まれ 富山県在住 /TICTアンバサダー

4年の制作期間を経て、今年3月に発売となりましたメバル用のプラグ「ビックヒップ」ですが、予想を上回る反響にただただメンバー全員驚いております。

その中でも特に嬉しかったのが発売直後のこと。まだ全国に流通し切ってない時に、「ルアーニュースRさんの記事やインスタグラムの記事を読んで、そのストーリーに共感したので、今必死で探しています」というDMを多くいただきました。

「釣れるルアー」はもちろんのこと、「これで釣りたいルアー」を目指してきたプロジェクトだったので、このおたよりにメンバー全員大喜び。現在はしっかり増産できていますので、見つけた際には、ぜひぜひお買い求めくださいね。

そして気になる釣果も、発売したその日に山形で尺メバル、富山でもたくさんの方が楽しんでくださった模様。その後も全国各地で楽しんで使ってもらっているようで、本当に嬉しい限りです。僕たちが必死で世に送り出したルアーが、今度は全国のみなさんの手で育っていく、なんか息子を送り出す父親の気持ちです。

そしてこの場を借りて、長い間ビッグヒップを待ち続けてくださった皆さんにお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。とはいえ、僕たちもこのルアーを育児放棄するつもりは全くなく、まだまだずっと皆様と共にこのルアーで楽しんでいくつもりです。

さて今回の記事は、プロジェクト特別編ということでリリース元年、今年のビッグヒップの動きを追っていこうと思います。

ビッグヒップの歩み 2024

ビッグヒップフォトプロジェクト

まず、リリース直後からスタートしたのは「ビッグヒップフォトプロジェクト」。まだまだ未知数のビッグヒップの楽しみ方をみんなでシェアしようという企画です。詰まるところ、今までウォッチャーだった皆さんにプレイヤーになっていただこうかと。笑

ドレスコードは、ビックヒップ×魚×ステッカーを@bighip×tict、または #ビッグヒップフォトプロジェクトのタグをつけてInstagramに投稿するだけ。こちらは6/30まで続きましたが、応募総数122件とめちゃめちゃ盛り上がりました!

おかげさまで、投稿を追って公式アカウントにシェアするのもめちゃめちゃ大変になってしまうという、うれしい悲鳴です。

メバルアングラーの集い 富山メバルマッシブ

そして翌5月には今年もネイチャー斉藤主催の日本最大のメバルイベント「メバルアングラーの集い 富山メバルマッシブ」が5月11(土).12(日) の2日間に渡り、富山県魚津市にて開催されました。

大会の模様はこちらの公式Instagramから→@toyama_mebaru_massive

昨年も大盛況だったこのイベントですが、今年はなんと2DAYS、そして釣り大会もワンナイトにバージョンアップ。今回からは対象魚種もメバルだけではなく、アジやキジハタなどのゲストフィッシュ(せっかく釣れてくれた魚に外道って言い方はひどいからこのネーミングにしちゃいました)も加わりました。

そして、協賛メーカーさま30社、出展メーカーさま20社と共に北陸富山のライトゲームシーンの爆裂な盛り上がりを感じます。

さて、ビックヒップはと言いますと、満を持してのアパレル展開。全国のビッグヒッパーさんから切望されていたTシャツを販売。こちらはオンラインでも発売されていましたが、ほどなく完売。釣りっぽく無いデザインが良いですね。

そして大会のほうは、ビッグヒップでデカアジがめちゃくちゃ釣れていました。アジの部で優勝した女性アングラーのウイニングルアーがビックヒップでした。

以前にもお伝えしましたが、今回からはビッグヒッププロジェクトはみんなで作るルアー製作から、フィッシングエンタメに進化。そして今回からは、アパレルやアートも巻き込んだカルチャーの部分へも踏み込んで行きますので、今後の動きにもご期待くださいね。

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