34kgオーバーを仕留めた！ヒラマサ特化型キャスティングロッド「SINPAA（シンパ）」
ヒラマサ特化型キャスティングロッド、ゼナックの「SINPAA（シンパ）」。
ヒラマサといえばマグロやGTと並ぶ、海の最高峰のターゲット。
テクニカルな誘いだし、迫力あるバイト、スリリングなファイトと、一度踏み込んでしまえば、そのゲーム性の高さに虜になるアングラーも多いと言われています。
そんなヒラマサのビッグワンを仕留めるスペシャリティロッドとして誕生したのが「SINPAA（シンパ）」となります。
先日、公開された玄界灘で夏ヒラマサキャスティングを追ったドキュメンタリー「The Way」でも使用。
また動画内で30kgオーバーを仕留めた吉次愼介さんによる「SINPAA 83 HIRAMASA」の解説動画も公開されているので併せてご覧ください。
ヒラマサを仕留めるためだけに注力された1本
「シンパ」のラインナップは、「SINPAA 83 HIRAMASA」の一機種のみの展開。
徹底してヒラマサを仕留めるためだけに注力して、レングスからブランク設計、ガイド、グリップと全ての個所をヒラマサに焦点を当てて開発されています。
もちろん狙うのもただのヒラマサではなく、幾人が挑戦し困難とされていたビッグワンクラスを想定。まさに、釣り人が全身全霊で挑めるザ・ヒラマサロッドに仕上げられています。
| Length | Lure | PE Line | 推奨リールサイズ | 対象魚 | 通常価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8′ 3″ | 65～130g | 5～8 | SW10000～14000HG | ヒラマサ 10～20kg overを対象 | ￥68,200 税込 |
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ブランクへのこだわり
「シンパ」のこだわりの一つが、レングス。
監修した山本克己（やまもとかつき）さんも「ヒラマサキャスティングは飛距離が出せないと勝負にならない」と語るなど、飛距離は非常に重要なファクター。
繰り返しテストを重ねた中で辿り着いたのが「8ft3inch」という長さ。
最も飛距離が出しやすく、それでいて船の舷の高さ・海面までの高さ、そしてルアー・ラインさばきを考慮した長さ、それを突き詰めたところ「8ft3inch」にいきついたのだそう。
対ヒラマサに求められる要素をすべて取り入れたブランク設計
そしてもう一つが、ブランク設計。
吉次愼介さんの解説動画でも語られていたように、ヒラマサキャスティングでは主に65g～130gのダイビングペンシルやポッパーがメインで使用されます。
「シンパ」ではその中でもよりヘビーなモデルからライトなウエイトのルアーを幅広く扱うことができ、キャスト時の振り抜きはもちろん、遠投先での細かい操作がしやすいようティップも少しソフトに設計。テクニカルな誘いが求められる場面にも相性が良く、タフな場面にこそ、その真価が発揮されるロッドに仕上げられています。
それでいてベリーからバットにかけてはパワーを残す設計となるため、ヒラマサに強烈なダッシュにも対応できるのだそう。実際、5kgクラスのヒラマサが掛かっても20kgが掛かったようなブランクの曲がりになるそうで、曲がることでバットでタメを作り、引きを受け止めることで、リフトアップさせることが可能。
さらに、ティップが入ることでバイト時に弾かれることを軽減。特に反転動作時でより深くフックが食い込みやすくなるそうで、実際ヒラマサの場合はフッキング動作はなく、基本的にヒラマサの反転とそれに合わせたドラグ値、ティップの柔らかさ、ベリーからバットにかけてのパワーといった要素でフッキングが決まると言われています。
「SINPAA（シンパ）」では、そうしたルアーの操作性やフッキング要素、ファイト時のパワーなど複数の要素を計算に入れつつ、ブランクに活かされています。
握り込みやすい「変則六角形」のゼナックオリジナルデザイングリップ
そしてそんなビッグワンのファイトをサポートするのがグリップ部分。
「シンパ」では、「変則六角形」のゼナックオリジナルデザインの「ヘキサゴングリップ」を搭載。
「ヘキサゴングリップ」は握った時の指の形に合わせ込んだ「変則六角形」のオリジナルデザイン。ビッグワンとのやりとり、長時間によるファイトでは握り込みやすく力の伝達をスムーズにし、パワーロスを軽減。
またルアー操作時にも手を添えやすくすることで、より繊細なアクションの入力を可能にします。
キャスティングヒラマサでビッグワンと出会えるのはほんの一瞬の巡りあわせ。そのわずかなチャンスをものにできるかは釣り人の技量はもちろん、タックルチョイスも非常に重要となります。
吉次さんが34kgのヒラマサを仕留めたことからも分かるように、「シンパ」はヒラマサを獲るための要素を徹底的に追求したロッドに仕上げられています。
「シンパ」を手に、憧れのビッグワンを追い求めてみませんか？
