超絶感度のイカメタルロッド「スピードメタルX」が即掛けを追い求める理由

2024年08月05日

極限まで感じ、掛ける
ラグゼスピードメタルX

がまかつのイカメタルロッド最高峰「ラグゼスピードメタルX」はズバリ、アタリを極限まで感じ取り瞬間的に掛けていくためのロッドだ。

スピードメタルは伝統として超感度＆即掛け、そしてレスポンスの高さにこだわってきた。現時点で、その答えの究極系となるのが「スピードメタルX」。

イカメタルゲームは大前提として「掛け」の釣り。掛け調子、乗せ調子…というのはあるけれど、それは別の話。イカからのアタリがあったら待つのか？といえば答えはNoだろう。即フッキングさせるはずだ。

であるならば、ごくわずかな触りを見ることができる、感じることができる感度は必須。だからスムーズにフッキングに移れる。かつそれが決まるブランクス性能が求められる。

スピードメタルXが求めた要素は、実のところ極めてシンプル。アタリが分かる、瞬間的に掛けられること。ただし、その要素をこれでもか…と超高水準で突き詰めた。「X」を冠するフラッグシップなのである。

これは鉛スッテ＆ドロッパーでもオモリグ用モデルでも、共通して求めた要素。

まず目感度・手感度にも優れる超高感度ソリッドティップを採用。ホワイトペイントにオレンジのスレッドは、ティップ自体のバイトの表現力に加え、アングラー側から見えるアタリを増幅する。

そのアタリは手元まで響くように。リールシートはカーボン繊維を含む「タフライト」を採用。グリップ周りは「リザウンドグリップ」という中空構造で反響感度をもたらす。

これに加えてブランクスには高弾性カーボンとトレカT1100Gを組み合わせ、非常に軽量で高感度な上、粘り強さも兼備する。

バットエンドは宵姫シリーズを彷彿とさせるような軽量感溢れる繊細でシンプルなものとし、これによりわずかに竿先にモタれるアタリもアングラー側が感知できる。

では、なぜそこまでスピードメタルXが即座に感じ、即座に掛けることを目指したかというと、答えは簡単でそれが最も釣れるからである。

イカからのコンタクトを、あやふやではなく明確に感じられればアングラー側は反応できる。それは結局のところ、各種ルアーを抱きにきた刹那を捉えることになり、掛かり所がイイ。つまり、よい所に掛けることでバラシも抑制できる。その究極系を目指したのがスピードメタルX。

もちろん、その掛けるまでの「誘い」においても抜かりはない。超繊細なソリッドティップながら、動かして止める、その止めた瞬間に収束が速くピタリと止まる。この静と動のレスポンスのよさ、イメージ通りに伝えられる操作性も群を抜く。

珠玉の6機種は以下の通り。メタルでもオモリグでも超絶感度とフッキング＆アクションレスポンスは、まさに究極系。その一端が垣間見える実釣ムービーも、ぜひチェックを！

モデルNo.	タイプ	標準全長(ft/cm)	希望本体価格(円)	標準自重(g)	仕舞寸法(cm)	パワー	使用材料(%)	継数(本)	ルアーウエイト(号(g))	適正ライン(PE/号)	先径(mm)	グリップ長(mm)
B66M-solid	ベイト	6’6″(198)	63,000	85	104.0	M	C99.9 G0.1	2	8～25(30～93)	0.3～1	0.7	380
B66MH-solid	ベイト	6’6″(198)	63,000	89	104.0	MH	C99.9 G0.1	2	10～30(38～112)	0.3～1	0.7	380
B66H-solid	ベイト	6’6″(198)	63,000	91	104.0	H	C99.9 G0.1	2	12～40(45～150)	0.4～1.2	0.7	380
B510H-solid	ベイト	5’10″(178)	63,000	89	94.0	H	C93.6 G6.4	2	12～40(45～150)	0.4～1.2	0.85	380
S69MH-solid	スピニング	6’9″(206)	64,500	89	108.0	MH	C99.9 G0.1	2	10～30(38～112)	0.4～1	0.75	395
S66H-solid	スピニング	6’6″(198)	64,500	89	104.0	H	C99.9 G0.1	2	12～40(45～150)	0.4～1.2	0.75	395