偏光サングラスの一歩先の世界がある。
そう語るのは、ご存知世界のキングこと清水盛三氏。
清水 盛三( Morizo Shimizu) プロフィール
世界最高峰の舞台で戦ってきた氏だからこそ、“見えること”のメリット・デメリットも知り尽くしていると。
今回、そんな清水盛三さんにお話しを伺うことができました。
3本の偏光サングラス
バスフィッシングは日中がメインの釣り。
そして1日を通して釣りをすることも多く、また、朝マヅメ・夕マヅメがチャンスになることは言わずもがな。それはトーナメントシーンにおいても然りで、チャンスの時間にいかに集中して、釣りをすることができるかが勝負をわける世界でもある。
では、光量はどうか。
朝のまだ薄暗い時間帯から釣りを始め、そして日中、夕方と光量が変化するタイミングがある。そのすべての時間帯で最大のパフォーマンスを引き出すということを考えれば、偏光サングラスが1つだけでいいなんてことはなく。
清水さんは1日を通して、3つの偏光を使い分けるという。
“度入り”という選択肢
偏光サングラスを掛ける=水中が見たいということ。
バスを見つけるということだけでなく、ストラクチャーや地形の変化、ベイトなど、水中がよく見えることは、こと釣りにおいてはメリットしかないというのは周知の通り。
その一歩先が“度を入れることだ”と清水さんは言う。
「度を入れる」と聞いて、そりゃそうだと思う方もいらっしゃるでしょうか。
実は、清水さんが度を入れるのは単に視力を矯正するためだけではなく。自分の目で10~20m先が一番よく見えるようにレンズを調整しているという。もっと言えば、そのために実釣中と、ラインを結ぶ時など手元を見るときなどはメガネを掛け替えるほどのこだわりがあるとも。
これは10~20mという清水さんの釣りで“一番見たいところ”。ルアーの着水点辺りに焦点が合うようにすることでキャストが決まり、また狙うべきストラクチャーや地形の変化などがわかりやすくなる…というのが理由。
…つまり、朝・夕などの集中したい時間帯にストレスを感じることなく、いかによく見えるかが特に重要であると。
清水盛三の快刀【Devon/デヴォン】
ここで清水さんが愛用しているモデルにも触れておきます。
既にご存知の方も多いでしょうか。特に距離感を大事にされている清水さんが愛用されているモデルは、これじゃないと…というアングラーも多い人気モデル「Devon/デヴォン」。
「Devon/デヴォン」は日本人の顔に合う「4カーブレンズ」を採用することで、遠近感の狂いが少なく長時間の使用でも疲れにくいフレーム設計が特長。
視線を動かしても揺れや歪みが発生しないレンズを厳選し、適正なフレームバランスにセットすることでフレームカーブとレンズの傾斜による視界の違和感を排除。ぜひ、ハイカーブフレームで視界に違和感を感じる方は4カーブレンズを。
また、レンズがフラットな形状になることで気になる裏写りについては、フレームを立体的なデザインにすることでサイドからの光を遮断。
さらに、フィッティング調整がしやすいパーツを採用することで顔によりフィットさせることが可能であると。
SALOOという存在
今回、清水さんにお話を伺ったのは、ZEQUE by ZEAL OPTICSが展開する「SALOO by Zeque」にて。
SALOOは、2019年にオープンした「ZEQUE by ZEAL OPTICS」初となるショールームで、ZEQUE by ZEAL OPTICS+BUNNY WALKのほぼすべてのラインナップが実際に展示・購入できるほか、視力を測る設備なども充実しており、今回の清水さんのような要望をスタッフさんに相談した上で自分にピッタリの1本を探せる空間。
実は清水さんが、今回SALOOに訪問したのは「2~3年前に検眼して調整したきりで、再度“度”の調整がしたい」というのが理由。そこに記者が同席させていただいて、あれこれお話を伺ったという訳なのです。
そして実際、検眼時には10~20m先が見えるようスタッフさんが調整しておられ、その度数に合わせて所有している偏光サングラスのレンズを入れ替えるとのこと。
スタッフさんにもお話を伺うと、清水さんのように中・近距離で焦点を合わせたり、逆に遠距離で合わせたり。また、乱視を矯正したり、遠近両用などといった釣り人の要望に対応が可能。完全に釣り人目線で、快適に釣りができる1本を作ることができると。
世界を舞台に第一線で戦ってきた清水さんのこだわりがあり、そしてそのこだわりに応えられる場所がある。
偏光サングラスの1歩先の世界とは、いわば見えないという課題を解決する最短のアプローチ。見える・見えないでストレスを抱えられている方は一度、相談してみてはいかがでしょうか。
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