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シーバスゲームの幅を広げる超ワイドレンジのスピニングロッド!ゼナックの「インクルード」の全貌を公開!

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7月 23日より受注開始となったゼナックの「インクルード IS88-M9 マグナムバレット」。

汽水域から沿岸部のミッドショアゲームを幅広くカバーし、ルアーも15〜80g、更にはスペック外の120gのビッグベイトまでも扱える幅が広いことも注目を集めています。

対象となる魚はシーバス、青物、アカメ、フラットフィッシュなどターゲットの幅も非常に広い超バーサタイルなロッドです。

今回はシーバスロッドとしての側面にフォーカスを当てて「インクルード」の使用可能なシーバスルアーの幅広さについて深掘りして紹介していきます!

INQLUDE【ゼナック】

7月 23日 12:30 発売開始

Model Length (ft) Joint (pce) Closed Length (cm) Lure WT (g) Line WT (PE) Shock Leader Max(lb) Rod’sweight (average) (g) Grip length Reel seat size
IS88-M9 Magnum Bullet 8′ 8″ 2pc 137 15 ~80 1 ~ 3 60 205 515 ヘキサゴンリールシート 15

ゼナック公式「INQLUDE」詳細ページはコチラ

爆発力があるキャスタビリティー

「インクルード」の魅力は、その爆発力のあるキャスタビリティー。

ロッドネームにも“MAGNUM BULLET”とあるように、ルアーウエイトをブランクに乗せることで弾丸のように飛ばすことができるのだそう。

そのカギとなるのが、ブランク設計。“シャキッとしながらもパワーがある”ブランクに仕上げられているとのことで、軽量ルアーを使用した際は感度・操作性に優れ、ベストウエイトとされる50gでは、振り抜きの良さ、ハリ感による反発の良さを感じることが可能。

さらに最大の80gでも十分にウエイトを乗せてフルキャストできる安心感に加え、さらに遠投先でもアクションがつけやすいなど、これまでのロッドとは一線を画すロッドとなります。

各ルアーの使用インプレッション

以下ではゼナックフィールドスタッフ、広川 嘉孝さんからの各ウエイトのルアーを使用した際のインプレッションについて紹介していきます!

16gジグヘッドもしっかりキャスト可能

まず最初は対応しているルアーの中でも最軽量クラスの16gのルアーでもしっかりキャストが可能。

ブランクにハリ感が備わっているので、スイングスピード上げて振り抜けるので、15g前後の軽さであってもしっかり飛ばすことができるのだそう。

バイブレーション系ルアーからジグヘッドまでオールマイティに対応しており、また操作時も感度に優れ、巻き始めからかなりブルブルと振動が手元まで伝わってきます。

遠投先でも細かい操作や使用感もしっかり伝わるので、繊細にアプローチしたい場面にも活躍します。

シーバスゲームで多用する21gミノーも活躍!

続いては、シーバスゲームで多用する12cmの21gミノーについて。

こちらのサイズも問題なくキャストが可能。

気持ちよく振り抜くことができ、遠投も容易。リトリーブでの感度もバツグンです!

ベストウェイトの40~50g前後のルアーについて

続いては、「インクルード」のベストウェイトとされる、16cmクラスの43gのミノーについて。

比較的重めとされる43gのミノーですが、気持ち良く振り抜くことができます。

その使用感を例えると、ミディアムクラスのシーバスロッドで20gミノーを投げているような感覚なのだとか。

遠投性も優れ、落アユパターンのシーバスの時など「もうあと5m先まで届けたい」そんな時でもインクルードであればしっかり届けることができるのだそう。

また、リトリーブ時も感度が高く、ルアーの動きや潮の流れの変化がしっかり伝わるとのこと。

その他、張りのあるロッドアクションなので、トップウォーター系のプラグとも相性抜群。

実際、55gのトップウォーターペンシルを使用した際も、一定のリズムでドッグウォークさせやすく、一日通してもキャスト・アクションを続けやすいとのこと。

通常ベイトロッドで扱うようなビッグベイトも操作可能

また、通常ベイトロッドで扱うようなビッグベイトも取り扱うことが可能。

84gトップウォーターペンシルを使用した際もしっかり振り抜くことができ、バットにはそれでも余力が感じられたとのこと。

スピニングタックルでは、バックラッシュを心配せずにキャストできるのも大きなメリットといえるでしょう。

リールサイズなどで巻取りスピードを調整すれば軽快にドッグウォークなどの操作も容易とのこと。

115gトップウォーターペンシルも…

ちなみに、オーバースペックではありますが、115gトップウォーターペンシルも扱うことができるとのこと。(スペック以上のルアーはフルキャストできません)

115gのペンシルであってもキビキビとしたドッグウォークが可能。

ロッドのハリ感を活かし、84gルアーよりも強くティップを叩くことで、左右に振る時のスプラッシュ感を出しやすいのだそう。

釣りのスタイルを広げる超ワイドレンジのロッド

以上のように、「インクルード」は上記で紹介したルアーをすべて一本のロッドで使用することができます。

広川さん自身も“キャスト面でのアドバンテージがすごく大きいロッド”と語るように、釣りのスタイルを拡げることができます。

「バイブレーションも投げたい、ミノーも巻きたい、ビッグベイトも使いたい」という方にもオススメなロッドとなります!ぜひチェックしてみてください!

[ 実釣解説 ] INQLUDE IS88-M9 – MAGNUM BULLET – 菅原正史

出典:YouTubeチャンネル「ZENAQ」詳細ページ

ゼナック(ZENAQ ) プロフィール

1960年創業、made in japanの老舗ロッドメーカー。1960年頃よりバンブーロッドの製作を開始、その後は最先端の素材と熟練された技術を駆使し、各ルアーターゲットに最適化されたコンセプトのロッドを発表し続けている。 これまでエギングの「アソート」、メバリングの「アストラ」、ショアジギの「ミュートス」、ボートキャスティングロッド「トビゾー」、ジギングの「フォキート・IKARI」など様々なブランドやシリーズを展開、コアなファンからも圧倒的な支持を受けている。