6月下旬にデビューした、エギ王シリーズ内No.1アピールモデルの「エギ王SEARCH」。
そのSEARCHに、梅雨や夏の夕立後の濁りの中でもそのアピール力を発揮する“全身夜光ボディ”の「SEARCH490グローシリーズ」が登場しました。
今回はプロトからテストを重ね、今年の春、梅雨の序盤にも撮影の中でしっかり使い込んだ経験から感じた、エギ王SEARCH490グローの強みと、夏イカエギングにおける有効性をご紹介します。
ラトル音+フラットサイド+490グローのハイアピールモデル
エギ王SEARCHはYAMASHITAのテクノロジーがほぼ全て搭載されており、エギ王シリーズに搭載されてきた機能がギュッと凝縮されたモデル。
イカ類から見やすい発光色の490グローボディを搭載したSEARCHは、梅雨・夏イカシーズンのプライムタイムとなる、朝夕マヅメの光量変化・ローライト時にもしっかりとアピールができ、薄濁りの中でもその存在がアオリイカにしっかりと伝えられます。
そもそもSEARCHは、視界が効きにくい状況下で効果的な音によるアピールの“サーチラトル”、そして海中に入りにくい僅かな光を最大限に反射に活かせる“フラットサイドボディ”のコンビネーションは、もはやエギ王シリーズのローライト・濁り攻略モデルとも言えるシリーズです。
マヅメ~夜のローライトな状況だけでなく、日中の濁ったシチュエーションでも490グローのボディカラーは効果的です。
また、長時間発光が可能なボディは発光の効果も長時間持続します。
プロトタイプから使用し感じたことは、その時期の大型に効くということ。伊豆諸島でのテストや九州・山陰エリアでの釣行時にもその時々のMAXサイズは全てエギ王SEARCH490グローでの釣果。
ローライトはアオリイカも活性の高まる時間帯。その中でアオリイカからいち早く見つけてもらいやすい機能は大型イカへの近道になると感じています。
夏イカエギングでの有効性
エギ王SEARCHは今回の490グローシリーズが追加となったことで、より夏イカエギングに有効なシリーズとなりました。昨今の夏は日中の気温が30度を超える日も多く、マヅメ~ナイトの比較的涼しい時間や曇天・雨による気温が上がりにくい状況が最適な時間帯と言えます。
水深のある潮通しの良い場所も夏イカ狙いの好スポット。光量変化の限られた時間内でアオリイカに効率的に見つけてもらい、キャスト数を稼ぐために必要な要素はアピール性能と沈下速度が重要となります。エギ王SEARCHは他のエギ王シリーズよりも沈下速度が速い“ちょい速フォール”も特長の一つ。
サイズ | 重量 | 沈下スピード |
2.5号 | 12g | 約3.6秒/m |
3.0号 | 17g | 約3.2秒/m |
3.5号 | 24g | 約2.8秒/m |
小型~大型が混じる夏イカエギングでは、あらゆるイカのサイズに対応可能な3号が軸。一回り小さい2.5号も沈下スピードだけを見れば通常のシリーズの3.5号感覚で使うことができます。SEARCHの2.5号、3.0号は水深のあるエリアでの探る際のテンポを上げてくれ、潮通しの良いエリアでも底取りを容易にしてくれるエギ。
プライムタイムとなるローライトな時間帯に、高活性なアオリイカに強烈にアピールする機能を搭載しているため、夏イカ狙いの際にも有効なエギのタイプと言えるエギ王SEARCH。この記事が出るころにはエギ王SEARCH490グローの2.5号も発売予定です。
夏のエギングは日中は厳しいですが、マヅメ~ナイトゲームは活性も高まるチャンス。暑さを避けて、タイミングを狙い撃つ夏イカゲーム。熱中症等にならないように注意しながら、過ごしやすい時間帯に是非夏のエギングを楽しんでみてください。
関連動画
出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」