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独自技術で目感度・手感度バツグンなチューブラーティップ!新作イカメタルロッド「ブリゲイドトバリ」

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夜の帳(とばり)にブリゲイドトバリ。

今期も盛況のイカメタルシーン。2024年はテンリュウから久しぶりのイカメタルロッド「ブリゲイド トバリ」がリリースされた。

出典:テンリュウ公式X

独自テクノロジー満載&テンリュウらしい状況別にスペシャリティを持つ3モデルが展開される。

乗せ重視のベイトモデルがBT682B-L、掛け重視のベイトモデルBT682B-M、そして掛け重視のスピニングモデルが BT642S-Mというラインナップだ。

TENRYU ブリゲイドトバリ

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
スッテサイズ
(号/g)
錘負荷
(号/g)
ライン
(PE/号)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格(税別)
NEW BT682B-L B 2.03[6’8″] 2 RS 105 5-25号(20-100g) 8-30号(30-120g) 0.4-1.0 380 1.2 87 95/5 ¥42,000
NEW BT682B-M B 2.03[6’8″] 2 F 105 8-35号(30-135g) 15-40号(60-150g) 0.4-1.0 380 1.2 88 96/4 ¥43,000
NEW BT642S-M S 1.93[6’4″] 2 F 100 8-35号(30-135g) 15-40号(60-150g) 0.4-1.0 425 1.3 89 96/4 ¥42,000

テンリュウ公式「ブリゲイド トバリ」詳細ページはこちら

独自技術とメリット

「ブリゲイド トバリ」は非常に感度に優れ、乗せ感もよく粘り強い。ありきたりな言葉にはなるが、まさにその通りなのである。それにはテンリュウの技術が関係する。

まずは「マグナフレックス製法」。弾性の異なるカーボンセクションを、またはカーボンセクションからグラスセクションを繋ぎ目なく1本のブランクスとしてチューブラ状に成型できる技術。

わずかなアタリを取ることがキーとなるイカメタルゲームだけに、しなやかなソリッドティップを採用したロッドも多い。

しかし、全く違和感のないスムーズな曲がり込みを見せるティップを作ることがチューブラで可能なマグナフレックス製法だけに、ごくわずかな荷重変化を明確にティップに表せる。

かつ、中空構造ゆえにカツンと響くようにアングラーに伝える。目感度にも手感度にも優れているのはマグナフレックス製法ならでは。

その繊細なティップの機能性をスポイルしないよう、ティップ部のガイドは軽量なチタンフレーム・SiCとなっていたり(ベリーからバットはステンレスフレーム)、バランスの良さも感じさせる。

ちなみにベイトモデルのグリップは PMTSシートでショートトリガー。構え方にも自由が利き、操作する醍醐味を邪魔せず握れる。

カーボンフレックス

△BT682B-M、BT642S-Mには低弾性カーボンのティップから全く違和感なくスムーズに曲がり込むブランクスを成形できるカーボンフレックスを採用

グラスフレックス

BT682B-Lはティップセクションにグラスチューブラを採用したグラスフレックスで成形。さらに超しなやかなモデルで激タフな展開やスローな展開にもドンピシャな機種に

そして、バット部にはC・N・T(カーボンナノチューブ)素材をコンポジット。軽量かつ粘り強さのあるブランクスを作るには欠かせない要素で、近年はかなり重めの鉛スッテを使用するケースもあり、またオモリグのキャストや操作面でもアングラーが負担なく行える。

もちろん大型のケンサキイカがダブルで…といった場合や、分かりやすく強い引きが持ち味のスルメイカが掛かっても安心だ。

3モデルの特長

先の通り3モデルが展開されるブリゲイド トバリ。

BT682B-L

ベイトモデルの乗せ調子がBT682B-Lだ。

グラスフレックスを採用した超繊細かつ負荷に応じてどこまでも曲がり込んでいくような印象を受けるこのモデルは、ロングステイなどスローな展開が効く時に頼りになる。

船の上下動を吸収しながらドロッパーを海中で安定させるのも得意なモデルだ。

BT682B-M

BT682B-Mは掛け重視のベイトモデル

こちらはカーボンフレックスを採用しティップには低弾性カーボンチューブラーを採用。

より早いテンポでの釣りやアタリから即掛けする際のフッキングレスポンスにも優れたモデル。

 BT642S-M

BT642S-Mは掛け重視のスピニングモデル。オモリグも扱いやすい機種だ。

オモリグのみならず、鉛スッテ&ドロッパーでも、ただバーチカルに落としているだけでは乗りが悪いという状況はある。

そんな時に、例えば明暗際を通したり、キャストからのカーブフォールでバイトが連発することもある。

そんな時にしっかりとアンダーでキャストでき、軽くキャストした先でも操作性が高く明確な感度を持ち、そこで掛けられる調子に仕上げたモデルだ。

各モデルともに西陣織仕様のカーボンシートがリールシート周りやジョイント部にあしらわれているのもテンリュウロッドの証といえる。

盛況のイカメタルゲーム、実践型のホンモノ、ブリゲイドトバリで楽しんでみてはいかが?

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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