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トッパーのライン選び/寄稿:chest114代表 杉原 康太郎

寄稿:杉原 康太郎
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夏のバス釣り入門

夏と言えばトップウォーターの季節。

そう思うのはトップウォータープラッガーだけでは無いはずだ。

トップウォータープラッガー(トッパー)とはオールシーズンを通してトップウォーターゲームに拘って楽しむ人々の総称だという事はバスフィッシングをある程度したことある人なら知っているはずだ。

杉原 康太郎(Kotaro Sugihara) プロフィール

トップウォータープラッガーより広く支持を集めるブランド「Chest114」の代表を務めるルアービルダー。 大学在学中の2004年にChest114を設立して以降、三重県鈴鹿市の工房で創作活動を行う。バス以外にはソルトにも造詣が深く、各地神社への「つり上げ守り」の頒布も積極的に行っている。

トップウォーターの魅力

このトップウォーターだけで楽しむ遊びは、日本独自に進化したバスフィッシングの文化の一つであると言っても過言ではない。トップウォーターでブラックバスを釣った事がある人なら、その釣りがいかにエキサイティングな釣り方であるか分かっていただけると思うが、同様にいかにトップウォーターでバスを釣り上げる事が難しいかという事も分かっていただけると思う。数を釣りたいのであれば、ワーム等を使う方が圧倒的に釣果にはつながるし、トップウォーターで釣る事を考えると比較的イージーであると考えられている。

では、どうしてあえて釣りにくい釣りをしているのかというと、その釣りの魅力が格別であり、この上ない興奮をもたらしてくれるからである。1ozクラスのウッドのトップウォータープラグにブラックバスがバイトした瞬間、アドレナリンが分泌され頭の中が真っ白になり、いい大人が一瞬で子供に逆戻りするというタイムスリップが起こる。こんな最高の遊びを知ってしまうとやめられなくなってしまい、気付けば立派なトップウォータープラッガーになっている。

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