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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】秋爆の裏にある真実とは?①

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「極端な釣果」

10月になってからの琵琶湖は50㌢UPが2ケタ、船中100尾超という釣果がでてくる一方で、ノーフィッシュという結果もでてくる。釣れている場所、釣れているタイミング、釣れている人は確実にいる一方で、荒んだ釣果になっているアングラーも多いのが実情だ。
平均をとってしまうと普通の釣果に収束するのだが、釣っているアングラーの平均値とそうでないアングラーの値が開きすぎており、現状は釣果差が開きすぎている。

ベイトの多いエリアではフリックカーリーで1日50尾超が連日続く

「やっぱり基本はベイトフィッシュ」

当然、「釣れるエリアはどこ?」となってくるのだが、釣れるエリアの釣れる場所というのが、この時期は動きやすい。春はスポーニング、夏は水通しなど条件が変わりにくいので釣れるエリアやスポットが動きにくいのだが、秋はベイトフィッシュのいる場所こそが釣れるエリアとなる。
そのベイトフィッシュそのものが動きやすく、シャローからミドルレンジ、ディープレンジと次々と移動してしまう。放流量や水の透明度、水温の変化などによってコロコロと変わってしまうので、ベイトが動けばバスは動くことになる。

南湖も北湖も、入れ食いエリアには必ずベイトフィッシュが溢れかえっている。これが見つからないと釣果は伸びない

ベイトフィッシュはアユが産卵期を迎えてソ上しており、氷魚(アユの稚魚)となって流入する直前の時期となる。そのため、アユ以外のベイトがメインとなり、北湖ではイサザ、ウグイ、ハスの子、エビ類となってくる。南湖はワタカ、ギル、ハスの子、エビ類となってくるが、南湖のベイト量が少なくなっており、そのことが南湖での釣果をキビしくしている。

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