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【2024年版 ライトロックフィッシュゲーム入門】小さくてもエキサイティングなファイトが楽しめるルアーフィッシング 「ライトロックフィッシュゲーム」

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ライトロック入門

漁港や堤防、小磯など身近なフィールドで手軽に楽しめる超エキサイティングなルアーフィッシング 「ライトロックフィッシュゲーム」。

狙い方もテキサスリグやフリーリグなど、ボトムを取りながら誘うことが多く、ストラクチャー付近を細かく狙うなど操作性はもちろん、ゲーム性もバツグン!

ターゲットもカサゴやメバル、ムラソイなどの小型種を中心に、沖磯や地磯、ボートゲームであればキジハタやアカハタ、オオモンハタといった中~大型のハタ類も狙うことも可能。

それでいて小型主であってもファイトはなかなかに強力で、そのゲーム性・テクニカルな一面はバスフィッシングに通じるとも言われています。

そんな魅力多数の「ライトロックフィッシュゲーム」について、初心者の方でもエンジョイできるよう基礎講座を紹介していきます!

エリアセレクト

まずは、ライトロックフィッシュゲームを楽しむための釣り場選びから紹介。

①堤防&港

最もエントリーしやすい堤防や漁港。

堤防壁と基礎石の接合部や基礎石の肩、また消波ブロック付近を丁寧に狙うと釣果もアップ。

地域によりますが、狙う魚はカサゴをはじめ、ベッコウソイやムラソイ、イソメバルなど。良い条件のフィールドに行けば、高級魚のキジハタなどが釣れることも!

ワームの釣りが中心となりますが、はじめは小型のメタルジグやプラグを使ったテンポの良い釣りから入っても良さそう。活性が低いのであれば、ジグヘッドやテキサスリグ、直リグなどでネチネチ攻めてみましょう。

堤防近辺を攻めたら今度は沖合を狙いましょう。30g程度までキャストできるようなタックルに変更し、沖のブレイクや沈み根などをメタルジグなどを使ってリフト&フォールやリトリーブで探るのがオススメ!

それでも反応が無ければワーミングにシフトして、直リグやテキサスリグ、また最近流行りのフリーリグなどでスローな展開で誘います。堤防は先端周りだけに限らず、付け根につながる浅瀬のゴロタや磯周りなどにもルアーを投入すると、根魚の巣窟になっていることが多かったりします。

ただ、根掛かりには注意が必要です。タックルはバスのスピニングロッドやメバリングロッド。また消波ブロックやゴロタが絡んでいたり大型の根魚が潜んでいるなら、エギングロッドやシーバスロッドなどで攻めてもイイかもしれませんね。

②ゴロタ・ガレ場

水深が1mほどで大岩〜小岩がゴロゴロしている場所のことをゴロタ・ガレ場と言います。

比較的滑りやすいので、スパイクシューズが必須となります。

岸よりの浅場ではムラソイが釣れることが多く、海底が見えないぐらいの水深を狙えばカサゴなども釣れます。

キャスト距離3mぐらいまでならプラグなどで、少し投げるのであれば、根掛かりしにくい軽量の直リグ(リーダーレスダウンショットリグ)やライトテキサスなどがオススメ。

タックルに関しては強めのメバリングロッドや、バスのスピニングロッドで十分釣りができます! 近い距離でもターゲットが潜んでいることも多いので、油断はできませんよ。

③磯

続いては磯の狙い方について。磯では使用タックルも強めが必須。最低でもシーバスロッドやエギングロッド、できればハタ用の専用タックルが必要となります。

比較的大型の根魚が掛かると共に根も荒く、数10m先が一気に深くなっていたり岩盤が広がっていることが多いので、例えヒットした魚が25cmのカサゴであったとしてもストラクチャーに潜られてしまってバラシてしまうことも。

とにかく強いタックルで挑み、余裕のあるファイトを楽しみましょう。

④ボート

ボートからの岸撃ちゲームは、バスフィッシングに似た要素があって超エキサイティング!

大物ヒットの確率がカナリ跳ねあがるため、タックルの強度も重要。シャローエリアならバス用タックルでもOKですが、少し深いエリアを攻めるならハタ用などの専用タックルが必要になると思います。また、エア抜き針なども装備しておきましょう。

次のページではライトロックゲームで使用するルアー紹介!
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