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今江克隆のルアーニュースクラブR「確釣当確系だらけ! 8~10月登場の実力派ワーム系ニューアイテム紹介」の巻 第1202回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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梅雨が明け、一斉にセミが鳴きだし、これからが夏本番。

今季も中盤から後半戦突入となった今週は、イマカツの下半期(8~10月)登場確定済みの実力派ワーム系ニューアイテムを紹介しよう。

ダンベルクラブ、7月26日WEB限定発売スタート!

まずは、もうすでにココで何度も解説し、十分すぎるほどの結果と実績を残している河野(正彦)プロ初のオリジナルデザインワーム、「ダンベルクラブ」の発売が、いよいよ今週末頃(7月26日金曜19時予定)、イマカツWEBSHOP限定発売にてリリースが確定した。

いよいよ発売日も決まった河野プロの超絶ワガママをそのままカタチに実現した「ダンベルクラブ」。10個入りのトーナメントパックで、イマカツWEBSHOP限定販売になります

「ダンベルクラブ」の詳細は、過去の記事で読んでみてほしいが、このワーム、ルアーメイキング初心者である河野が、自分の理想を生産性完全無視で考えてしまったため、イマカツ史上、歴代ワーム最高額金型&採算無視記録を更新する、超絶ワガママコダワリ過ぎマクリワームとなった(ちなみに過去一は、12面体金型のモジャオこと「ヘアリーホッグ」)。

ただ、数えきれないほどの工夫とアクション性能を盛り込んだ多面体ダンベル形状は、マス針のみならずオフセットフックでの使用に、抜群の使いやすさを発揮し、なによりその大きさからは破格ともいえる「気付かせ能力」を発揮する。

「ダンベルクラブ」の最大能力を一言でいえば、バスに「着水点を見せないほどの遠くからでも発見させられる、生き物感のある極小サイトワーム」といったところだろう。

もはや説明不要の実績を残してきた「ダンベルクラブ」。ダウンショットリグでのバレルロールは「ダンベル」でしか出せない動きである

この能力がいかに重要か…経験値の高いアングラーならサイトの達人・河野プロの足先一本まで細部にわたったコダワリが理解できると思う。

先端のハサミの形状にまでこだわった脚の動きは、Instagramリールで見られるので、拡大して見てほしい。

まさに極小のラバー製シャッドテールである。

威力もすごいが、値段もすごい!

ちなみに、この「ダンベルクラブ」は、威力もすごいが値段もすごい!自分もドン引きレベルの10個6,000円…。

ネット直販ですら採算がギリギリなほどの、原価率余裕の50%越えという、商売無視のお馬鹿ワーム。

河野プロにルアー作りの基礎を学ばせるため&生活費獲得のために、一切妥協なく作れと指示したがゆえに、あとから販売価格を逆算した結果で、もうこんな現場泣かせの生産効率史上最悪のワームは、金輪際デザインさせるつもりはない。

バスバブル絶頂期の「モジャオ(ヘアリーホッグ)」は、生産数でカバーできたが、今や市場は当時の1/10程度なもんで…。

この経験で、本人もルアー作りの生産性と金型代の重要性が、身に染みて理解できたとは思う。

ただ、オフセットフックの場合、付属の「顎コイル」を使用すれば、1個で4~5匹釣っても余裕で持つほど耐久力は強く、元祖オリジナル「サイコロラバー」が2個入りで750円程度なので、1個350円と考えれば、「ダンベルクラブ」は真ん中でカットすれば、なんちゃってサイコロ2個にもなるので、1個で2個分、600円相当と思って、ご理解ください。

付属の「顎コイル」は、オフセットフック仕様では耐久力が段違いなので、絶対に使いたい。マス針仕様の場合は、がんばって真ん中に「G-nius project オリジナルシリコンチューブ」を、専用治具「シリコンチューブプライヤー」で装着すれば、ナマズが喰っても耐久力は抜群になる

幸い「ダンベルクラブ」は、エラストマー共用金型で製作しているため、今後は採算的にも、耐久力抜群のエラストマー製と並行生産する予定です。

完璧に浮く高耐久「ダンベルクラブ エラストマー」も追加生産予定。むしろコッチの方が割安感がでるかも…

お待ちかね!ジャバロンスーパーリアル(SR)85

次に、8月にほぼ同時リリースになりそうなのが、自分もお待ちかねの実力派ワーム、「ジャバロンスーパーリアル(SR)85」と、双璧をなす「レイジースイマー3.9インチ」だ。

いよいよ「ジャバロンスーパーリアル(SR)85」も近日リリース確定。できれば桧原湖戦の前に出したくはなかったが…

ともにエラストマー素材共用金型で製作しており、先発リリースは誰もが使いやすくて手頃な価格のワーム素材版、秋以降にエラストマー版も予定している。

「ジャバロンSR85」の実績は、もう今さら書く必要もないが、昨年秋から冬にかけては本当にサイトフィッシング、ジグヘッドリグ、ダウンショットリグで無類の強さを発揮してくれた。

もう「ジャバロンSR85」に関しては、宣伝する必要もないと思っているので、まさに見た目も動きもスーパーリアルと呼ぶに相応しい完成度を実感してほしい。

昨年の晩秋以来、たぶん一番バスを釣ってる「ジャバロンスーパーリアル85」。自分は、誰でも簡単に釣れるワームほど、ナゼか発売されると使いたくなくなる病気に罹ってます

どんなリグにもマッチするが、今江的㊙おススメは、振り子リグでのボトストと、マス針チョン掛け水面アバレハッチャク速巻きです。

ちなみに「ジャバロンSR85」は、その形状、動き的もワーム素材版が最強です。

「ジャバロンSR85」は3DRカラーが素晴らし過ぎるが、実は何気にワームカラーがめちゃくちゃ釣れます。特に「グリパン」と「リザーバーウグイ稚魚」は必携

レイジースイマー3.9インチ

そして、もう一つのリアル系ワーム双璧が「レイジースイマー3.9インチ」。

「ジャバロンSR85」が「動」のリアル系とすれば、コチラは「静」のリアル系ワーム。

静のリアル系ワームともいえる「レイジースイマー3.9インチ」。ジグヘッドリグでは、最強の遠距離ライブシューティング性能を発揮する

ハデなアクションはしないが、微振動型「薄ハドル」と呼んでいる「レイジースイマー」のナチュラルさを、さらにナチュラル&ローインパクトにしたのが「レイジー3.9インチ」である。

泳がせると一見、ノーアクションのi字系にも見えるが、よく見ると「レイジースイマー」譲りの薄ハドルテールが、繊細で良い仕事をしてくれている

ノーシンカーリグも対応するが、0.6~3.5gジグヘッドリグとの相性が最強で、フォール速度を殺さない微振動テールなので、ジグヘッドリグならではのリアクション能力を存分に発揮できる。

今江的に、オールマイティ、かつ超簡単に釣れるオススメのリグは、「ヴェスパ#1/0・2.7g」のジグヘッドリグだ。

またアラバマリグには、最強無双のパートナーになるだろう。

コチラはワーム版、エラストマー版、ともに用途別で甲乙つけがたい良さがある。

すでにテスト段階から確釣当確ワームで、未公開動画も多数あるので、近日公開していきたいと思う。

双璧のリアル系ワーム、「ジャバロンSR85」や「レイジー3.9インチ」は、動画撮影では、ローライトなら数時間もあればすぐに撮れ高十分となる実釣ロケお助けワーム。近日、実釣動画公開します

9月~10月頭にリリース予定のワームを紹介!

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